Kindle Unlimited で10月に読みたい小説5選(2024年10月)

読書

2024年10月の読み放題から読みたい小説5選

気がつけば、もう10月なんですね。

なんだか記録的な猛暑続きの残暑で、季節感がバグってます。

先月、9月も大変な1ヶ月でした。

能登半島の大雨災害には、本当に「神も仏もないものか」という言葉が浮かぶようで、

気の毒な思いになりました。

被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。

一方で、先日の自民党総裁選では、石破ショックに見舞われ、

今後の日本経済の行末が案じられます。

とは言っても、厳しい現実を悲観してばかりではいられません。

そんな時でも、私たちには読書という究極のバーチャル・リアリティがあります。

気になる本の世界に入り込み、時間も空間も超えたエンタメ体験をしてみませんか。

ということで、今月もKindle Unlimited 読み放題対象作品から、

私が読みたいと思う小説5作品を選んでみたいと思います。

先月アップした「9月に読みたい小説5選」の記事がこちら⏬です。

Kindle Unlimited」は、月額980円で対象作品が好きなだけ読める、

本のサブスクサービスです。
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それでは、2024年10月に読みたい小説5作品を選んでいきましょう。

『余命3000文字』 村崎羯諦

10月に読みたい小説5選、まず1作品目に選んだのは、

村崎羯諦さんの『余命3000文字』です。

この作品は、以前から書店で目にして気になっていたものですが、

今回読み放題の対象に加わっていたので、今月読みたい小説に選んでみました。

5分で読めて、あっと驚き、わっと泣ける。

「大変申し上げにくいのですが、あなたの余命はあと3000文字きっかりです」ある日、医者から文字数で余命を宣告された男に待ち受ける数奇な運命とは――?(「余命3000文字」)。

「妊娠六年目にもなると色々と生活が大変でしょう」母のお腹の中で六年も引きこもり、ちっとも産まれてこようとしない胎児が選んだまさかの選択とは――?(「出産拒否」)。

他、「彼氏がサバ缶になった」「不倫と花火」など、書下ろしを含む全26編を収録。

摩訶不思議な世界で描かれる涙と笑い、そしてやってくる“どんでん返し”。著者渾身のデビュー作!

Amazon紹介文より

上記のAmazonの紹介文にあるように、

5分で読めて、あっと驚き、わっと泣ける」とのことなので、

ショートショートのような作品でしょうか?

同じく紹介文中に「26編を収録」とありますので、そういうことでしょうね。

これは読む場所に注意しないと、突然泣いてしまうかもしれません!

いつものようにエアロバイクで呼んだらヤバいかも(笑;)

書影もいいですね、美少女が物語世界に没入している感じが素敵です。

ということで今月の1作品目は、以前から気になっていたこの作品、

村崎羯諦さんの『余命3000文字』に決めました

2024年10月7日 読了ポスト

『薬も過ぎれば毒となる』塔山郁

ホテルマンの水尾爽太は、処方薬を丹念に塗るも足の痒みがおさまらず、人知れず悩んでいた。薬をもらいに薬局へ行くと、毒島という女性薬剤師が症状を詳しく聞いてくる。そして眉間に皺を寄せ、医者の診断に疑問を持ち……。急激な眠気に襲われるホテル従業員、薬を過剰に要求してくる老人、ダイエット薬を格安で売る病院など、水尾は毒島とともに、薬にまつわる様々な事件に挑む!

Amazon紹介文より


こちらも以前から気になっていた作品です。

まず表紙の薬剤師らしい女性の力強い立ち姿が印象に残りました。

彼女が薬剤師の独島花織で薬にまつわる事件の謎を解いていくのでしょうね。

それにしても「独島」と書いて「ぶすじま」と読ませるとは・・・、

と思っていたら、「ぶすじま」とタイプして変換するとちゃんと「毒島」になりました。

なぜそんな読みなのか気になって調べたら、ちゃんと答えがありました。

珍しい名字「毒島」 どくじま とは読みません 「毒島」さんは、現在の群馬県南西部に位置する上野が起源といわれており、現在は群馬県の桐生市に多く分布されているそうです。 毒島はトリカブトの別名「附子(ぶす)」が由来といわれており、かつて群馬県伊勢崎市には水田に囲まれた「毒島城」があったとされています。
tenki.jpより引用

