本屋大賞とは
今年も本屋さん店頭に「本屋大賞ノミネート作品」というコーナーを目にする季節になりました。
ご存じのように「本屋大賞」は、
「売り場からベストセラーをつくる!」をコンセプトに、
「商品である本と、顧客である読者を最も知る立場にいる書店員が、売れる本を作っていく、出版業会に新しい流れをつくる」
という趣旨で立ち上げられた賞です。
日頃売り場で読者の反応を肌で感じている書店員さんが、
「この本はみんなに感動を与えられるに違いない」と選んだ本のトップが、
本屋大賞なのです。
私たち一般の読者の肌感に近い選者が選ぶ候補作たちなので、
毎年ノミネートされる作品がどれも「読み応えのある良作」になるのはほぼ確実でしょう。
「2026年本屋大賞」ノミネート作品の条件は、
2024年12月1日〜2025年11月30日の間に刊行された日本の小説であることです。
2026年2月6日に、一次投票で選ばれたノミネート作品が発表され、
二時投票がスタートしました。
その結果を受けて、2026年4月9日に本屋大賞が発表されます。
ということで私は、昨年に引き続き今年もノミネート10作品を読んでみました。
今年はさらにどの作品もレベルが高く、まさに甲乙つけ難い傑作揃いです。
この中から大賞を選ぶのはかなり大変だろうと思います。
一つを選ぶということは、当然その他を落とすということです。
私個人的にも、「これは落とせないなぁ」と思う作品がいくつかあります。
それでは、その10作品を私が実際に読んだ順に紹介したいと思います。
『エピクロスの処方箋』夏川草介

まず最初に読んだ候補作品は、
夏川草介さんの『エピクロスの処方箋』です。
ご存じの方も多いと思いますが、『スピノザの診察室』の続編になります。
前作は2024年本屋大賞第4位の、いわば本屋大賞常連シリーズですね。
大学病院で数々の難手術を成功させ、将来を嘱望されながらも、母を亡くし一人になった甥のために地域病院で働く内科医の雄町哲郎。
Amazon紹介文より
ある日、哲郎の力量に惚れ込む大学准教授の花垣から、難しい症例が持ち込まれた。
患者は82歳の老人。
それは、かつて哲郎が激怒させた大学病院の絶対権力者・飛良泉寅彦教授の父親だったーー。
古代ギリシャの哲学者エピクロスというと「快楽主義」を提唱したと
高校の倫理で教えられた記憶がありますが、
このひたすら「快楽を求める」ということではないと作者は教えてくれます。
それは、心に悩みがないことと、肉体に苦痛がないこと。
著者からのメッセージより抜粋
彼が提示したこの素朴な条件に、私はもう一つだけ付け加えます。
すなわち「孤独ではないこと」。
そのような哲学の背景があるから、主人公のまち先生が患者を見る眼差しは暖かいのでしょう。
2025年10月26日読了ポスト
マチ先生が患者を看取る時、そこには静謐な時が流れます。
その眼差しは優しく、生と死の境界にある人の尊厳を
見つめるようです。
甥の龍之介くんも成長してきて、この先の物語が楽しみです。
というのが私のXへの読了ポストでした。
人は、いつか必ず死の時を迎えます。
どれだけ社会に格差が広がろうとも、
今のところ、この点だけは万人に平等です。
その死の瞬間に立ち会うマチ先生の眼差しに感動したことを思い出しました。
『さよならジャバウォック』伊坂幸太郎

