11月月初に選んだ今月読みたい小説5作品!
Kindle Unlimited 読み放題の対象本から5作品をピックアップ
昨年の11月から、「Kindle Unlimited」で私が読んだ本の紹介をしてきました。
数ある「読み放題」対象の本の中から、皆さんが読む本を選ぶ際の参考にしてもらえたらと思い、始めたものです。
その最初の記事が🔽こちらです。
当初は、私が読んで良かった作品を「こんな作品が読み放題で読めますよ」とお伝えするのが趣旨でした。
この企画を1年間、毎月1記事アップを継続してきて、一つ問題があることがわかりました。
それは、「私が一ヶ月間に読んだ本から5選を翌月初めに紹介する」という方法だと、
紹介するタイミングで「読み放題の対象外になる作品」が発生することでした。
Unlimitedの対象作品は、随時入れ替えがされるのですが、
昨年の11月段階では、私がそれをちゃんと把握していませんでした。
一年継続してきてあらためて思うのですが、
紹介時に対象外になっていては、せっかく記事を読んてもらった方に申し訳ないです。
そこで私は、若干方針を変更することにしました。
毎月月初の時点で「読み放題対象」になっているものから、私自身が読みたいと思った作品をピックアップしよう。
そして、「そのリストを共有することで、皆さんに参考にしてもらえるかもしれない」そう考えたのです。
ということで、2022年11月月初の今、読み放題対象になっている作品から私が今月読みたい5作品を選びました。※2022年12月1日確認:この記事で紹介した5作品は、12月1日現在も読み放題対象です。
※2023年2月1日確認
この記事で紹介した5作品のうち『虚構推理』以外は、
読み放題の対象から外れていました。
悪しからずご了承ください。
それでは、前置きが長くなりましたが、早速その5作品を見ていきましょう!
Kindle Unlimited の詳細はこちらのリンクを参照してください。
『ハサミ男』 殊能将之
さて1冊目に選んだのは、
殊能将之さんの『ハサミ男』です。
Twitterの読書垢の皆さんのツイートで、度々見かけて気になっていた作品です。
Amazonの紹介文にはこのように記載されていました。
美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。3番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作! 【2005年公開映画「ハサミ男」原作】(講談社文庫)
Amazon紹介文より
なんと、2005年に映画化もされているのですね。
知りませんでした。
美少女を狙うシリアルキラー?「ハサミ男」。
その「元祖ハサミ男」が狙っていた第三のターゲットが、模倣犯?のもう一人の「ハサミ男」に先をこされてしまったらしい。
うーん、とにかく面白そうです。
Amazonの星の評価では、「星5つ中の4.2」です。
こちらを11月の1作品目に決めました。
2022年11月6日 読了ツイート
#読了
いやー、そうきたか😅
さすが傑作ミステリと言われる作品✨
ハサミ男の正体も模倣犯も、
最後まで見抜けませんでした😂
それにしても、
引用される名作ミステリの多彩さ!
ミステリ好きを名乗るには、
どれだけ読まなきゃダメなの😆???
『新世界より』 貴志祐介
次に選んだのは、
貴志祐介さんの『新世界より』です。
なんとこちら「全3冊合本版」ということで、Unlimited 1冊の枠で3冊読めてしまうものです!
なんと太っ腹なんでしょう!!
Amazonの紹介文にはこのように書かれています。
1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖(かみす)66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。周囲を注連縄(しめなわ)で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。「神の力(念動力)」を得るに至った人類が手にした平和。念動力(サイコキネシス)の技を磨く子どもたちは野心と希望に燃えていた……隠された先史文明の一端を知るまでは。第29回日本SF大賞受賞作が合本に!
Amazon紹介文より
ご覧のように舞台は1000年後の日本です。
そこで念動力(サイコキネシス)の技を磨く子供たち。
それが「隠されていた先史文明」の謎を知ることで、何かが変わり始めるようです。
いやー、ときめくワード山盛りですね。
しかも講談社文庫3冊分のボリュームです。
ちなみに、上・中・下巻を別々に入手しようと思うと、
中と下巻は、「Unlimited」の対象外なので何故か880円と990円で購入することになります。
これはもう、1000年後にイメージトリップするしかないですね。
こちらを2作品目に選びました!
2022年12月3日 読了ツイート
#読了
私たちが生きる現代が、
先史時代と呼ばれる1000年後
その間には、文明の断絶がある
呪力が、先史時代のテクノロジーに
とって変わった世界
人類は、自身で制御不能な力を
持ってしまった
現代の核のように
預言書のような壮大な物語でした✨
#新世界より
#貴志祐介
『世にも奇妙な君物語』 朝井リョウ
さて、次に選んだのは、
朝井リョウさんの『世にも奇妙な君物語』です。
まず書影でビビッときました。
空高く飛ぶ、これは「回転ブランコ」と呼べば良いのでしょうか?
回転するブランコに腰掛けている人たち、そこから一人の男性?がスピンアウトして落下していこうとしています。
これはどんな世界観を表すのでしょうか?
この書影だけで、何かザワザワするものを感じます。
オチがすごい・・・!