へー、知りませんでした^^;

一つ勉強になりました。

ということで、ますますこの作品に興味が湧いてきました。

さらに、この作品の続編の『甲の薬は乙の毒』も、

今回読み放題の対象になっています。


この機会に合わせて読んでみたいと思います。

ホテルマンの水尾爽太は、薬剤師の毒島(ぶすじま)さんに思いを寄せている。彼女は卓越した薬の知識を持ち、薬にまつわる不思議な出来事をいつも即座に解決してくれる。きちんと管理しているはずの認知症の薬が、一種類だけなくなってしまうのはなぜ? 筋トレに目覚めた友達が抱える悩みとは? いつものように毒島さんに薬の相談をする爽太だったが、ある出来事がきっかけで、彼女は「今まで自分は薬の知識をひけらかしていたのではないか」と悩むように。心配する爽太だったが、さらに、偶然出会った小説家志望の男・影山から「毒島さんに交際を申し込もうと思っている」と言われ……!? 生活に役立つ薬と健康の知識も満載の薬剤師ミステリー第2弾! 『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ。

Amazon紹介文より


Amazonで、「宝島文庫カテゴリ」ベストセラー1位と表示されている作品です。

期待を込めて今月読みたい小説2作品目には、

この塔山郁さんの『薬も過ぎれば毒となる』を選びたいと思います。

2024年10月8日『薬も過ぎれば毒となる』読了ポスト

2024年10月9日『甲の薬は乙の毒』読了ポスト

『私が先生を殺した』桜井美奈

さて次に3作品目に選んだのは、

桜井美奈さんの『私が先生を殺した』です。

私は“善人”か、それとも“悪人”か。

「ねえ……あそこに誰かいない?」。全校生徒が集合する避難訓練中、ひとりが屋上を指さした。

そこにいたのは学校一の人気教師、奥澤潤だった。奥澤はフェンスを乗り越え、屋上から飛び降りようとしていた。

「バカなことはするな」。教師たちの怒号が飛び交うも、奥澤の体は宙を舞い、誰もが彼の自殺を疑わず悲しんだ。

しかし奥澤が担任を務めるクラスの黒板に「私が先生を殺した」というメッセージがあったことで、状況は一変し……。

語り手が次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りになる。秘められた真実が心をしめつける、著者渾身のミステリー!

Amazon紹介文より


今月は何故かこのセリフが多いですが、

この作品も本屋さんの店頭でずっと気になっていたものです。

東野圭吾さんの『あなたが誰かを殺した』とタイトルが似ているのもあるかもしれません。

上記のAmazonの紹介文を見てさらに興味が湧きました。

自殺したように見えた「学校一の人気教師」に対して、

教室の黒板に残された「私が先生を殺した」という謎のメッセージ!

次第に浮き上がる事件の真相とはどんなものでしょう?

これは読まずにはいられません!

今月読みたい小説の3作品目は、

桜井美奈さんの『私が先生を殺した』に決めたいと思います。

2024年10月17日 読了ポスト

『銀座「四宝堂」文房具店』上田健次

続いて4作品目に選んだのは、

上田健次さんの『銀座「四宝堂」文房具店』です。

正直に言って「ジャケ買い」です(笑)

