簿記試験の翌日から、FP3級の学習スタート!
お金の勉強第2弾!
簿記3級の次はFP(ファイナンシャルプランニング技能士)3級の資格取得に向けたチャレンジです。
私は60歳で定年退職をしたら、会社に頼らず「独立シニア」を目指すことを決めました。
その準備として、簿記とFPの資格にチャレンジすることにしたのです。
その経緯については以前記事にしていますので、よければ参照してください。
簿記の試験日の翌日から、さっそくスタートです!
学習用テキストと問題集
選択したテキストと問題集は以前紹介した「簿記3級」で使用したのもと同シリーズの
みんなが欲しかった!FPの教科書 3級
みんなが欲しかった!FPの問題集 3級
の2冊で学習スタートしました。
テキストと問題集の学習方法は簿記3級の方法を踏襲
さて、簿記3級で使用したものと同シリーズのテキストと問題集を選びましたが、その学習方法も基本的に簿記の時と同様です。
テキストを読み進めながら、あまり良く理解できなくて再読が必要だなと思ったページには、
「ピンクの付箋」を貼っていきます。
知らない新たな用語が初登場したページには「黄色の付箋」を貼っておき、後で見直せるようにしました。
そして、学習を進めるうちに理解できたと思ったら、付箋を剥がしていきます。
最終的に、テキストから「ピンク」と「黄色」の付箋がなくなることを目標にしました。
各チャプターの終わりは、そのチャプターで学んだ内容の基本問題をまず解きます。
正解できたら「○」を、できなかったら「❌」を問題の番号のところに記入します。
その際、実施した日付も一緒にメモするといいと思います。
次に見直した時に、いつ解いた問題かわかるようにするためです。
一旦「○」がついた問題でも時間が経過すると、忘れてしまったりするので、
記憶の定着を確実にするためですね。
ただし、テキストから付箋をなくすのも基本問題を全て「○」にするのも、問題集と並行して行います。
無理にテキストの内容を覚えようとするよりも、できるだけ多くの問題を何回も解く方が記憶の定着ができるからです。
という感じでテキストを一巡したら、後は、問題集を中心にしてひたすら問題を解きまくります。
その進め方も、上記の「簿記3級」の記事に書いていますので参考にしてください。
FP3級の学習範囲「6つの分野」の難易度(おじさんの場合)
FPの場合、6つの分野を総合的に学習するのですが、個人的にすんなり内容が入ってくる分野と、そうでない分野がありました。
各分野のおじさん的難易度は↓こんな感じです。
ライフプランニングと資金計画 :難易度△
内容的には、社会保険とか、公的年金など特に今後の第2の人生に必要になる知識が多く
重要な分野なんですが、ちょっと苦手感があります。
特に資金計画の「6つの係数」の使い分けが最初なかなか区別がつかなかったです。
でも、この分野は絶対にちゃんと理解しておいた方が自分のためですね;
リスクマネジメント :難易度○
この分野のメインは「保険」ですね。
普段からなじみのある内容なので、割とすんなり学習が進みました。
ただ、法人契約の保険については、初めて知る内容が多くて覚えるのが大変かもしれないです。
学習してみて思ったのは、こういう内容をちゃんと知らずに「保険のセールス」にすすめられるまま契約してたんだなーということです。
やはり、若いうちにこういう知識をちゃんと学んでおくことは大切だなと痛感しました;
金融資産運用 :難易度◎
この分野は、文字通り「資産運用」です。
学習が進めやすいかどうかよりも、もっとも興味のある分野なので勉強にも力が入ります。
「金融経済の基本」から学んで、いろいろな金融商品の特性などが学べるので投資の参考になります。
それでも最初けっこう戸惑ったのが「債権の利回り」の計算でした。
「応募者利回り」とか「所有期間利回り」とかの計算の使い分けでちょっと迷いましたね。
タックスプランニング :難易度△
この分野は、言うまでもなく「税金」についてです。
サラリーマンは会社からの給料は「源泉徴収」されるし、「年末調整」で会社が代わりに精算してくれるので、今まであまりにも無頓着だったことを痛感しました。
税金の仕組みって本当に複雑で、「一般人にとってあえてわかりにくくしているのでは?」とさえ思えます。
とはいえ、会社を離れるからには今後は自身で確定申告をする必要もあるわけで、
控除などの知識をちゃんと持っておかないと損をするのは自分ですからね;
複雑でわかりにくいけど超〜重要な分野です。気合入れて覚えましょう!