いくつもの書店で週間ランキング1位に輝いている話題作★異様な世界観。
Amazon紹介文
複数の伏線。
先の読めない展開。
想像を超えた結末と、それに続く恐怖。
もしこれらが好物でしたら、これはあなたのための物語です。
待ち受ける「意外な真相」に、心の準備をお願いします。
各話読み味は異なりますが、決して最後まで気を抜かずに――。
では始めましょう。朝井版「世にも奇妙な物語」。
このAmazonの紹介文!
これでは、物語のあらすじは全く見えませんね。
ただただ「異様な世界観」に引き摺り込まれそうという予感だけは確かです。
そして、読んでみたくなるには、それだけで充分です!
11月の3冊目は、この作品で決まりです!!
2022年11月8日 読了ツイート
#読了
5章からなる短編集✨
まさに、「世にも奇妙な物語」の
小説版?
各話の終盤で、ほっとしかけると…、
そんなありきたりのエンディングだと思うなんて、
あなたもまだまだね😏
と言われるかのようなラストがー😲
#世にも奇妙な君物語
#朝井リョウ
『虚構推理』城平京
次に選んだのは、
城平京さんの『虚構推理』です。
こちらは、2020年1月にアニメ化された作品です。
残念ながら私は、そのアニメは見ていないのですが、表紙のイラストでぜひアニメも見てみたいと思いました。
Amazonの紹介はこんな感じです。
巨大な鉄骨を手に街を徘徊するアイドルの都市伝説、鋼人七瀬。
人の身ながら、妖怪からもめ事の仲裁や解決を頼まれる『知恵の神』となった岩永琴子と、とある妖怪の肉を食べたことにより、異能の力を手に入れた大学院生の九郎が、この怪異に立ち向かう。その方法とは、合理的な虚構の推理で都市伝説を滅する荒技で!?
驚きたければこれを読め――本格ミステリ大賞受賞の傑作推理!
表紙のイラストからなんとなくファンタジックな作品をイメージしましたが、
なんと、本格ミステリ大賞受賞作とは。
ますます気になります。
この作品は全5冊のシリーズもので、1冊目だけが「Unlimited」の対象です。
1冊目でハマったら、続きが読みたくなるのでしょうね。
そうなったらAmazonの思う壺ですね。
分かっていても読みたくなる魅力があります!
この作品が、11月の4冊目に決定です!!
2022年11月11日 読了ツイート
巨大な鉄骨を手に
人を襲うアイドルの亡霊「鋼人七瀬」
その都市伝説に立ち向かう
『知恵の神』となった岩永琴子と、
異能の力を持つ九郎
この怪異を滅するその方法とは?
論理を駆使した、
最後の攻防戦は圧巻✨
驚きたければ、一読の価値あり!
#読了
#虚構推理
『後宮の検屍女官2』 小野はるか
次に選んだのが、
小野はるかさんの『後宮の検屍女官2』です。
こちらの1作目を今年の6月にUnlimitedで読んで、7月の記事に掲載しました。
それが下記のリンクの記事です。
その続編が、Unlimited の対象に加わっていたので続きを読んでみようと思いました。
※ちなみにその1作目も現在「Unlimited」の対象になっています。
2作目のAmazonの紹介文はこんな感じです。
後宮を揺るがした死王の事件からひと月半。解決に一役買った美貌の宦官・延明(えんめい)は、後宮内の要職である掖廷令(えきていれい)に任ぜられる。
だがその矢先、掖廷獄で大火災が発生。さらに延焼した玉堂の中から首を吊ったとみられる妃嬪と、刃物をつき立てられた宦官の遺体が見つかった。
宦官に恋慕した妃嬪による無理心中と思われたが――?
延明は、検屍となると唯一覚醒するぐうたら女官・桃花(とうか)と再び事件に向かう。発売直後から大反響&重版続々!
Amazon紹介文より
話題沸騰の中華後宮×検屍ミステリ、待望の第2弾!!
1作目の事件から、ひと月半、また新たな事件が起きました。
今回も、「美貌の宦官・延命」と検屍の知識と技術を持つ女官「桃花」の二人がその事件を解決していくようです。
この二人の個性的なキャラと、謎解きの巧さが魅力です。
せっかく続きがUnlimitedで読めるようになったので、これを読まない選択は私にはありません!
ということで、11月の5作品目も決まりました!!
2022年11月13日 読了ツイート
#読了
後宮の掖廷獄で発生した大火災
延焼した玉堂の中から
妃嬪と宦官の死体が…。
二人は、無理心中を図ったかに思われたのだが…、
検屍の知識と技術を持つ女官桃花と
延明は、事件の真相を明らかにしていく
2作目も楽しめましたー😆🤚
#後宮の検屍女官2
まとめ
さて、このように2022年11月に「Kindle Unlimited」で読む5作品の選択ができました。
「Unlimited」の対象作品は、頻繁に入れ替えされますが、
今回選んだのは11月4日現在「Unlimited対象」の作品なので、
おそらく11月中は対象外になることはないのではと思います。
これから私も読み進めますので、皆さんも気になる作品があれば一緒に読んでみませんか。
※この記事の「本の画像」がAmazonのサイトへのリンクになっています。
「Kindle Unlimited」は、初回30日間は無料ですので、その間に読みまくるのもありですよ(笑)
以上、この記事が何かあなたの参考になればうれしいです。
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