次に読んだノミネート作品は、
伊坂幸太郎さんの『さよならジャバウォック』です。
この作品は、「デビュー25周年渾身の書き下ろし長編ミステリー」と
「夫は死んだ。死んでいる。私が殺したのだ。」
というキャッチに惹かれ、これは本屋大賞ノミネートあるかも!?
とヤマを張って購入したものです(笑)。
結婚直後の妊娠と夫の転勤。その頃から夫は別人のように冷たくなった。彼からの暴言にも耐え、息子を育ててきたが、ついに暴力をふるわれた。そして今、自宅マンションの浴室で夫が倒れている。
Amazon紹介文より
夫は死んだ、死んでいる。私が殺したのだ。もうそろそろ息子の翔が幼稚園から帰ってくるというのに…。
途方に暮れていたところ、2週間前に近所でばったり会った大学時代のサークルの後輩・桂凍朗が訪ねてきた。「量子さん、問題が起きていますよね? 中に入れてください」と。
この紹介文の展開!一体何が起きているんだ!!
って感じですよね。
しかし、それを含め物語の中で展開される事件は、起こるべくしておきた事象だとしたら・・・。
2025年10月29日読了ポスト
人間の本性は、温厚か残忍か。
理性のリミッターが外れたらどうなるのか?
今見ている光景は、現実なのか
これが長い夢という可能性は・・・?
この物語は「哲学の書」だと思います✨
にしても、伊坂さんの登場人物の命名センスって最高ですよね😊✨✨✨
という読了ポストでした。
性善説と性悪説ってありますけど、本性が温厚か残忍かなんて、
人の中には、動物の本能を超えた攻撃性が潜んでいるとしたら・・・😱
『暁星』湊かなえ

続いて読んだノミネート作品は、
湊かなえさんの『暁星』です。
宗教二世が引き起こした「あの事件」をモチーフにした作品で、
湊かなえさんの手にかかるとどんな物語になるのか?
気になって、即手に取りました。
現役の文部科学大臣で文壇の大御所作家でもある清水義之が全国高校生総合文化祭の式典の最中、舞台袖から飛び出してきた男に刺されて死亡する事件がおきた。逮捕された男の名前は永瀬暁、37歳。永瀬は逮捕されたのち、週刊誌に手記を発表しはじめる。
Amazon紹介文より
そこには、清水が深く関わっているとされる新興宗教に対する恨みが綴られていた。
また、式典に出席していた作家は、永瀬の事件を小説として描く。ノンフィクションとフィクション、ふたつの物語が合わさったとき見える景色とは⁉
物語の前半は、逮捕された男の手記、
後半は事件現場の式典に参加していた作家の小説という2部構成で進みます。
そのノンフィクションとフィクションが合わさったとき
立ち現れる「真相」とは・・・?
2025年12月4日読了ポスト
あ〜!今年一番涙腺崩壊した!!
まだ涙が止まりません😭
宗教二世の事件がこんなにも、切ない真相を抱えていたとは・・・
その想いは、暁光のように美しい✨
「ただ星を守りたかっただけ」という独白に号泣です😭✨✨✨
という読了ポストでした。
かなり取り乱してますね(笑;)
それだけ心が持ってかれたってことなんです。
個人的には大賞を争う作品だと思っています。
『失われた貌』櫻田智也

さて、続いて4作品目に読んだのは、
櫻田智也さんの『失われた貌』です。
この作品はなんと、ミステリ3冠を獲得した作品です。
3冠とは、
「このミステリーがすごい! 2026年版」国内編1位!
「週刊文春ミステリーベスト10 2025」国内部門1位!
「ミステリが読みたい! 2026年版」 国内篇1位!
という凄さです!!
自ずと期待が高まりますよね。
山奥で、顔を潰され、歯を抜かれ、手首から先を切り落とされた死体が発見された。不審者の目撃情報があるにもかかわらず、警察の対応が不十分だという投書がなされた直後、上層部がピリピリしている最中の出来事だった。
Amazon紹介文より
事件報道後、生活安全課に一人の小学生男子が訪れ、死体は「自分のお父さんかもしれない」と言う。彼の父親は十年前に失踪し、失踪宣告を受けていた。
間を置かず新たな殺人事件の発生が判明し、それを切っ掛けに最初の死体の身元も判明。それは、男の子の父親ではなかった。顔を潰された死体は前科のある探偵で、依頼人の弱みを握っては脅迫を繰り返し、恨みを買っていた男だった。
さらに紹介ページのキャッチには、
周到に張られた伏線 閃きを導く手がかり
最後に裏返る真実 本を閉じた後に意味合いを変えるタイトル
ミステリに求めるすべてがここにある
これぞ、至高!
とまで書かれています。
めちゃめちゃ惹かれませんか!?
2026年1月21日読了ポスト
身元不明の死体遺棄事件!
捜査線上に浮かんだ無関係に見える別件の、
点と点を繋いだ先に次第に明らかになる真相✨
想像を遥かに超える結末に呆然😭
これでもかと言わんばかりの、鮮やかな伏線回収に😲!!
今年一番の読み応えでした👍✨✨✨
ご一読をオススメします😊
という読了ポストでした。
うーん、これはますます優劣が付け難くなってきましたね。
『探偵小石は恋しない』森バジル

