2024年5月の読み放題から読みたい小説5選
なんだかんだで、今年ももう5月です。
世の中はゴールデンウィークの真っ只中ですね。
今年のGWは最大10連休になる方もあるとか・・・。
皆さんは、いかがお過ごしでしょうか?
桜が散ったと思ったら、もう夏日が連続する日々。
GW中はどこに行っても混雑しているし、
まだ暑さに慣れない体にはきついものがありますよね^^;
そんな時は、いっそのんびり、どっぷりと読書の世界に浸るのもありかと思います。
ということで、今月も「Kindle Unlimited 読み放題」対象作品の中から、
私が読みたいと思う小説5作品を選んでみたいと思います。
毎月月初のお約束、先月アップした「4月に読みたい小説5選」の記事がこちら⏬です。
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それでは、2024年5月に読みたい小説5作品を選んでいきましょう!
『ハンチバック』 市川沙央
さて、5月に読みたい小説5選の1作品目に選んだのは、
市川沙央さんの『ハンチバック』です。
ご存知の方も多いと思いますがこの作品は、
「第128回文學界新人賞受賞作」であり、
「第169回芥川賞受賞作」でもある話題の作品です。
井沢釈華の背骨は右肺を押しつぶす形で極度に湾曲し、歩道に靴底を引きずって歩くことをしなくなって、もうすぐ30年になる。
両親が終の棲家として遺したグループホームの、十畳ほどの部屋から釈華は、某有名私大の通信課程に通い、しがないコタツ記事を書いては収入の全額を寄付し、18禁TL小説をサイトに投稿し、零細アカウントで「生まれ変わったら高級娼婦になりたい」とつぶやく。
ところがある日、グループホームのヘルパー・田中に、Twitterのアカウントを知られていることが発覚し——。
Amazon紹介文より
芥川賞授賞式での鮮烈な印象と共に、
著名作家たちによる多くのコメントも目を惹きます。
『コンビニ人間』の村田沙耶香さんは、
打たれ、刻まれ、いつまでも自分の中から消えない言葉たちでした。この小説が本になって存在する世界に行きたい、と強く望みました。
――村田沙耶香
『蛇にピアス』の金原ひとみさんは、
小説に込められた強大な熱量にねじ伏せられたかのようで、
読後しばらく生きた心地がしなかった。
――金原ひとみ
『ひとり日和』の青山七恵さんは、
文字に刻まれた肉体を通して、
書くという行為への怨嗟と快楽、
その特権性と欺瞞が鮮明に浮かび上がる。
――青山七恵
これだけの評価が集まっています。
そんな作品が「Kindle Unlimited 読み放題」の対象なのですから、
これは選ばない理由がありませんね。
ということで、5月に読みたい小説1作品目は、
市川沙央さんの『ハンチバック』を選びました。
2024年5月7日 読了ポスト
下記のリンクを参照ください。
『絶叫』葉真中顕
5月に読みたい小説2作品目に選んだのは、
葉真中顕さんの『絶叫』です。
葉真中さんの作品はこれまで、
『ロスト・ケア』、『Blue(ブルー)』の2作品を読んでいて、
どちらも優れた社会派ミステリーでした。
(※ちなみにどちらもまだ読み放題対象のようです!)
その葉真中さんの作品でも、
Amazonで「ベストセラー1位」のタグがついているのが本作です。
マンションで孤独死体となって発見された女性の名は、鈴木陽子。刑事の綾乃は彼女の足跡を追うほどにその壮絶な半生を知る。平凡な人生を送るはずが、無縁社会、ブラック企業、そしてより深い闇の世界へ……。辿り着いた先に待ち受ける予測不能の真実とは!? ミステリー、社会派サスペンス、エンタテインメント。小説の魅力を存分に注ぎ込み、さらなる高みに到達した衝撃作!
Amazon紹介文より
上記のAmazon紹介文をご覧ください!
「辿り着いた先に待ち受ける予測不能の真実とは!?」とは、
なんと惹かれるワードでしょうか!
さらに、
「ミステリ、サスペンス、エンタテイメント。小説の魅力を存分に注ぎ込み、
さらなる高みに到達した衝撃作!』
ときました!!
ここまで言われたら期待感ハンパないですよね。
今月読みたい小説2作品目は、
この葉真中顕さんの『絶叫』に決めました。
2024年5月10日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) May 10, 2024
マンションで孤独死体となって発見された女性
鈴木陽子
刑事の綾乃は彼女の足跡を追うほどに
その壮絶な半生を知るが…
彼女に何があったのか?
エピローグに近づいて
「そういうことだったか!」
と思ったのですが、
最後の1ページで
「えーっ😮」ってなりました💦
傑作✨✨✨#絶叫#葉真中顕 pic.twitter.com/V8sdzzIL2J
『純喫茶トルンカ』八木沢里志
次に3作品目に選んだのは、
八木沢里志さんの『純喫茶トルンカ』です。
八木沢里志さんといえば、以前『森崎書店の日々』を読みました。
とても暖かい物語で感動したのを覚えています。
今回も「あたたかな」お話でしょうか。
東京・谷中の路地裏にある小さな喫茶店『純喫茶トルンカ』を舞台にした3つのあたたかな物語。
Amazon紹介文より
決まって日曜に現れる謎の女性とアルバイト青年の恋模様、自暴自棄になった中年男性とかつての恋人の娘との短く切ない交流、マスターの娘・雫の不器用な初恋―??
