Kindle Unlimited で6月に読みたい小説5選(2023年6月)

読書

2023年6月読み放題で読みたい小説5選

いよいよ6月ですねー。

早いもので、2023年も折り返しに入ろうとしています。

早いといえば、こちらのエリアでは5月29日に「梅雨入り」しました。

5月に梅雨入りするのは、なんと10年ぶりだそうです。

桜も早かったですが、いろいろ季節が前倒しになっているような感じですね。

でも、この梅雨という季節、私はそんなに嫌いじゃありません。

外出への誘惑もなく、じっくり読書の時間をとれますし、

いっそ引き篭る覚悟をしたら、

雨音を聴きながら読書というのも悪くないですしね。

ということで、そんな読書に絶好の季節

今月も「Kindle Unlimited 読み放題」対象作品から、

私が読みたいと思った小説5作品を選んでみたいと思います。

先月、5月に選んだ5作品はこちらの記事のものになります🔽。

Kindle Unlimited 読み放題の対象作品は、随時入れ替えされます。
上記の5月に選んだ作品も対象外になっている場合があります。

そのため、気になる作品を読み放題で見つけたら、

ライブラリーに追加しておくことをお勧めします。

ライブラリーの作品は、読み放題対象から外れても継続して読むことができます。

それでは、「Kindle Unlimited」6月1日現在の読み放題対象作品から、

私が今月読みたい5作品を選んでいきたいと思います。

Kindle Unlimited」の詳細は下記のリンクからご確認ください。

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3ヶ月分の「Kindle Unlimited」が無料でついてくるのでお得です。

『北緯43度のコールドケース』 伏尾美紀

さて、今回6月に読みたい小説の1作品目に選んだのは、

伏尾美紀さんの『北緯43度のコールドケース』です。

初読みの作家さんですが、この作品「第67回江戸川乱歩賞受賞作」だそうです。

これは期待できそうですね。

博士号を持ちながら30歳で北海道警察の警察官となった沢村依理子。
ある日、5年前に未解決となっていた誘拐事件の被害者、島崎陽菜の遺体が発見される。
犯人と思われた男はすでに死亡……まさか共犯者が……? 捜査本部が設置されるも、再び未解決のまま解散。
しばらくのち、5年前の誘拐事件の捜査資料が漏洩する。なんと沢村は漏洩犯としての疑いをかけられることに。
果たして沢村の運命は、そして一連の事件の真相とは。

Amazon紹介文より

”博士号を持ちながら30歳で警察官になった”異色の女性が主人公です。

過去の未解決事件が、5年を経てまた新たな謎を生み、

主人公がその渦中に呑み込まれていくというお話のようです。

捜査資料の漏洩を疑われながら、謎の真相に迫っていく主人公!

なんだか、惹かれるストーリー展開ではありませんか。

今月の1作品目は、『北緯35度のコールドケース』にしたいと思います。

2023年6月10日 読了ツイート

『追憶の夜想曲』 中山七里

6月に読みたい2作品目は、

中山七里さんの『追憶の夜想曲』です。

こちらは、冒頭で関連記事にあげた「5月に読みたい小説5選」で、

1作品目に選んだ『贖罪の奏鳴曲』=(御子柴弁護士シリーズ)に続く作品です。


少年犯罪の過去を持つ「悪辣弁護士」御子柴礼司

今回はどのような事件に関わるのでしょうか?

豪腕ながらも、依頼人に高額報酬を要求する“悪辣弁護士”御子柴礼司(みこしばれいじ)は、夫殺しの容疑で懲役十六年の判決を受けた主婦の弁護を突如、希望する。対する検事は因縁の相手、岬恭平(みさききょうへい)。御子柴は、なぜ主婦の弁護をしたのか? そして第二審の判断は……

Amazon紹介文より

多少被告人に不利な条件でも、減刑、または無罪を勝ち取る「剛腕弁護士」の御子柴

ただし、規格外の高額報酬を要求する。

そのやり方は、まさに悪辣弁護士と言えるものだが、

前作では、意外にも弱者に向ける眼差しが・・・。

本作では、夫殺しの容疑者の弁護を突如希望するとあります。

御子柴はその事件の真相に迫る何かを嗅ぎつけたのか?

