2025年1月の読み放題から読みたい小説5選
皆さん、
新年明けましておめでとうございます。
激動の2024年も終わり、いよいよ新しい年を迎えました。
本格的な「風の時代」に突入した昨年。
今年も大きな変化があるかもしれません。
皆さんも年頭にあたって、今年の抱負をいろいろと考えられているところでしょうか?
ということで私は、まずは読書はじめ!
今年もKindle Unlimited 読み放題対象作品の中から、
私が今月読みたいと思う小説5作品を選んでみたいと思います。
毎月月初のお約束のこの記事も、新年1回目ということで
気持ちを引き締めてまいりたいと思います(笑)。
ちなみに昨年末、12月にアップした記事がこちら⏬です。
「Kindle Unlimited」は、月額980円で対象作品が好きなだけ読める、
本のサブスクサービスです。
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それでは、2025年新年1月に読みたい小説5作品を選んでいきましょう!
『正体』 染井為人
さて、Kindle Unlimited で新年に読みたい小説5選の第1作目に選んだのは、
染井為人さんの『正体』です。
この作品は、横浜流星さんの主演で映画化されたものですね。
書店でも上記画像の流星さんの表紙がとても目を引いています。
そんな今旬の作品が読み放題で読めるのですから、
これは選ばないわけにはいきませんよね😀
埼玉で二歳の子を含む一家三人を惨殺し、死刑判決を受けている少年死刑囚が脱獄した! 東京オリンピック施設の工事現場、スキー場の旅館の住み込みバイト、新興宗教の説教会、人手不足に喘ぐグループホーム……。様々な場所で潜伏生活を送りながら捜査の手を逃れ、必死に逃亡を続ける彼の目的は? その逃避行の日々とは? 映像化で話題沸騰の注目作!
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脱獄したのは、一家三人を惨殺し、死刑判決を受けた少年死刑囚!
この死刑囚の少年がアルバイト先を転々と変えながら
逃亡を続けるというお話のようです。
本の帯には「5つの顔を持つ逃亡犯」とあり、
別人のような「流星」君の顔が表紙になっています。
いったい何故、彼はそこまでして逃亡を続けるのでしょうか?
何か深い理由がありそうな感じを匂わせてますね。
とても気になります!
ということで新年に読みたい小説1作品目は、
染井為人さんの『正体』にしたいと思います。
『アリアドネの声』井上真偽
次の2作品目に選んだのは、
井上真偽さんの『アリアドネの声』です。
井上さんの作品は今までもいくつか読んでいて、
この作品も以前から気になっていたものです。
巨大地震で地下に取り残された女性が生還できるのか?
「胸を刺す衝撃の長編ミステリー」
「想像の限界を超えるどんでん返し」
というキャッチにも惹かれますね!
救えるはずの事故で兄を亡くした青年・ハルオは、贖罪の気持ちから救助災害ドローンを製作するベンチャー企業に就職する。業務の一環で訪れた、障がい者支援都市「WANOKUNI」で、巨大地震に遭遇。ほとんどの人間が避難する中、一人の女性が地下の危険地帯に取り残されてしまう。それは「見えない、聞こえない、話せない」という三つの障がいを抱え、街のアイドル(象徴)して活動する中川博美だった――。
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崩落と浸水で救助隊の侵入は不可能。およそ6時間後には安全地帯への経路も断たれてしまう。ハルオは一台のドローンを使って、目も耳も利かない中川をシェルターへ誘導するという前代未聞のミッションに挑む。
巨大地震で地下空間に閉じ込められたのはなんと、
「見えない、聞こえない、話せない」という、
まるでヘレンケラーのような障害を持つ女性だったと・・・。
生還可能な限られた時間の中で、彼女をどうやって救うのでしょうか?
とても興味深いです。
ということで、新年に読みたい小説2作品目は、
井上真偽さんの『アリアドネの声』に決めました!
『ほねがらみ』芦花公園
続いて、3作品目に選んだのは、
芦花公園さんの『ほねがらみ』です。
新年3作目にして「ホラー」を選ぶか?という声が聞こえてきそうですが、
そうです「怖すぎて眠れない」というキャッチに惹かれる「ホラー」です!