コーヒーの芳ばしい香りが静かに立ちのぼってくるような、ほろ苦くてやさしい“奇跡″の物語。
上記のAmazonの紹介文を見ると、
期待通りの「あたたかな物語」のようですね。
ちなみに続編の『しあわせの香り』も、今回読み放題の対象になっています。
この機会に2冊合わせて読んでみようかと思います。
ということで、5月に読みたい小説3作品目は、
八木沢里志さんの『純喫茶トルンカ』と『しあわせの香り』を選びました。
2024年5月11日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) May 11, 2024
「再会とは、
人生における一番身近な奇跡である」
前世の悲恋の相手に再会できたという女性
自ら手放した過去の恋を後悔する中年男性
束の間の恋を越えて、成長する女子高生
それぞれの再会が拗れた心を整えてゆく
予想以上に泣かされました😭😭😭#純喫茶トルンカ#八木沢里志 pic.twitter.com/4JvycwvCrK
2024年5月13日 『しあわせの香り』読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) May 13, 2024
ショパンの「魔法」が引き寄せた奇跡
大人の階段を登り損ねたけど、
少し成長した男子高校生
劣等感を超えて、
新たな旅立ちを選んだイラストレーター
三人三様の物語で泣けます🥲
今回も温かい余韻をくれました✨✨✨#しあわせの香り純喫茶トルンカ#八木沢里志 pic.twitter.com/acDvUYkNLw
『幸せジャンクション』香住泰
Kindle Unlimited 読み放題で5月に読みたい小説4作品目に選んだのは、
香住泰さんの『幸せジャンクション』です。
この作家さんは初読みの方なのですが、「書店員さん激賞!」
というキャッチに掴まれてしまいました(笑;)
実際Amazonの紹介欄にある書店員さんのコメントを読んでいたら、
何故か目が潤んでしまいました。
長くなるので引用は控えますが、
上記の書名のリンクでページに跳べるので一度覗いてみてください。
人生の分岐点は、突然やってきた。
Amazon紹介文より
訳あり主人公の人生を変えた、三泊四日のキャンピングカーの旅
勤務先の運送会社が突然倒産し、途方に暮れる主人公・浜浦遼二は
社長の計らいで、退職金代わりにキャンピングカーを手に入れる。
そして、不思議な縁に導かれ、キャンピングカーを使った人助けの旅が始まることに。
困難を切り抜けていく浜浦だが、実は過去に秘密を抱えていて……。
キャンピングカーで旅をしながら、ワケありな人たちと偶然巡り合うようです。
その出会いを通して、「自分の人生も悪くない」と思えるような旅。
書店員さんたちに「主人公の浜浦さんとどこまでも旅を続けたい」と言わせる作品。
「読み終わるのがもったいない」と思える物語なら、
もう、読むしかありませんよね!
ということで、5月に読みたい小説4作品目は、
香住泰さんの『幸せジャンクション』に決めました。
2024年5月14日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) May 14, 2024
勤務先が突然倒産し、
途方に暮れる主人公・浜浦に
退職金代わりに渡されたキャンピングカー🚐
不思議な縁に導かれ、
そのキャンピングカーでの
人助けの旅が始まった…
旅の途中で出会った人々のように
私も浜浦効果をもらったかも☺️
書店員さんの言うとおり✨#幸せジャンクション#香住泰 pic.twitter.com/1asjTCivYx
『三兄弟の僕らは』小路幸也
さて今回ラスト、5月に読みたい小説5作品目に選んだのは、
小路幸也さんの『三兄弟の僕らは』です。
この作者さんも初読みの方です。
この作品はまず書影に惹かれてチェックしました。
そして、Amazonの紹介文を見て、今月読みたい小説5選に加えようと思いました。
両親の死と引き換えに、僕らは“家族”を手に入れた――。ベストセラー「東京バンドワゴン」シリーズの著者が贈る、感動の家族小説! 平凡で幸せな家庭に育ちながらも、突然の交通事故で、両親を一度に失ってしまった、稲野朗・昭・幸の三兄弟。そんな彼らを助けるべく、それまでほとんど面識のなかった母方の祖母が家にやってきた。その暮らしの中で兄弟たちは、祖母と母の不仲の理由や父の出生の秘密など、これまで気づかなかった家族の裏側を少しずつ知っていくのだが……。生前の父と母がそれぞれ隠していた、“秘密”とは。「普通の家族」とは何なのか。中・高・大学生の三兄弟の成長と、家族の絆を描いた、感涙必至のハートフルストーリー。
Amazon紹介文
突然の事故で両親を亡くした三兄弟。
彼らが知ることのなかった両親の生前の”秘密”。
これまで知らなかった家族のことを少しずつ知って、彼らの成長が描かれるようです。
「家族の絆を描いた、感涙必至のハートフルストーリー」
というキャッチでもう泣きそうです( ; ; )
感涙がもたらすカタルシスを味わいたいと思います。
「Kindle Unlimited 読み放題」で5月に読みたい小説5作品目は、
小路幸也さんの『三兄弟の僕らは』で決定です。
2024年5月15日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) May 15, 2024
両親の記念日の旅行✨
三兄弟は小遣いを出し合って送り出した
その旅行の事故で
両親は突然亡くなってしまった
両親の死後に明らかになる
兄弟が知らなかったこと…
人生って、色々あるからね😌
それを知って、大人になるのかな…?#三兄弟の僕らは#小路幸也 pic.twitter.com/lQI2mSbT72
まとめ
いかがでしたでしょうか。
毎月月初のお約束、「Kindle Unlimited 読み放題」対象作品の中から、
私が読みたいと思う小説5作品を選んでみました。
後半は、心あたたまる物語が多くなったかもです。
GWでお休みも多いですし、家や公園でのんびり読書もいいですよね。
何処かに旅行に行かれる方も移動中のお供にお気に入りの作品を用意するのも楽しいですね。
今回の記事があなたの読書の何か参考になればうれしいです。
それではお読みいただきありがとうございました。
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