2023年10月に読み放題で読みたい小説5選
いやー、今年もあっという間に10月ですよ;
秋の気配を感じることもなく9月が去ってしまいました。
10月に入っても真夏日が続くとか、どうなってるんでしょうか?
って言ってたら、2日くらいから急に涼しくなりましたね😊
夜になると秋の虫の音の冴えてきたような気がします。
日が暮れるのもすっかり早くなって、秋の夜長を実感できるようになってきました。
ということは、そう!。
いよいよ読書の秋本番です!!
それならば、ということで今月も「Kindle Unlimited 読み放題」対象作品から、
秋本番の10月に読みたい小説5作品を選んでみたいと思います。
10月月初時点の「読み放題対象作品」の中から、
私が読みたいと思う小説5選です。
先月9月に選んだ5作品は、どれも楽しめる作品でした。
その記事がこちらになります。
Kindle Unlimited 読み放題の対象作品は、随時入れ替えされます。
上記の9月に選んだ作品も対象外になっている場合があります。
そのため、気になる作品を読み放題で見つけたら、
ライブラリーに登録しておくことをお勧めします。
※ライブラリー内の作品は、読み放題対象から外れても継続して読むことができます。
「Kindle Unlimited 」は、月額980円で好きなだけ読める本のサブスクサービスです。
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30日間、読みまくって「自分には合わないな」と感じたら、
無料期間中に利用を停止することもできます。
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さて、それでは2023年10月に読みたい小説5作品を選んでいきましょう!
『アルテミスの涙』 下村敦史
「Kindle Unlimited 読み放題」で10月に読みたい小説の1作品目に選んだのは、
下村敦史さんの『アルテミスの涙』です。
『江花病院』に長期入院している閉じ込め症候群(ロックドインシンドローム)の女性患者・岸部愛華が深夜に体調を崩した。当直中の産婦人科医・水瀬真理亜が診察すると、愛華は妊娠していることが判明する。寝たきりの愛華は誰に妊娠させられたのか? 病院は騒然となり、政治家である愛華の父は激怒するが、前代未聞の事件はマスコミに報道されて世間の知るところとなる。真理亜は真相を探るべく、話すことができない愛華のまばたきを通して彼女の“声”を聞くが――
Amazon紹介文より
「ロックドインシンドローム」で長期入院している女性患者が、
妊娠していることが判明します。
「ロックドインシンドローム」とはどのような症状なのでしょうか?
脳底動脈閉塞による脳梗塞などで、主に脳幹の橋腹側部が広範囲に障害されることによっておこる。眼球運動とまばたき以外のすべての随意運動が障害されるが、感覚は正常で意識は清明である。単に意思表示の方法が欠如した状態であり、ほとんど完全に「鍵をかけられた状態」であることからこの命名がされている。
脳科学辞典より引用
脳科学辞典には上記のような説明があります。
つまり、眼球運動とまばたき以外の随意運動ができない状態ということのようです。
そのような状態の女性患者が、どうして妊娠したのでしょうか?
一体、誰が彼女を妊娠させたのでしょう?
産婦人科医の水瀬真理亜は、彼女のまばたきから真相を読み取ろうとしますが・・・。
さあ、どんな展開が待っているのでしょうか?
「社会派ミステリーの旗手が人間の尊厳と命の倫理に迫る、新たな傑作」
というキャッチコピーもそそります。
今月の1作品目は、この『アルテミスの涙』に決めました。
2023年10月4日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) October 4, 2023
閉じ込め症候群で
瞼を動かすことしか出来ない女性患者が
入院中に妊娠した
誰が彼女を妊娠させたのか?
彼女の声なき声を聴きとった女医が
たどり着いた真相は…
支配という暴力
人の尊厳と愛
想像を超える結末に涙しました🥲#アルテミスの涙#下村敦史 pic.twitter.com/4YGwg8hIue
『嗤う淑女』 中山七里
次に、今月の2作品目に選んだのは、
中山七里さんの『嗤う淑女』です。
毎月月初にアップしている「今月読みたい小説5選」では、
すっかりお馴染みの中山七里さんの作品が新たにまた加わりました。
徹夜確実! 女神なのか、悪魔なのか――最恐悪女度no.1小説。中学時代、いじめと病に絶望した野々宮恭子は従姉妹の蒲生美智留に命を救われた。美貌と明晰な頭脳を持つ彼女へ強烈な憧れを抱いてしまう恭子だが、それが地獄の始まりだった――。名誉、金、性的衝動…絶世の美女に成長した美智留は老若男女の欲望を残酷に操り、運命を次々に狂わせる。連続する悲劇の先に待つものは? 史上最恐の悪女ミステリー。
Amazon紹介文より
上記紹介文、冒頭でいきなり「徹夜確実!」ときました(笑)
途中で止めることができなくなり、徹夜で一気読みするほど引き込まれる感じでしょうか。
どうやら、「美貌と明晰な頭脳を持つ」蒲生未智留が他者の欲望を利用して
人生を狂わせてしまう「史上最恐の悪女」のようです。
一体、どんな手で他人の人生を蹂躙していくのか?