さてさて次に読んだノミネート作品は、
森バジルさんの『探偵小石は恋しない』です。
こちら初読みの作家さんなのですが、行きつけの書店で平積みになっていて、
気になっていた作品でした。
小石探偵事務所の代表でミステリオタクの小石は、名探偵のように華麗に事件を解決する日を夢見ている。だが実際は9割9分が不倫や浮気の調査依頼で、推理案件の依頼は一向にこない。小石がそれでも調査をこなすのは、実はある理由から色恋調査が「病的に得意」だから。相変わらず色恋案件ばかり、かと思いきや、相談員の蓮杖と小石が意外な真相を目の当たりにする裏で、思いもよらない事件が進行していて──。
Amazon紹介文より
みなさん、このラノベチックな書影と、
序盤の軽快なストーリー展開に騙されてはいけませんよ!
まさに「ネタバレ厳禁。驚愕体験の本格ミステリ」
というキャッチ通りの作品です。
2026年2月19日読了ポスト
ブラヴォー👏✨
最後の1行を読み終えた瞬間、心で叫びながら、
一人スタンディング・オベーションを送りました😊
ネタバレになるので、内容には触れませんが・・・、
探偵小石に恋しました😍✨✨✨
これが読後のポストなのですが、
我ながら興奮していますね(笑)
鮮やかすぎる伏線回収と、明かされた真相に、
まさに「驚愕体験」を味わった瞬間です!!
あぁ、ネタバレしたい!という欲求が沸々と湧いてくるそんな作品です。
未読の方は、是非一読をオススメします。
『殺し屋の営業術』野宮有

さあノミネート10作品の折り返し、6作品目に読んだのは、
野宮有さんの『殺し屋の営業術』です。
こちらも初読みの作家さんなのですが、
なんと「第71回江戸川乱歩賞受賞作」で、
しかも「異例のハイレベル最終候補作の中で、ぶっちぎり第1位!」とのことです。
私が購入した本の帯には、
凄く悪い顔をした営業マンが「必殺営業術で、私が7万冊売りました。」
というキャッチが添えられていて、それにも惹きつけられました(笑;)
営業成績第1位、契約成立のためには手段を選ばない、凄腕営業マン・鳥井。
Amazon紹介文より
アポイント先で刺殺体を発見し、自身も背後から襲われ意識を失ってしまう。
鳥井を襲ったのは、「ビジネス」として家主の殺害を請け負っていた「殺し屋」だった。
目撃者となってしまった鳥井は、口封じとして消されそうになる。
絶体絶命の状況の中で、鳥井は殺し屋相手に「ここで私を殺したら、あなたは必ず後悔します」と語り出す。
「契約成立のためには手段を選ばない、凄腕営業マン」が、
なんと殺し屋の営業担当に・・・!
一体どんな運命が彼を待っているのでしょうか?
2026年2月22日読了ポスト
いや〜、
また凄い作品に出会ってしまった✨
営業マンとして天賦の才を発揮しながらも、
その結果の賛辞に全く興味が湧かない主人公!
その彼が、最悪の巡り合わせで殺人請負の営業職に就くことになるが・・・。
悪魔の生まれる瞬間に立ち会った読書体験でした✨✨✨
上記が読後のポストです。
一人の男が、自身の内に潜んでいた「悪魔」を覚醒させる瞬間を見ました!
文句無しの傑作です!!
『PRIZE』村山由佳

