以前の記事で、私にとって二つ目の証券口座としてSBI証券に口座を開設しました。
↓の記事を参照してください。
さて、資産運用の基本になる証券口座を開設はしたものの、その後何から始めればいいのか悩みませんか?
そこで今回は、口座開設後、取引開始前にやっておいた方がお得な設定と、初めの1歩について確認していきたいと思います。
今回の記事では、以下の内容を確認していきます。
- SBI証券口座開設後、取引開始までに設定しておきたいこと
1. Tポイント連携
2. 三井住友クレジットカード連携
3. 即時入金で「取引余力」確保 - 準備ができたら試してみたい、積立投資の設定方法
Tポイント連携でポイントが貯まる・使える!
SBI証券口座に手持ちのTポイントカード番号を連携すると、証券取引でポイントを貯めたり、普段の買い物で貯めたポイントで投資信託を購入したりすることが可能になります。
SBI証券でのTポイント連携方法については、下記のリンクにSBI証券の詳しい説明があります。
では、具体的に何がお得なのか見ていきましょう。
Tポイントで「投資」ができるから気軽にチャレンジできる!
SBI証券ではTポイントで投資信託の購入ができます。
その概要についてSBI証券から引用すると、
- 最低100円から投資信託の買い付けが可能
- 利用できるポイント数には上限も下限も無し(※1)
- ポイント利用の時は買付代金の全部・一部どちらでも選択可能
という内容が記されています。
つまり、買い付け最低額の100円未満のポイントでも、買付代金の「一部」として利用可能ということです。
(※1)上限については、買付代金の一部に利用する場合には制限があるとのことです。
一注文当たり「999,999,999point」が上限と記載されています。
基本的なサービス内容は、以下の通りです。
サービス概要 | 投資信託の買付代金にTポイントが利用可能 (「全部利用する」と「一部利用する」より使用するポイント数を指定可能) |
対象サービス | 金額指定の買付 (積立買付、口数買付は対象外) |
ポイント利用単位 | 1ポイント1円分として利用可能 ・利用上限:なし ・利用下限:なし ※1 「一部利用する」を選択し、利用するポイント数を指定する場合、1注文あたり99,999,999ptが上限となります。 |
対象銘柄 | SBI証券取扱の投資信託 |
対象ポイント | ・Tポイント ・期間固定Tポイント |
注意事項 | ・インターネット取引サービスでの買付が対象です。 ・ジュニアNISA口座における買付は対象外です。 ・新規募集期間中の銘柄、外貨建MMFは本サービスの対象外です。 ・ポイント利用による投資信託のお買付の際も、各投資信託の最低買付金額に準じます。 ・他ポイントから交換されたTポイントも投資信託のお買付にて利用可能です。 |
上の表のように「1ポイント1円分として利用可能」ですが、「金額指定の買付」が対象で、「積立買付」「口数買付」は対象外ですのでその点は注意が必要です。
ということで若干の制約はありますが、普段の買い物などで貯まったポイントで少額から購入できるので、気軽に投資にチャレンジできるのはありがたいですね。
取引や手続きでTポイントを貯めて、再投資ができる!
SBI証券では、取引や手続きでもポイントを貯めることができます。
そのためにも、「SBI証券Tポイントサービス」の設定をしておく必要があります。
そのポイント獲得条件については以下の通りです。
国内株式手数料マイレージ (国内株式現物取引) | スタンダードプラン手数料及び現物PTS取引手数料の月間の合計手数料の1.1%相当のポイント |
投信マイレージ (投資信託保有残高) | 対象投資信託の月間平均保有額が、 1,000万円未満のお客様に年率0.1%相当のポイント 1,000万円以上のお客様に年率0.2%相当のポイント |
金・銀・プラチナマイレージ (金・銀・プラチナ取引) | スポット取引手数料、および積立買付手数料の月間合計手数料の1.0%相当のポイント |
新規口座開設 | 一律100ポイント(※この場合のポイントは期間固定Tポイント) |
国内株式入庫 | 1回の移管入庫につき100ポイント ※異名義からの移管は対象外となります。 ※同一日における複数銘柄及び複数証券会社からの入庫は、1回として計算します。 |
上の表にあるように各種取引や手続きで規定のポイントが付与されます。
特に上2つ、「国内株式手数料マイレージ」と「投信マイレージ」は利用できそうですね。
こうしてゲットしたポイントで再投資できるのも良いのではないでしょうか。
三井住友クレジットカード決済の投資信託積立でVポイントが貯まる!!
SBI証券でも、クレカ決済の投資信託積立がスタートしました。
この「投信積立」の決済金額と登録したカードのグレードによってポイント付与率が異なります。
例えば「ノーマルカード」の場合は、通常ポイント0.5%分のポイントが付与されます。
また、投信マイレージのTポイントも同時に受け取れますので、お得なサービスだと思います。
※このサービスに登録できるカードは「三井住友カード」発行のVポイント対応のカードです。
(対象カードの詳細は、SBI証券のサイトで確認してください。)
もしも、対象カードをお持ちでない場合も、SBI証券から申し込み可能です。
年会費無料のものもありますので、一度SBI証券のサイトから確認してみるといいと思います。
私はとりあえず試しに登録してみました。
クレカ決済には設定金額に上限があって、一月5万円が限度です。
今回お試しなので1万円だけ設定してみました。
「即時入金」で振り込み手数料無料で買付余力に即時反映!
さて、クレジット決済では投資信託の積立設定をしましたが、その他の取引のためには口座に入金して置く必要があります。
この場合の入金方法でお得なのが、「即時入金」です。
即時入金対象の銀行口座からの入金手続きならば振込・振替手数料無料で、「買付余力」に即時反映されます。
私のメインバンクも「即時入金対象銀行」なので、早速とりあえず50万円を即時入金しました。
SBI証券なら米国株式・ETF定期買付サービスが利用ができる!
最後にSBI証券を利用するメリットをもう一つあげると、「米国株式・ETF定期買付サービス」が利用できる点です。
このサービスを利用すると、投資信託の積立買付のように、「米国株式やETF」を定期的に一定額を自動買付する設定が可能です。
これは楽天証券には無いサービスなので、SBI証券に口座開設したら利用したいと前々から考えていました。
ということで、早速毎月2回、米国ETFの買付設定を実施しました。
これで、「ドルコスト平均法」を効かせながら継続的にETFへの投資が可能になるわけです。
まとめ
今回は、先日口座開設したSBI証券の「お得なサービスの設定」と「口座開設したら初めにやっておきたいこと」について確認しました。
- Tポイント連携の設定ーポイントを貯めて、ポイント投資ができる
- 三井住友カードの登録とクレカ決済の投信積立設定ーVポイントを貯めて得をする
- 米国ETFの自動買付設定ー投信積立のように定期買付ができる
以上、知っておいた方がちょっとお得な情報でした。
この記事が何か少しでも、あなたの参考になれば嬉しいです。
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