不動産 :難易度○
この分野では「不動産取引」とか「不動産に関連する法令」とかの学習をします。
そして、また税金がここでも登場です。
「不動産にかかる税金」、「不動産譲渡所得にかかる税金」とか、またかよ!という感じです。
丁度、空き家になっていた実家の売却ができたところだったので、リアルに学習できました。
この内容についても、身近な問題なのに今までなんと無知だったんだろうと思い知らされました;
相続・事業承継 :難易度○
「相続」っていうのもデリケートな問題ですよね。
資産家の家で、法定相続人が多かったりすると揉めたりするんでしょうか?
これもまた自身の無知をさらすようでお恥ずかしいのですが、
「相続割合はこんなふうに決まるんだー。」と初めて知りました。
遺留分についても知らなかったです。
「これなら、数十億の遺産を全額寄付されても、配偶者は遺留分を主張できるってことかー」
とか不謹慎なことを考えたりしました。
相続と言えば、「相続税」の話題はさけて通れないですね。ここでも税金です(汗)
相続税の計算方法とか、配偶者などの各種控除とか、なかなかややこしいです。
以上こんな感じで6分野の学習を進めました。
通勤電車での学習に最適 : FP3級ドットコム「過去問道場」
会社に出社する日は、通勤電車の中で「FP3級ドットコム」のサイトをスマホで開いて、
「過去問道場」で過去問を解きまくってました。
こちらのサイトにも大変お世話になったので、リンクを貼らせていただきます。
完全無償なのにかなり高機能です。ここで過去問を解きまくれば、問題集がなくても良いくらいな感じです。
通勤電車以外でもお風呂の中とかで、過去問道場してました。
大変お世話になりました。
いよいよ、試験当日! 今度は大学生達がライバルだ〜(汗)
2021年1月24日(日曜日) いよいよ試験当日です。
今回の試験会場は、大学のキャンパス!
「おー大学のキャンパスに入るなんで何十年ぶりだー。」とテンションもアゲアゲです。
大きな会場だけあって、受験者もかなりの人数です。
感染予防のため、会場入り口で体温チェックと手指消毒を済ませてからの入室になります。
受験者数が多いので、密を避けながらだと結構な長蛇の列になります。
そして、今回の受験者はほとんどが大学生くらいの若者です。
「おじさん大学生に混じって受験するって、頑張っているよね」と自分を誉めてやります(笑)
FP試験はマークシート方式なので、過去問をしっかりやりこんでいれば多分イケる自信もあります。
午前に学科と午後に実技の試験を受けましたが、どちらも制限時間内で見直しまで終え途中退室できました。
受験後の感想は、大学キャンパスで、学生達と机を並べて「気分が若返えったわー。」でした。
FPの受験翌日からは、Progateで「Web開発パス」の続きの学習をスタートさせました。
これからは、将来の「収入源(稼ぐ力)」を作るための学習に一旦移行します。
後日談: FP2級への挑戦へ
上記のように一旦、 FPの学習から離れて、「Web開発パス」の学習に移行しました。
しかし、その後3月に合格発表があり、なかなかの高得点で合格していたことから、
この FPの知識をもっと定着させたいと欲がでてきました(笑)。
そこで、上位の FP2級試験にトライすることを決め、「Web開発パス」は一旦中断して再度FPの学習に専念することになりました。
その FP2級受験までの記録は下記のリンクの記事を参照してください。
以上、この記事が何か少しでもあなたの参考になれば嬉しいです。
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