続いて7作品目に読んだのは、
村山由佳さんの『PRIZE』です。
こちらは、「ダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR 2025 小説部門第1位」
に輝く作品です。
「賞(prize)という栄誉を獰猛に追い求める作家・天羽カインの破壊的な情熱が迸る衝撃作!」
というキャッチにも惹かれます。
天羽カインは憤怒の炎に燃えていた。本を出せばベストセラー、映像化作品多数、本屋大賞にも輝いた。それなのに、直木賞が獲れない。文壇から正当に評価されない。私の、何が駄目なの?
……何としてでも認めさせてやる。全身全霊を注ぎ込んで、絶対に。
Amazon紹介文より
ベストセラー作家で、映像化作品も多数あり、本屋大賞も受賞した。
けれど、まだ取れていない「直木賞」がどうしても欲しい天羽カイン!
作家がそんな「作家」を描くとどんな物語が展開されるのでしょう?
2026年2月25日読了ポスト
権威ある賞を獲って、世間に自分の真価を分からせたい!
あるいは、あの人の特別な存在になりたい!
そんな目的に近づく過程の多幸感は、
時に劇薬にもなりうるかもしれない。
創作に携わる人々の葛藤が、痛いほど伝わる傑作でした✨✨✨
上記が読後にポストした内容です。
承認欲求を拗らせた末に、招き寄せてしまう悲劇もあるのだと・・・、
そう改めて思わせてくれる傑作でした!
『ありか』瀬尾まいこ

次に8作品目に読んだのは、
瀬尾まいこさんの『ありか』です。
瀬尾さんの作品まこれまでにも読んできました。
どれも温かい気持ちになれる良作ばかりでしたので、
この作品も期待して読みました。
母親との関係に悩みながらも、一人娘のひかりを慈しみ育てる、シングルマザーの美空。
義弟で同性のことが好きな颯斗は、兄と美空が離婚した後も、何かと二人の世話を焼こうとするがーー。「子育てをしながら自分が受けた恩を思い知って、親に感謝していくのだと思っていた。それが親になった途端、さっぱりわからなくなった。この日々のどこに恩を感じさせるべきところがあるのだろう」
Amazon紹介文より
物語の序盤を読み進めながら、
主人公の母親に怒りしか感じませんでした。
子供を支配しようとする母親。
そんな親でも、自分が親になれば感謝できるのかもと思ってきた主人公。
でも子育ては、別に子供に恩を売るようなものではないと・・・。
2026年2月26日読了ポスト
あなたが笑顔をくれると、私も元気になれるから、
幸せの「ありか」は、今ここにある✨
ひかりちゃんが可愛すぎて・・・、
おじさんも幸せをもらいました🥹
読みながら、絶えず温かな涙が溢れてくる、
最高に素敵で優しいお話でした✨✨✨
上記が読後の感想です。
我ながら感動してますね(笑;)
小さいながらも周りの大人たちを照らす「ひかり」ちゃんが可愛くて、
その彼女を支える周りの人たちが温かくて、
自分ももっと優しい人になろう!と思えた傑作でした。
『熟柿』佐藤正午

