2024年2月の読み放題から読みたい小説5選
2024年もあっという間に2月です。
振り返れば、新年から大変な年になったものです。
災害、事故、人心の乱れ…。
私自身、当たり前の日常を送れていることがどれほど有難いことか。
あらためて思わずにはいられない1ヶ月でした。
そんな時だからこそ、読書を楽しめる現状に感謝しています。
そして今月も「Kindle Unlimited 読み放題」の中から、
私が読みたいと思う小説5作品を選んでみたいと思います。
元日にアップした「新年に読みたい小説5選」の記事がこちら⏬です。
1月の5選もバラエティーに富んで、どれも楽しめる作品でした。
ということで、2月1日現在の「Kindle Unlimited 読み放題」対象作品の中から、
私が読みたいと思った5作品を選んでいきましょう!
Kindle Unlimited 読み放題の対象作品は、随時入れ替えされます。
上記の1月に選んだ作品も対象外になっている場合があります。
そのため、気になる作品を読み放題で見つけたら、
ライブラリーに登録しておくことをおすすめします。
※ライブラリーには20冊まで登録できます。
ライブラリー内の作品は、読み放題から外れても継続して読むことができます。
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さて、それでは2024年2月に読みたい小説5作品を選んでいきましょう!
『逃亡刑事』 中山七里
2月に読みたい小説5選の1作品目に選んだのは、
中山七里さんの『逃亡刑事』です。
千葉県警の警察官が殺された。捜査にあたるのは、県警捜査一課で検挙率トップの班を率いる警部・高頭冴子。陰で〈アマゾネス〉と呼ばれる彼女は、事件の目撃者である八歳の少年・御堂猛から話を聞くことに。そこで猛が犯人だと示したのは、意外な人物だった……。思わぬことから殺人事件の濡れ衣を着せられた冴子。自分の無実を証明できる猛を連れて逃げ続ける彼女に、逆転の目はあるのか!? 冴子は真犯人にどう立ち向かうのか?
Amazon紹介文より
この「今月読みたい小説5選」では、ほぼレギュラーの作家さん
「中山七里」さんの作品を1作目に選びました。
「Kindle Unlimited 読み放題」で読んだのが今までに11冊✨
そして今回で12冊目になります。
これまで読んだ11作どれもハズレ無し!!
絶対的に安心感のある選書ができる、素晴らしい作家さんですね。
今回は、女性警部が殺人の濡れ衣を着せられ、
自身の無実を証明するために奔走するという物語のようです。
もう、これだけでスリリングな展開が予想されますね。
今回の2月に読みたい小説5選、1作品目は、
中山七里さんの『逃亡刑事』に決定です!
2024年2月3日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) February 3, 2024
事件の真相を知ったために
警官殺しの濡れ衣を着せられた女性警部
自身の無実を証明する鍵は
事件の目撃者である八歳の少年
アマゾネスの二つ名を持つ警部と
少年との逃避行が始まった
真犯人とのスリリングな攻防戦
少年との間に芽生える心理描写
物語に惹き込まれイッキ読みでした#逃亡刑事 pic.twitter.com/EfWoYK5ael
『婚活中毒』 秋吉理香子
今回2作品目に選んだのは、
秋吉理香子さんの『婚活中毒』です。
沙織が地元の結婚相談所で紹介された男・杉下はハンサムで真面目、収入も十分だ。しかし、相談所に入会して三年たっても結婚相手がみつからないという。何か裏があると感じた沙織は、これまで杉下が紹介された女性たちに会いに行くが、驚愕の事実が……(「理想の男」)。婚活をめぐり、運命のどんでん返しが待ち受ける、サプライズ満載ミステリー!
Amazon紹介文より
婚活で出会った男性に「何か裏があると感じた」とは、
のっけから不穏な空気が漂いますね^^;
「婚活をめぐり、運命のどんでん返しが待ち受ける、サプライズ満載ミステリー」
というキャッチにも惹かれます。
さて、どんな「サプライズ」が待っているのでしょうか?
楽しみですね。
関係ないのですが、最近『婚活1000本ノック』というドラマを見初めて、
世の中の婚活事情に興味が出てきたところなので、
それもあってこの『婚活中毒』というタイトルに惹かれたのもあります。
ということで、今月の2作品目は、
秋吉理香子さんの『婚活中毒』に決めました。
2024年2月4日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) February 4, 2024
婚活をテーマにした4編の物語
理想の相手を見つけるために
滑稽なまでに懸命になる登場人物たち
それは読者の投影であることに
気付かされたようで……、
と思ったら…!
