会社に頼らない、シニア独立に必要なお金の勉強
60歳で定年退職をして、再雇用をされない選択をするとしたら。
会社から離れて、「独立シニア」の道を行くには何から準備すればいいだろうと考えました。
私の生まれ年では、公的年金支給は65歳からです。
60歳でサラリーマンとしての収入が途絶えたら、年金受給までの生活をどうするのか?
当然ですが、その点をクリアしなければ路頭に迷うことになります。
また、最近は、若くして「※FIRE」を目指す方も多いと聞きます。
※「FIRE(Financial Independence, Retire Early(経済的自立と早期リタイア)」
人生100年時代を見据えた「キャリアプラン」と「キャッシュフロー試算」は、これからを生きる私たちの必須課題になるのではないでしょうか?
そのためにもやはり、「お金の勉強」として、YouTubeの「リベ大」で学長の両さんがすすめてくれる
「簿記」と「ファイナンシャルプランニング技能士(FP)」が必須科目になると考えました。
そこで退職までの目標として、この2つの資格取得にチャレンジすることにしました。
なぜ、簿記とFPの勉強がおすすめなのか「5つの理由」
「お金の勉強」でいつもお世話になっているYouTubeチャンネルが、上でも書いた
両学長の「リベラルアーツ大学」です。
(このチャンネルのお陰でマネーリテラシーがアップできたといっても過言ではありません)
その両学長が「最高の基礎教材」としてあげているのが「簿記」と「FP」です。
「リベラルアーツ大学」で両学長が詳しく説明してくれている動画をご紹介します。
- ビジネスに活かせる
- 公的補償を知って不要な保険がわかる
- 住宅取得で失敗しなくなる
- 公的年金を知り老後設計に活かせる
- 資産運用の基礎知識が身に付く
の5項目です。
この先会社を離れて、フリーランスでやっていくとしたらやはり簿記の知識は必要です。
お金の出入りを把握する基礎的な知識が得られるので、家計の見える化にも役に立ちます。
そうすれば、無駄な支出をなくすことにもつながりますしね。
また、FPでは公的年金や社会保障についてちゃんと学ぶことで、老後への余計な不安を持たなくて良くなるというわけです。
今までなんとなく会社任せにしていた税金についても、体系的に学ぶことができます。
税金や社会保障というのは、知らないと損をすることにつながるので、
個人でやっていくためにはちゃんと勉強しておく必要がありますよね。
退職金を増やしてやろうと意気込んで、知識もないのに個別株投資に突っ込んだ挙句、貴重な老後資金を溶かしてしまうような間違いを犯さないためにも資産運用の知識は必要です。
というわけで、まずは両学長がおすすめの「簿記」と「FP資格」の学習から始めました。
簿記3級へのチャレンジ!
さて、アラ還になって今さらという感じは否めませんが、簿記3級の学習開始です。
書店に行き、資格関連コーナーでテキストと問題集を選ぶところからスタートです。
結構な種類のテキストがあり、さんざん迷った結果人気が高そうな以下の2冊を購入。
- みんなが欲しかった!簿記の教科書3級
- みんなが欲しかった!簿記の問題集3級
もともと、実務で財務部に渡す前の経費処理などもしていたこともあり、簿記の内容は割とすんなり理解を進めることができました。
あらためて、複式簿記の仕分けの美しさに魅了されたり(笑)。
もっと早く勉強しておけば良かったと思いました。
学習開始したのが、2020年の9月末。受験が11月でした。試験会場は近所の商工会議所でしたが、周りの受験生は女子高生が大半。おじさんとしてはちょっと恥ずかしかったです。σ^_^;
簿記3級の学習記録については、下記の記事を参照してください。
簿記の試験翌日からは、FP(ファイナンシャルプランニング技能士)3級の学習スタートです!
FP3級へのチャレンジ!
簿記の次は、FP(ファイナンシャルプランニング技能士)3級の学習開始です。
FPの学習用テキストと問題集は簿記でお世話になったのと同シリーズ
- みんなが欲しかった!FPの教科書3級
- みんなが欲しかった!FPの問題集3級
で行くことに、さほど迷わず決定しました。
FPの学習では、
- ライフプランニングと資金計画
- リスクマネジメント
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
の6分野を体系的に学びます。
とにかく範囲が広いので計画的な学習が必要になります。日々、どうやって学習時間を確保するかが課題です。
在宅ワークが増えて、その分通勤時間がなくなったので、その時間を学習に当てることできたのは幸いでした。
在宅の日は朝起きてから始業までの時間と、終業してから夕食までの時間でテキストと問題集をこなし、
出社する日は、通勤電車の中で「FP過去問道場」のサイトをスマホで見て、過去問を解きまくりました。
このFP3級の学習の過程については、下記のリンクの記事を参照してください。
まとめ
今まで会社に任せきりだった「お金まわりのこと」も、「独立シニア」になれば自分で解決しなくてはなりません。
そのために私は59歳から、簿記とFPの資格取得を目標にしました。
(そして59歳のうちにどちらも実現しました)
使い古された言葉ですが、「何歳からでも、新しいことを始めるのに遅すぎることはないと思います」。
両学長がいつも言ってくれます「人生で今日が一番若い日です!」
これからもどんどん勉強して、自由に生きる日々を勝ち取ります!
以上、この記事が何かあなたの参考になれたら嬉しいです。
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