続いて9作品目に読んだのは、
佐藤正午さんの『熟柿』です。
佐藤正午さんといえば、直木賞受賞作で映画化もされた『月の満ち欠け』が浮かびます。
この『熟柿』も既に、
「第20回中央公論文芸賞」、
「本の雑誌が選ぶ2025年度上半期ベスト10 1位」
を受賞していて、
行きつけの書店で平積みされていた時から気になっていました。
激しい雨の降る夜、眠る夫を乗せた車で老婆を撥ねたかおりは轢き逃げの罪に問われ、服役中に息子・拓を出産する。出所後息子に会いたいがあまり園児連れ去り事件を起こした彼女は、息子との接見を禁じられ、追われるように西へ西へと各地を流れてゆく。自らの罪を隠して生きる彼女にやがて、過去にまつわるある秘密が明かされる。
Amazon紹介文より
平穏な日々の中にも、ふと魔が差す瞬間はあるのだろう。
「取り返しのつかないあの夜の過ちが、あったはずの平凡な人生を奪い去った。」
その後主人公が過ごす過酷な日々を追うのは胸の痛むものでした。
2026年3月2日読了ポスト
ふとした気の緩み、一瞬の判断ミスで、
人生が損なわれることもあるのだと・・・
ただ一つの願いに縋る流浪の日々。
彼女の「罪」が、いつか許されますようにと、
祈りながら読み進めました。
柿は・・・、熟しましたね🥹✨✨✨
にしても、咲ちゃんホントいい子だ!
上記が読後の感想です。
タイトルの「熟柿」に込められた意味、
「熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように、時期が来ることを待つこと」
苦しく辛い日々を生き抜いて、暗闇の先に一筋の灯りを見たような・・・、
読後も静かに続く余韻に浸った傑作でした。
『イン・ザ・メガチャーチ』朝井リョウ

そして、ノミネート作のラスト10作品目に読んだのは、
朝井リョウさんの『イン・ザ・メガチャーチ』です。
この作品は、Xの読書アカの皆さんの日々のポストから、
おそらく大賞を争う有力候補なのでは?と思い、
あえて最後に残しておいた作品です!
沈みゆく列島で、“界隈”は沸騰する――。
Amazon紹介文より
あるアイドルグループの運営に参画することになった、家族と離れて暮らす男。内向的で繊細な気質ゆえ積み重なる心労を癒やしたい大学生。仲間と楽しく舞台俳優を応援していたが、とある報道で状況が一変する女。ファンダム経済を仕掛ける側、のめり込む側、かつてのめり込んでいた側――世代も立場も異なる3つの視点から、人の心を動かす“物語”の功罪を炙り出す。
「神がいないこの国で人を操るには、“物語”を使うのが一番いいんですよ」
この作品は既に、
「第9回未来屋小説大賞」
「第2回あの本、読みました?大賞」
を受賞していて、話題沸騰で本屋さん店頭でも大量に平積みされていました。
なんといっても、
「神がいないこの国で人を操るには、“物語”を使うのが一番いいんですよ」
という作中のセリフをキャッチにしているのが惹きつけれらました!
2026年3月5日読了ポスト
「神が死んだ世界」でも、人は「何か」を信じ縋りたい。
自身の存在が肯定され、日常の生きづらさを忘れるくらい、
没頭できる「ストーリー」が必要なのだ!
そんな心の隙間を持つ私たちを、
見事に描写した傑作だと思いました✨✨✨
上記が読後の感想です。
興奮してますね(笑)!
「神」という「生きる上での規範」が失われてきた現在、
旗の見えない大海原に放り出された私たちは、
進むべき道を示す「何か」を求め、
その何かに取り込まれることで存在を許されたような、
多幸感を得るということもあるのでしょう。
その何かは、例えば「推し活」のように・・・。
まとめ・と個人的大賞予測
いかがでしたでしょうか?
この記事を書いている本日が、2026年3月8日。
大賞発表1か月前に、なんとかノミネート10作品を読み終えることができました。
昨年もこのチャレンジをしたのですが、
今年は、さらに候補作のレベルがアップしたように感じます。
どの作品が選ばれても不思議ではないほど、
まさに甲乙つけ難い傑作揃いだと思います。
そんな中でも、個人的にこの作品に大賞を取ってもらいたい!
と思う一作を選びました。
私が基準にしたのは、「読後心を動かされた時間✖️心の振れ幅」です。
その作品は、「『暁星』湊かなえさん」です。
この記事のアイコン画像の本の並びが私がつけた順位になっているのですが、
正直、今でも入れ替えたいほどどれも僅差で、
書店員さんたちの選択が別の作品であっても、
素直に受け入れられると思っています。
昨年の大賞『カフネ』は当たったのですが、今年はどうでしょう?
みなさんの大賞候補はどの作品ですか?


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