銀座のとある路地の先、円筒形のポストのすぐそばに佇む文房具店・四宝堂。創業は天保五年、地下には古い活版印刷機まであるという知る人ぞ知る名店だ。

店を一人で切り盛りするのは、どこかミステリアスな青年・宝田硯。硯のもとには今日も様々な悩みを抱えたお客が訪れる――。

両親に代わり育ててくれた祖母へ感謝の気持ちを伝えられずにいる青年に、どうしても今日のうちに退職願を書かなければならないという女性など。

困りごとを抱えた人々の心が、思い出の文房具と店主の言葉でじんわり解きほぐされていく。

いつまでも涙が止まらない、心あたたまる物語。

Amazon紹介文より

個人的になんか、お店が舞台の「心あたたまる物語」っていうのが好きなんですよね。

古書店、古い時計店、喫茶店、コンビニ、

いろんな舞台のものを今まで読んできましたが、

どれも「読んで良かった」と思えるものばかりだったように思います。

この作品の紹介文でも、

困りごとを抱えた人々の心が、思い出の文房具と店主の言葉でじんわり解きほぐされていく

って、まさに「そういうやつ」が大好物なんです。

ということで迷いなく今月の4作品目は、

上田健次さんの『銀座「四宝堂」文房具店』で決まりです!

2024年10月18日 読了ポスト

『チーム・バチスタの栄光』海堂尊

10月に読みたい小説5選、ラスト5作品目に選んだのは、

海堂尊さんの『チーム・バチスタの栄光』です。

こちらの作品は以前テレビドラマで見ていてお気に入りだったのですが、

原作は未読でした。

画像はAmazonサイトより

今回、読み放題対象作品の中に見つけたので是非読んでみたいと思いました。

第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作にして、人気シリーズの原点! 心臓移植の代替手術“バチスタ”手術専門の天才外科チームで原因不明の連続術中死が発生。不定愁訴外来の田口医師は、病院長に命じられて内部調査を始めた。そこへ厚生労働省の変人役人・白鳥圭輔がやってきて……。

Amazon紹介文より

ドラマでは、あの「チビノリダー」の伊藤淳史さんが、

心療内科特別愁訴外来の診察医「田口」として活躍するのが印象に残っています。

原作はなんといっても「第4回このミステリーがすごい!大賞受賞作」なので、

ミステリーとしての出来にも期待大です。

なお、このバチスタシリーズの第2弾第3弾も読み放題対象になっています。

第2弾が『ナイチンゲールの沈黙

小児科病棟を舞台に、緊急入院してきた伝説の歌姫と、心優しき看護師が巻き起こす新感覚ミステリー。小児科病棟に勤務する浜田小夜の担当は、眼の癌=網膜芽腫の子供たち。看護師長・猫田の差配で、不定愁訴外来の田口公平は彼らのメンタルサポートをすることになった。だが同じ頃、患児の父親が殺され、小夜は警察に嫌疑をかけられてしまう。さらに、緊急入院してきた伝説の歌姫に、厚生労働省の変人・白鳥まで加わり、物語は思わぬ展開に――。

第3弾が『ジェネラル・ルージュの凱旋

正義か悪か――。“ジェネラル(将軍)”の異名を持つ天才救命医・速水登場! 東城大学医学部付属病院に伝説の歌姫が緊急入院した頃、不定愁訴外来の田口公平の元には匿名の告発文書が届いていた。救命救急センター部長の速水晃一が特定業者と癒着しているという。高階病院長の特命で疑惑の調査を始めた田口だったが、倫理問題審査委員会の介入や厚生労働省の変人役人の登場で、さらに複雑な事態に巻き込まれていく……。

Amazon紹介文より


シリーズ3作品が読み放題で読めるチャンスです!

これは見逃せないですよね📍

ということで、

2024年10月にKindle Unlimited 読み放題で読みたい小説

5作品目は、海堂尊さんの『チーム・バチスタの栄光』に決めました!!

2024年10月22日『チーム・バチスタの栄光』読了ポスト

2024年10月24日『ナイチンゲールの沈黙』読了ポスト

2024年10月27日『ジェネラル・ルージュの凱旋』読了ポスト

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今月も「Kindle Unlimited 読み放題」の対象作品から、

私が読みたいと思う小説5作品を選んでみました。

今回は、初読みの作家さんも多く、シリーズ作も含まれているので、

どんな1ヶ月になるのか楽しみです(笑)

10月になって、そろそろ過ごし易い日も増えてくるかと思います。

ずっとお預けになっていた公園でのチェアリング読書も再開できるかな。

この記事が、何かあなたの読書の参考になればうれしいです。

お読みいただきありがとうございました。

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