2023年12月に読み放題で読みたい小説5選
とうとう12月がやってきました。
2023年もあと1ヶ月ですね;
皆さんはどんな一年だったでしょうか?
個人的には今年もあっという間に過ぎた気がしますが、
結構充実した一年になったのかなと思っています。
読書の面でも、多くの新しい出会いがありました。
なんだかんだで楽しく過ごしています。
ということで、今年ラストになる12月の「Kindle Unlimited で読みたい小説」
5作品を選んでみたいと思います。
12月月初時点の「読み放題対象作品」の中から、
私が読みたいと思う小説5選です。
先月11月に選んだ5作品も、どれも楽しめる内容でした。
シリーズで読み放題になっている作品もあったので、
5作品9冊を読むことができました。
その記事がこちらです⏬。
Kindle Unlimited 読み放題の対象作品は、随時入れ替えされます。
上記の11月に選んだ作品も対象外になっている場合があります。
そのため、気になる作品を読み放題で見つけたら、
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さて、それでは2023年12月に読みたい小説5選を選んでいきましょう!
『コンビニ人間』 村田沙耶香
さて12月に読み放題で読みたい小説1作品目に選んだのは、
村田沙耶香さんの『コンビニ人間』です。
この作品は、第155回芥川賞受賞作で、以前から気になっていたのですが、
今回「Kindle Unlimited 読み放題」の対象に加わったので早速読んでみたいと思います。
36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。
日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、
「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる――。「いらっしゃいませー!!」
お客様がたてる音に負けじと、今日も声を張り上げる。ある日、婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、
Amazon紹介文より
そんなコンビニ的生き方は恥ずかしい、と突きつけられるが……。
世の中の「普通」とか「常識」とかが、
なんでそうなのかわからない少女だった主人公。
コンビニのバイトを始めて、マニュアルに従うことで、
周りの人々と繋がることができるようになっていく。
彼女は、コンビニ店員として「誕生」したと感じるのです。
他の人たちと少し違うことで生きづらさを感じる彼女が、
この先どうなっていくのか、見届けたいと思います。
読み放題で、今月読みたい小説1作品目は、
『コンビニ人間』に決めました。
2023年12月2日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) December 2, 2023
世の中の「普通」の意味が理解できない
主人公は
コンビニにマニュアルに沿うことで
「店員」として生まれ、世界と繋がれた
要は行動の指針が必要なだけなのか?
自身の不遇を世の中のせいに還元する
白羽のような男にも一理の合理性を
認める彼女は究極にフラットだ😌#コンビニ人間 pic.twitter.com/jRpb2l6D3n
『夜に星を放つ』 窪 美澄
12月に読みたい小説5選、2作品目に選んだのは、
窪 美澄さんの『夜に星を放つ』です。
この作品も表紙の書影に惹かれるものがあって、
ずっと気になっていた作品です。
コロナ禍のさなか、婚活アプリで出会った恋人との関係、30歳を前に早世した双子の妹の彼氏との交流を通して、人が人と別れることの哀しみを描く「真夜中のアボカド」。学校でいじめを受けている女子中学生と亡くなった母親の幽霊との奇妙な同居生活を描く「真珠星スピカ」、父の再婚相手との微妙な溝を埋められない小学生の寄る辺なさを描く「星の随に」など、人の心の揺らぎが輝きを放つ五編。
Amazon紹介文より
紹介文にはさらに、
かけがえのない人間関係を失い傷ついた者たちが、再び誰かと心通わせることができるのかを問いかける短編集
とあります。
物語の背景は、あの「コロナ禍のさなか」です。
私たちみんながついこの間経験した、異常事態。
きっと多くの失われたものや、傷ついた人たちがあったでしょう。
そんな厄災を超えて、
「ウィズコロナ」の世の中を生き直すヒントのようなものが得られたら・・・。
今月読みたい2作品目は、
『夜に星を放つ』に決めたいと思います。
2023年12月4日 読了ポスト
#読了⁰
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) December 4, 2023
かけがえのない人間関係を失い
傷ついたひとたち
それはコロナ禍が生んだ分断であったり⁰大切な人との死別であったり…⁰⁰彼らはもう一度⁰誰かと心を通わせることができるのか?⁰⁰本作で一番に思うのは⁰大人の事情で子供に辛い思いをさせるのは
やっぱりダメだ🥺#夜に星を放つ pic.twitter.com/dWYuK6D6Cy
『月光のスティグマ』 中山七里
さて、次に3作品目に選んだのは、
中山七里さんの『月光のスティグマ』です。
中山七里さんといえば、この「Kindle Unlimited で読みたい小説5選」で、
ほぼ毎月のように取り上げているレギュラーのような作家さんです。
今回も素敵な書影と、ワクワクするあらすじのこの作品を見つけたので
迷わず5選入りです。
幼馴染の美人双子、優衣(ゆい)と麻衣(まい)。僕達は三人で一つだった。あの夜、どちらかが兄を殺すまでは――。十五年後、特捜検事となった淳平は優衣と再会を果たすが、蠱惑(こわく)的な政治家秘書へと羽化した彼女は幾多の疑惑に塗(まみ)れていた。騙し、傷つけ合いながらも愛欲に溺れる二人が熱砂の国に囚われるとき、あまりにも悲しい真実が明らかになる。運命の雪崩に窒息する! 激愛サバイバル・サスペンス。
Amazon紹介文より
上にも書きましたが、この作品の書影にまず掴まれました。
そして、あらすじです。
過去の事件を背景に、成長した幼馴染との関係がどのように展開するのか?