「今回ここに書き起こしたものには全て奇妙な符合が見られる。読者の皆さんとこの感覚を共有したい」――大学病院勤めの「私」の趣味は、怪談の収集だ。知人のメール、民俗学者の手記、インタビューの文字起こし。それらが徐々に一つの線でつながっていった先に、私は何を見たか!? 「怖すぎて眠れない」と悲鳴が起きたドキュメント・ホラー小説。
Amazon紹介文より
上記の紹介文によると、
会談の収集が趣味の大学病院勤めの「私」が遭遇する
怪異にまつわるお話のようですね。
それにしても「怖すぎて眠れない」ドキュメント・ホラー小説とは、
どんなものなのでしょうか?
怖いもの見たさですね。とても気になります。
ということで、新年に読みたい小説3作品目は、
芦花公園さんの『ほねがらみ』にしたいと思います。
『監禁依存症』櫛木理宇
続いて4作品目に選んだのは、
櫛木理宇さんの『監禁依存症』です。
この表紙画像の情報量の多さときたら!
しかも不穏な言葉の羅列ですね。
一体どんな物語が展開されるのか、とても気になります。
性犯罪者たちの弁護をし、度々示談を成立させてきた悪名高き弁護士の小諸成太郎。ある日、彼の九歳のひとり息子が誘拐される。だが、小諸は海外出張中。警察は過去に彼が担当し、不起訴処分となった事件の被害者家族を訪ねるが……。この誘拐は怨恨か、それとも身代金目的か――。ラスト一行まで気が抜けない、二転三転の恐怖の長編ミステリー。
Amazon紹介文より
度々性犯罪者の弁護をし、悪名高い弁護士のひとり息子が誘拐された。
それは、被害者家族の怨恨によるものなのか?
そもそもこの弁護士は、何故性犯罪者の弁護を続けるのでしょうか?
単に金目当てなのか?
ひとり息子の誘拐は、そのことと何か関わりがあるのでしょうか?
「二転三転の恐怖の長編ミステリー」というキャッチも意味深です。
これは読んで、明らかにするしかないですね。
それでは、新年に読みたい小説4作品目は、
櫛木理宇さんの『監禁依存症』に決めましょう!
『線は、僕を描く』 砥上裕將
さて、2025年新年第1回の「Kindle Unlimited 読み放題」で今月読みたい5選
最後に5作品目に選んだのは、
砥上裕將さんの『線は、僕を描く』です。
この作品、まず書影に惹かれました。
淡い色彩の中で、斜め上を見つめるような青年は、
何を想うのでしょう?
「できることが目的じゃないよ。やってみることが目的なんだ」
Amazon紹介文より
家族を失い真っ白い悲しみのなかにいた青山霜介は、バイト先の展示会場で面白い老人と出会う。その人こそ水墨画の巨匠・篠田湖山だった。なぜか湖山に気に入られ、霜介は一方的に内弟子にされてしまう。それに反発する湖山の孫娘・千瑛は、一年後「湖山賞」で霜介と勝負すると宣言。まったくの素人の霜介は、困惑しながらも水墨の道へ踏み出すことになる。第59回メフィスト賞受賞作。
上記の紹介文によると、悲しみの中にいた孤独な青年が水墨画の道を歩み出す。
という物語のようですね。
ということは表紙の青年が、「悲しみを抱えた」主人公なのでしょう。
また、水墨画の世界というのにも普段馴染みがないので、
どんな展開が待っているのか興味深いものがあります。
紹介文には「第59回メフィスト賞受賞作」とありますが、
歴代受賞作には傑作が多数あり、
私が今まで読んだ受賞作にもハズレがない!
という点からも大いに期待できます。
そういうことですから、
Kindle Unlimited 読み放題で新年に読みたい小説5選
最後に選ぶ5作品目は、
砥上裕將さんの『線は、僕を描く』に決めました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
年も改まり、2025年。
新年に読みたい小説5作品を、Kindle Unlimited 読み放題対象から選んでみました。
一月一日の今日、こうして記事を書いていても思い出されるのは、
ちょうど一年前の今日、16時10分に石川県能登地方を襲った巨大地震のことです。
夕方からの元日スペシャル番組が、地震速報に切り替えられ、
能登の被災状況に日本中が注目し心配していたあの日。
一年たった今、今年はどうか平穏無事に過ごせるようにと祈ります。
好きな本を読んで感動したり、癒されたりという日常が、
どうか守られますように。
今回の記事が何か皆さんの読書の参考になれればうれしいです。
お読みいただきありがとうございました。
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