「絶世の美女」の「史上最恐の悪女」とは、なんて魅力的な肩書きでしょう!
10月に読みたい小説、2作品目は『嗤う淑女』に決めました。
2023年10月6日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) October 6, 2023
徹夜確実!女神なのか、悪魔なのかーー
最恐悪女度no.1小説
っていうキャッチに納得です👍
人は抱えている欲望を操られると
こうも簡単に支配されてしまうのでしょうか?
自分もその脆弱性を抱えていると思うと
ゾッとします😰
ダークヒロイン美智瑠のこの先は…
続きが読みたい!#嗤う淑女 pic.twitter.com/00wNAsJN75
『月夜の島渡り』 恒川光太郎
次に、3作品目として選んだのは、
恒川光太郎さんの『月夜の島渡り』です。
恒川光太郎さんも、その独特な作品世界に惹かれて、
これまでにも何作品か読んできた作家さんです。
鳴り響く胡弓の音色は死者を、ヨマブリを、呼び寄せる―。願いを叶えてくれる魔物の隠れ家に忍び込む子供たち。人を殺めた男が遭遇した、無人島の洞窟に潜む謎の軟体動物。小さなパーラーで働く不気味な女たち。深夜に走るお化け電車と女の人生。集落の祭りの夜に現れる予言者。転生を繰り返す女が垣間見た数奇な琉球の歴史。美しい海と島々を擁する沖縄が、しだいに“異界”へと変容してゆく。
「BOOK」データベースより
今回の作品は、沖縄の島々、海が舞台になるようです。
「美しい海と島々を擁する沖縄が、しだいに”異界”へと変容してゆく」
私は沖縄の美しい自然が大好きで、これまで何度も訪れたことがあります。
あの美しい島々が、「異界」に変容するとは・・・。
恒川さん独特の不思議で怪しい、けれど何か魅惑される世界が期待されます。
どんな妖しい異界を見せてくれるのか、とても楽しみです。
今月読みたい小説3作品目は、迷いなく、
この『月夜の島渡り』に決めたいと思います。
2023年10月8日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) October 8, 2023
沖縄の美しい海
自然に恵まれた島々を背景に
転生を繰り返すフーイーという
女が見た琉球から沖縄へと変わる時代
そこは異界との境界が曖昧で
時空を超えた妖しく美しい世界✨
そんな恒川ワールドも
沖縄ならありそうに思えるのは
私だけでしょうか☺️#月夜の島渡り#恒川光太郎 pic.twitter.com/bojsejaoYg
『トッケイは七度鳴く』 宮内見
さて、10月に読みたい小説、4作品目に選んだのは、
宮内見さんの『トッケイは七度鳴く』です。
宮内見さんは、今回初読みの作家さんです。
今月の読み放題対象作品を検索していたら気になったので確認してみました。
宮内さんは、放送作家さんで、何でも本作はKindleで自費出版したものだそうです。
それが、⭐️4.81を獲得して話題になり、ついに書籍版の全国発売が決定したとか!
これは期待できそうですよね!!
放送作家・水車誠太郎は祖父の遺品の中に一冊の戦記を発見する。その冒頭に戦時中のビルマ(ミャンマー)で慰安婦・夏子を死に至らしめたという衝撃の記述が。時を同じくして娘が留学先の米国で差別的扱いを受けたのが日韓問題が原因だったと知る。祖父の真実を知るため、娘のため、誠太郎は奔走。しかし見えざる力で歴史の闇に飲み込まれて行く。
Amazon紹介文より
時代と国境を越えたハートウォーミングな恋愛ミステリー。
放送作家・水車誠太郎が祖父の遺品の中に見つけた一冊の戦記、
そしてそこに記された衝撃の記述。
そして、現在娘が米国で差別的扱いを受けるもとになった日韓問題。
これらの真実を知るため時を遡って、謎を追うが・・・。
いったいどんな展開が待っているのでしょうか?