意表を突くどんでん返しで、
えぇー😧ってなりました💦#婚活中毒#秋吉理香子 pic.twitter.com/l63kp6Viy8
『東京近江寮食堂』 渡辺淳子
次に3作品目に選んだのは、
渡辺淳子さんの『東京近江寮食堂』です。
定年退職を間近に控えた妙子は、10年前に消えた夫の行方を探すため東京にやってきた。慣れない土地でのひょんなトラブルから、谷中にある宿泊施設、近江寮にたどりつく。個性的な管理人や常連客の貧しい食生活を見かねた妙子は彼らの食事を作り始めるが、その料理はやがて人々を動かし、運命を変えていく。そして彼女自身も――。おいしくてせつない、感動長編。
Amazon紹介文より
上記の紹介文に、
「その料理はやがて人々を動かし、運命を変えていく」とありますが、
私はいつからか、どうも「こころのこもった料理が人に希望を与える」
といったストーリーに惹かれるようになりました。
食は言うまでもなく「生きるちから」のもとです。
そこに誰かが、その人のために作った「キモチ」が加わることで、
「生きるちから」がブーストされるような、
そんな感じが好きなのかもしれません。
ちなみにこの作品の続編も、今なら「読み放題対象」になっています。
『東京近江寮食堂 宮崎編〜家族のレシピ』です。
こちらも、この機会に合わせて読んでみたいと思います。
2月に読みたい小説5選、3作品目は、
『東京近江寮食堂』に決めました。
2024年2月5日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) February 5, 2024
定年退職を間近に控えた妙子は
十年前に消えた夫の行方を探し
滋賀から東京に…
偶然が重なり
谷中にある近江寮の食堂を任される
食は生命の根本
ちゃんと食べて今日を大切に生きていけば
いつか笑顔になれることも…
きっとある😌#東京近江寮食堂#渡辺淳子 pic.twitter.com/X0fVoPcfb0
2024年2月6日 『宮崎編〜家族のレシピ』読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) February 6, 2024
記憶は五感に結びついている
特に嗅覚と味覚は…。
幼い頃よく食べた料理が
その頃の想い出を甦らせるように
この物語は、宮崎の郷土料理が繋ぐ
家族の再生の始まりです✨
料理に込めた想いは、
きっと伝わるから…☺️
終盤の展開で涙が止まりませんでした😭#東京近江寮食堂宮崎編#渡辺淳子 pic.twitter.com/IKr4V7S9Bv
『株式会社タイムカプセル社』 喜多川泰
2月に読みたい小説、4作品目に選んだのは、
喜多川泰さんの『株式会社タイムカプセル社』です。
喜多川泰さんの作品はこれまで3作読んだことがあります。
いずれも閉塞感のある日常から、
新たな一歩を踏み出す力をくれるような作品でした。
今回選んだ『株式会社タイムカプセル社』も、
人生の「再出発を応援する物語」のようです。
<人生は、いつでも、何度でも、どこからでも、やり直せる。>
45歳で仕事も家族も失った英雄は、株式会社タイムカプセル社という一風変わった会社で働くことになる。
未来の自分に向けて書いた手紙を、数年〜数十年後に配達することを事業とする会社だ。配属されたのは<特別配達困難者対策室>。
仕事内容は、さまざまな事情で配達不能になった人たちに直接手紙を届けにいくというものだった。
英雄は上司の海人とタッグを組み、2週間のうちに5通の手紙を届けるという任務につく。大阪、北海道、東京、そしてニューヨーク。
Amazon紹介文より
各地で手紙の受取人と出会い、それぞれの人生に触れていく中で、英雄は自分の本当の気持ちに気づいていく――
株式会社タイムカプセル社の仕事は、
「未来の自分に向けて書いた手紙を、数年〜数十年後に配達すること」
だといいます。
何人かの特別な事情を抱えた「受取人」と出会い、
彼らの人生に触れるうち、配達人の主人公が
自身の「本当の気持ち」に気づくという物語のようです。
人生に迷っている人々にエールを送る喜多川作品!
久しぶりに「エール」もらいに行ってきます。
2月に読みたい小説5選、4作品目は、
喜多川泰さんの『株式会社タイムカプセル社』にしたいと思います。
2024年2月8日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) February 8, 2024
配達人海人の言葉✨
「朝起きると息をしている
生きている
生きているってことは
きっと僕にはまだ役割があるはずだって…
…だから、…今日一日を生き切る」
与えられた今という時を大切に生きよう
あらためてそう教えられました
終始涙が止まりませんでした🥲#株式会社タイムカプセル社 pic.twitter.com/TUIQjCp74h
『神様の用心棒 うさぎは玄夜に跳ねる』霜月りつ
さて、2月に読みたい小説5作品目に選んだのは、
霜月りつさんの『神様の用心棒〜うさぎは玄夜に跳ねる』です。
兎月の前に強敵が立ちはだかる! 彼を救う一筋の光――
時は明治――北海道の函館山の中腹にある『宇佐伎神社』。
戦で命を落とした兎月は、修行のため宇佐伎神社の用心棒としてよみがえり日々参拝客の願いを叶えている。
寒さも厳しくなってきたある日、境内には母の病の治癒を願うためにやってきた小雪の姿があった。
兎月は神社の主神であるツクヨミに病を治すことができないか相談するが…。発売直後に重版の人気作!