「運命の雪崩に窒息する!激愛サバイバル・サスペンス」
とはなんというキャッチでしょう!
中山七里さんの作品なので外れることはないでしょう!
今月読みたい3作品目は、
『月光のスティグマ』で決定です。
2023年12月6日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) December 6, 2023
幼馴染の美人双子、優衣と麻衣⁰淳平とはいつも三人で一つだった⁰あの大震災の前夜⁰双子のどちらかが兄を刺すまでは…⁰⁰阪神淡路大震災ー東日本大地震⁰ーイスラム武装組織テロ
⁰過酷な運命を辿り⁰最後に明らかになる哀しい真実に
しばし放心状態でした🥲#月光のスティグマ#中山七里 pic.twitter.com/FZUJDx5qCb
『ビストロ三軒亭の謎めく晩餐』斎藤千輪
さて次に4作品目に選んだのは、
斎藤千輪さんの『ビストロ三軒亭の謎めく晩餐』
実は最近、料理と謎解きの組み合わせに何か惹かれれるものがあって、
そんな作品を見つけると思わず読みたくなってしまいます。
この「ビストロ三軒亭」のシリーズも気になっていたのですが、
今回「Kindle Unlimited」の対象になっていたので迷わず5選に入れました。
三軒茶屋にある小さなビストロ。来る人の望みを叶える魔法のような店。料理は本格派、サービスは規格外。どんな事情の客も大歓迎。――ここ『ビストロ三軒亭』には、お決まりのメニューが存在しない。好みや希望をギャルソンに伝えると、名探偵ポアロ好きな若きオーナーシェフ・伊勢優也が、その人だけのオリジナルコースを作ってくれる、オーダーメイドのレストランなのだ。ひと月ほど前までセミプロの舞台役者だった神坂隆一は、姉の紹介でこの店のギャルソンとして働くことに。個性豊かな先輩ギャルソンたちに気後れしつつも、初めて挑んだ接客。だが、担当した女性客が、いろいろな謎を秘めた奇妙な人物であることを、隆一はまだ知らずにいた……。美味しい料理と謎に満ちた、癒しのグルメミステリー。
Amazon紹介文より
上の紹介文は、情報量が多いですね(笑;)
中でも「名探偵ポアロ好きな若きオーナーシェフ」って、
なんという設定でしょう😄
「美味しい料理と謎に満ちた、癒しのグルメミステリー」
って、もう色々てんこ盛りです。
そして今ならシリーズ第2弾の『ビストロ三軒亭の美味なる秘密』も
読み放題対象になっています。
この機会に第2弾まで読めたらいいですね。
今月読みたい小説4作品目は、
『ビストロ三軒亭の謎めく晩餐』に決めました。
2023年12月7日『謎めく晩餐』読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) December 7, 2023
三軒茶屋にある小さなビストロ
来る人の望みを叶える魔法のような店
料理は本格派だがサービスは規格外
どんな事情の客も大歓迎✨
優しい嘘に
感動で号泣です😭
最後を半身浴で読んで良かった
涙と汗でぐしゃぐしゃの顔を
誰にも見られなくて🥹#ビストロ三軒亭の謎めく晩餐#KindleUnlimited pic.twitter.com/5epOpX254L
2023年12月11日『美味なる秘密』読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) December 11, 2023
ビストロ三軒亭✨
来る人の望みを叶える魔法のような店
どんな秘密もどんな悩みも
ここの料理を食べる瞬間だけは
奇跡のように消え去ってしまう
またもラストで号泣でした😭
封印されたキッシュが
いつか食べられる瞬間に
私も立ち会いたいです🥹#ビストロ三軒亭の美味なる秘密 pic.twitter.com/cLsjmaeQvH
『鬼神幻燈抄 葛野編 水泡の日々』中西モトオ
さて12月に読みたい小説5選のラスト、5作品目に選んだのは、
中西モトオさんの『鬼神幻燈抄 葛野編 水泡の日々』です。