「時代と国境を越えたハートウォーミングな恋愛ミステリー」
というキャッチも惹かれますね。
ちなみに、タイトルの「トッケイ」って何だろう?
と思って調べてみました。
ウィキペディアによると、
トッケイヤモリ(Gekko gecko)は、爬虫綱有鱗目ヤモリ科ヤモリ属に分類されるトカゲ。
ウィキペディアより引用
地域によっては、本種の鳴き声を7回連続で聞くと幸福が訪れるという言い伝えがある
とありました。
ということは、タイトルの『トッケイは七度鳴く』というのは、
上記の「鳴き声を7回連続で聞くと幸福が訪れる」ということに関連がありそうです。
これは、ますます読むのが楽しみになってきました。
Kindle Unlimited 読み放題で10月に読みたい小説、4作品目は、
この『トッケイは七度鳴く』で決定です!
2023年10月10日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) October 10, 2023
祖父の遺品の中に見つけた1冊のノート
それは祖父が残した戦記✨
陸の硫黄島と例えられる
ビルマ・ミイトキーナの戦いの記録
明日をも知れぬ戦場の日々に
生きる希望を与えたのは
慰安婦との純愛でした
日々刹那を生きた二人の想いに
涙が零れた感動作です😭#トッケイは七度鳴く#宮内見 pic.twitter.com/tMk8Mug1Ii
『後宮の検屍女官4』 小野はるか
さて、Kindle Unlimited 読み放題で10月に読みたい小説5選、
ラストの5作品目に選んだのは、
小野はるかさんの『後宮の検屍女官4』です。
この作品はシリーズもので、私は今までに1巻から3巻を読んでいました。
※ちなみに現在その1〜3巻も読み放題対象になっているようです。
未読の方は、今なら1〜4巻まで読み放題で一気読みできますよ😊🤚✨
上記画像リンクからどうぞ!
その続きの4巻が、今回読み放題対象になっていたので、
すかさず、ライブラリーに追加してしまいました(笑)。
検屍女官の「桃花」のキャラが癖になるんですよね(笑;)。
皇帝の寵妃殺害の罪で、延明が投獄された! 後宮中に衝撃が走る中、後宮の検屍女官・桃花は彼の冤罪を晴らすため立ち上がる。呪殺されたとされる寵妃の死の真相を検屍によって解き明かそうとするが……?
Amazon紹介文より
なんと!
今回はあのイメケン宦官「延明」が投獄されてしまうところからスタートのようです;
それも皇帝の寵妃殺害の容疑とは・・・。
桃花の検屍術で、延明の冤罪を晴らすことができるでしょうか?
いや、まあ、それはできるのでしょうが、
事件の裏側にはどんな真相が隠されているのでしょうか?
様々な陰謀渦巻く後宮に、
また桃花と延明の平和な日々が戻ることを期待しながら読み進めたいと思います。
ということで、今月読みたい小説5選ラスト5作品目は、
小野はるかさんの『後宮の検屍女官4』に決定です!
2023年10月12日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) October 12, 2023
帝の寵妃が殺害された
皇后による呪殺が疑われ
延明はまたも冤罪で獄に繋がれてしまう
桃花の検屍術で
妃の死の真相を明らかにできるか?
今回延明は物語の大半が獄中です
桃花達の情報をもとに
安楽椅子探偵のように謎解きに挑みます✨#後宮の検屍女官4#小野はるか pic.twitter.com/s9B4dQTHbw
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今月も「Kindle Unlimited 読み放題」で読みたい小説5作品を選んでみました。
すっかりレギュラーメンバーになった作家さんの作品もあれば、
初読みの作家さんもありで、
なかなか楽しみなラインナップになったのではないかと思います。
10月に入り、今日は雨模様なためか少し涼しく、過ごしやすい日になりました。
もうさすがに真夏日は、お腹いっぱいなので、
これからは虫の音をBGMに読書を楽しめる気候になって欲しいですね。
秋の夜長、じっくり好きな読書に浸りましょう!
今回の記事が、あなたの読書の参考になれば嬉しいです😊。
忙し日々を送るあなたには、耳で聴く読書オーディブルはいかがですか?
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