Amazon紹介文より
和風人情ファンタジー待望の第二弾!
この『神様の用心棒』シリーズの第1作『〜うさぎは闇を駆け抜ける〜』を
先月、新年の5選で読みました。
そのシリーズ続編にあたる2作目から5作目までが、
なんと今回、読み放題対象になっているではありませんか!!
上記の『〜うさぎは玄夜に跳ねる』が2作目。
続く3作目が、『神様の用心棒〜うさぎは梅花に酔う』
4作目が、『神様の用心棒〜うさぎは桜と夢を見る〜』
そして5作目が、『神様の用心棒〜うさぎは星夜に涼む〜』
と、これらの全5冊が今なら読み放題なのです。
先月読んだ一作目が気に入っていたので、
この機会に5作目までイッキ読みしてみたいと思います。
「Kindle Unlimited 読み放題」は、
時々こういう太っ腹な「放出」があるのでたまりません(笑)
2月に読みたい小説5選、ラスト5作目は、
霜月りつさんの『神様の用心棒』シリーズイッキ読みに決定です!
2024年2月27日 読了ポスト『〜うさぎは玄夜に跳ねる』
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) February 27, 2024
この世に未練を残して逝ったもの
大義を掲げ、志半ばで倒れた者
その執着は、怪ノモノと化し
生者の心の隙間に取り入る
宇佐伎神社の神ツクヨミの神使兎月は、
怪ノモノを祓う「神様の用心棒」✨
今回も土方さんは男前だったな☺️#神様の用心棒〜うさぎは玄夜に跳ねる#霜月りつ pic.twitter.com/KqBuTRPBEV
2024年2月10日 読了ポスト『〜うさぎは梅花に酔う』
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) February 10, 2024
時は明治
五稜郭での戦で命を落とした兎月は
修行のため宇佐伎神社の用心棒として蘇った
雪深い冬の朝、
生前の戦で目の前で仲間を失う悪夢見た兎月は
ひとり五稜郭へ向かう…
神様の用心棒2作目
大五郎親分の恋が可愛すぎ😆#神様の用心棒〜うさぎは梅香に酔う pic.twitter.com/rRO8Jw1r78
※上記の読了ポストで「神様の用心棒2作目」としていますが、正しくは3作目です。
読む順番を間違えていたための勘違いでしたm(__)m
2024年2月28日 読了ポスト『〜うさぎは桜と夢を見る』
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) February 28, 2024
宇佐伎神社の周りでも
桜の蕾が膨らみ始めてきた頃
パーシバルの姪のリズは
夜毎悪夢にうなされていた
蜘蛛の刺青が入った腕から必死で逃げる夢
リズは何かに感応している?
原因を探るべく
兎月とツクヨミが動き出す
今回はお転婆リズの冒険譚✨😊#神様の用心棒〜うさぎは桜と夢を見る pic.twitter.com/jczbR48m5W
2024年2月29日 読了ポスト『〜うさぎは星夜に涼む』
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) February 29, 2024
函館山も深い緑に包まれ
過ごしやすくなってきた頃
神社には画家の藍介と
付き添いのお鈴が
絵を描きに頻繁に訪れるように
人と上手く会話出来ない藍介が
事件に巻き込まれ…
シリーズ5作目✨
兎月最大のピンチか🥺?#神様の用心棒〜うさぎは星夜に涼む pic.twitter.com/HdYzF3lTzT
まとめ
いかがでしたか。
2024年も2月を迎え、いつものように
「Kindle Unlimited 読み放題』で今月読みたい小説を5作品選んでみました。
シリーズもので追加4冊ですので、合計9冊のセレクトです。
この記事を読んでくださったあなたに、
どれが1冊でも読書の参考にしてもらえたらうれしいです。
この記事は、2月1日に書いていますが、
こうして平穏な日常を送ることができている現状を、
とてもありがたいことだと感謝しています。
今この瞬間も、厳しい避難生活を送られている方や、
困難に立ち向かわれている人たちが、
1日でも早く平穏な日々を取り戻すことができますように、
微力ながらお祈りしております。
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