この作家さんは初読みで、作品についても全く予備知識無しです。
12月に入って「読み放題」対象作品を選んでいく中で書影が気になって、
あらすじに惹かれて選びました。
江戸時代、山間の集落葛野には「いつきひめ」と呼ばれる巫女がいた。よそ者ながら巫女の護衛役を務める青年・甚太は、討伐に赴いた森で、遥か未来を語る不思議な鬼に出会う――江戸から平成へ。刀を振るう意味を問い続けながら途方もない時間を旅する鬼人を描いた、和風ファンタジー巨編の第一巻。
Amazon紹介文
上の紹介文の他にも、
「何度読んでも号泣必至」とか「人生観が変わった」と絶賛が寄せられたとか。
「和風ファンタジー巨編の第一巻」ということなので、
読んでみてハマったら、先が長くなりそうですね(笑;)
実際このタイミングでシリーズ第四巻まで読み放題対象になっています。
第二巻:『鬼神幻燈抄:2 江戸編 幸福の庭』
第三巻:『鬼神幻燈抄:3 江戸編 残雪酔夢』
第四巻:『鬼神幻燈抄:4 幕末編 天邪鬼の理』
この機会に一気読みできたらお得感ありますね。
ちなみにこのシリーズは、現在(全14冊)とのことです。
まさに「和風ファンタジー巨編」ですね。
「12月に読み放題で読みたい小説5選」ラスト5作品目は、
『鬼神幻燈抄 葛野編 水泡の日々』に決めたいと思います。
2023年12月10日『葛野編水泡の日々』読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) December 10, 2023
故郷と家族の安寧を祈るため⁰火の神の巫女いつきひめになる⁰覚悟をした白夜⁰その白夜を傍で護るため⁰巫女守になった甚太⁰いつか交わした約束に願った景色⁰大切なものが多くなったから⁰二人は自分の心を後回しにした⁰⁰その想いは
いつかこの国を救うのだろうか#鬼人幻燈抄#中西モトオ pic.twitter.com/sBGmIsiyPW
2023年12月13日『江戸編幸福の庭』読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) December 13, 2023
第二の故郷・葛野を後にし
江戸に戻った甚夜は気づく
失ったものは失ったもの
それが返ることは決してない
だが、忘れてはいけない
失くしたものが返ってくることはなくとも
新しい何かが道行きの先に
見つからないとは限らないのだ#鬼人幻燈抄江戸編幸福の庭 pic.twitter.com/RRNPaZsYrt
2023年12月15日『江戸編残雪醉夢』読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) December 15, 2023
「今はこの国自体が
厳しい冬を迎えようとしている
これもまた、訪れるいつかのために
必要な痛みなのだろうか」
甚夜の独白が
今のこの国に重なる気がするのは
私だけでしょうか?
読み終えてわかる表紙の情景が
切ない🥺#鬼人幻燈抄江戸編残雪酔夢 pic.twitter.com/GnsTzq8kf1
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今年も毎月月初に、Kindle Unlimited 読み放題で読みたい小説5選を選んできました。
今回の12月分を入れると、年間で60冊以上の小説を読み放題で読んできたことになります。
読み放題の気軽さで初読みの作家さんにもどんどんトライできたので、
新たな出会いもたくさんありました。
今回の5選も、個人的にはなかなか良いセレクトではないかと自画自賛してます。
X(旧Twitter)の読書好きさんのポストを見ると、
まだまだ読みたい本は山積みですが、来年もどんどん新たな出会いを目指したいと思います。
この記事が何かあなたの読書の参考になればうれしいです。
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