あの日見た花の名前を「おじさん」はまだ知らない。そんな時のGoogleレンズの活用法

oenothera speciosa 定年前

タイトルが気になったあなた、ごめんなさい今回はあのアニメの話ではないです。

生活にリズムを設けるのと、健康維持のために、
私が朝のウオーキングを日課にしていることは以前お話ししました。

その毎朝のウォーキングで、もう一つささやかな楽しみを見つけました。

路傍の名も知らぬ草花たち


私のウォーキングコースは、家の周りの畑に囲まれた小道を30分くらいかけて一周するのですが、その道端に名前も知らない小さな草花が色々咲いています。

多分、今までも普通に咲いていたはずですが、現役会社員の時には気づきませんでした。

ついこの間まで、この辺りを歩くことは「移動」が目的で、その瞬間の周りのことは目に留める余裕がなかったんだと思います。
ひょっとしたら、憂鬱そうに俯き加減で歩いていたのかもしれません。

そういう意味では、「おじさんの夏休み」状態の今、少しこころに余裕ができたのでしょうか

さて、せっかく目にとまってくれた草花たちです。
名前くらい覚えてあげたいものです。

ここでおじさんは、思い出しました。
俺たちには「Googleさん」という強い味方があるじゃないですか!

「Google レンズ」に花の名前を聞いてみよう!

皆さんのスマホにも「Googleアプリ」はインストールされていると思います。
この「Google」で、花の名前を調べられることって知ってましたか?

Googleを起動したら上の画像で示した「カメラのアイコン」をタップ!
そうするとカメラの撮影画面になるので、名前を知りたい花を撮影します。

「キクイモモドキ」もどきってなんだよー。


今朝、最初に撮影したのがこれ↓

Google lense 「キクイモモドキ」

画像の上部に「Google Lens」と表示されてますね。
撮影した画像にマッチするデータをGoogleのAIが探し出して「これじゃない?」と表示してくれるわけです。
画面の下部に検索候補として「キクイモモドキ」と表示されてますね。
花の中央部分がちょっと違うような気もしたので、帰宅後にGoogleで他の画像も検索してみました。

何種類かの画像と比較したら、やはり「キクイモモドキ」であってるみたいです。
そして、検索過程で追加情報をゲットしました

名前のとおり「キクイモ」とそっくりな花なのでこの名前がついたようです。
「キクイモ」と言えば、最近なんか話題になっていたような・・・。

思い出しました。「イヌリン」という物質が食後の血糖値上昇を抑えるとかで、テレビ番組で観たんでした。
でも、残念!「キクイモモドキ」は名前の通り「キクイモ」とは別物で、食用にはできないそうです。

黄色が綺麗な「カボチャ」の花(草花じゃないですね;)

次に見つけたのがこちら↓

Google Lens 「カボチャ」

綺麗な黄色い花が目を引きました。
Google Lens の検索結果は、「ズッキーニ」が第一候補にあげられました。

しかーし、今回は花の後ろに実が写ってます。どう見てもカボチャです(笑)。

検索候補を横にスクロールすると、「ペポカボチャ」というのが出てきました。
なんで普通に「カボチャ」を選んでくれないんだろう?

こちらも、帰宅後「ズッキーニ」の花の画像をググってみたら・・・、
あっ、そりゃあ間違えても仕方ないわー」というくらいそっくりな花でした。

「コマツヨイグサ」

そして、3番目がこちら↓

Google Lens 「コマツヨイグサ」

今度は小さな黄色い花がいくつも咲いている草です。

少し前、梅雨が明ける前あたりはもっと元気に群生していました
朝の散歩を日課にし始めて、最初に目にとまった草花です。

一つ一つは小さくて可憐な花ですが、群生している様は見事です。
コマツヨイグサ」名前もなんか良いですよね。気に入りました。

「キバナコスモス」

今朝最後に見つけたのがこちら↓

Google Lens 「キバナコスモス」

キバナコスモス」と表示されました。
名前の通り「コスモス属」の花で、観賞用に花壇などに植えられることも多いようです。
草花というよりは、どこか近所のお宅からタネが飛んだのでしょうか?

番外編 「ヒルザキツキミソウ」

梅雨明け前は綺麗に咲いていた花で「ヒルザキツキミソウ」という花がお気に入りでした。

最近では、ウォーキングの路傍では見られなくなりましたが、まだ時期は過ぎていないようなので他の場所では咲いているのでしょうか。

月見草」の名前から、宵の頃に咲く花がイメージされます
この花は、「ヒルザキ」とあるように朝ウォーキングの時間帯にも綺麗に咲いていました

太宰治の「富嶽百景」に、「富士には月見草がよく似合う」という描写がありますが、
雄大な富士の姿を背景に、すっくと立ち上がる「月見草」のどこを富士に似合うと太宰は感じたのでしょうか?

いつか「おじさんの本棚」で「富嶽百景」も取り上げてみたいと思いました。

※7月31日追記:「富嶽百景」で太宰がいう「月見草」は黄色の花の方でしたね;
ちらとひとめ見た黄金色の月見草の花ひとつ」という描写がありました。

月見草

まとめ

おじさんの夏休み」に入って、今まで見えていなかった身近な景色が見えてきました
時にはあなたも、誰のためにでもなく咲いている小さな草花に目を向けてみませんか

そして、そんな花たちの名前を覚えてみるのはいかがでしょう。
きっと「Googleレンズ」が助けてくれますよ。

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