「悪辣弁護士」がどのように事件の真相に迫るのか、楽しみです。

今月読みたい小説2作品目は、

追憶の夜想曲』に決めました。

2023年6月12日 読了ツイート

『電気じかけのクジラは歌う』 逸木裕

さて、今月読みたい小説3作品目に選んだのは、

逸木裕さんの『電気じかけのクジラは歌う』です。

こちらも初めての作家さんでが、

横溝正史ミステリ大賞受賞作家」とのことで期待できそうです。

Amazonの紹介文によると、「人工知能が作曲するアプリ」のお話のようです。

近頃流行りの「ChatGPT」にも繋がるかなという理由で選んでみました。

人工知能が個人にあわせて作曲をするアプリ「Jing」が普及し、作曲家は絶滅した。
「Jing」専属検査員である元作曲家・岡部の元に、
残り少ない現役作曲家で親友の名塚が自殺したと知らせが入る。
そして、名塚から自らの指をかたどった謎のオブジェと未完の新曲が送られてきたのだ。
名塚を慕うピアニスト・梨紗とともにその意図を追ううち、岡部はAI社会の巨大な謎に肉薄していく――。

Amazon紹介文より

なんと、人工知能が作曲をすることで、作曲家の仕事が奪われていくようです。

世間では、AIの台頭で人から仕事が奪われるなんていう話は、

前々から言われていますが、最近、俄然現実味を帯びてきたような気がします。

私も、試しでChatGPTにブログ記事を書かせてみたのですが、

数秒で、80%以上の出来の文章を書き上げられて驚愕しました(~_~;)。

さらに進化したAIが、作曲家の仕事を奪うなんて・・・;;

自殺した作曲家を取り巻く謎を追求するうちに、

主人公が肉薄する「AI社会の巨大な謎」とはいったいなんなのか?

うーん、気になって仕方ありませんね。

今月読みたい小説3作品目は、

電気じかけのクジラは歌う』で決定です。

2023年6月14日 読了ツイート

『老虎残夢』 桃野雑派

今月読みたい4作品目に選んだのは、

桃野雑派さんの『老虎残夢

またまた、初読みの作家さんです。

こちらの作品は、

今回1作品目に選んだ伏尾美紀さんの『北緯35度のコールドケース』と同じ

第67回江戸川乱歩賞受賞作」とのことです。

私は愛されていたのだろうか? 
問うべき師が息絶えたのは、圧倒的な密室だった。
碧い目をした武術の達人梁泰隆。その弟子で、決して癒えぬ傷をもつ蒼紫苑。料理上手な泰隆の養女梁恋華。三人慎ましく暮らしていければ、幸せだったのに。雪の降る夜、その平穏な暮らしは打ち破られた。

Amazon紹介文より

紹介文からすると、

密室で息たえた「武術の師」の、

死の真相を弟子の少女が解き明かしていくというお話でしょうか?

帯のキャッチにも惹かれます。

最侠のヒロイン誕生!
湖上の楼閣で舞い、少女は大人になった。
彼女が求めるのは、復讐か恋か?

最俠のヒロイン」ってなんでしょうか?

Amazonの紹介ページによると、選考委員も絶賛のようです。

綾辻行人「論理的に真相を解き明かしていくスタンスにはブレがなく、スリリングな謎解きの演出も◎」
京極夏彦「南宋の密室という蠱惑。武侠小説としての外連。特殊設定ミステリという挑戦。愉しい」

このお二人にここまで言わせる作品が、面白くないわけがありません!

どんな謎解きが待っているのか想像もつきませんが、

これは読まずにはいられないですよね。

今月読みたい4作品目は、迷わずこの『老虎残夢』に決めました。

2023年6月16日 読了ツイート

『准教授・高槻彰良の推察3・4』 澤村御影

さて、今回6月に読みたい小説の5作品目は、

一気に2冊を選択しました。

澤村御影さんの

准教授・高槻彰良の推察3 呪いと祝いの語りごと
准教授・高槻彰良の推察4 そして異界の扉がひらく

の2冊です。

このシリーズは、これまでに「Kindle Unlimited」で2作目まで読んでいました。

一作目の『准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき

二作目の『准教授・高槻彰良の推察2 怪異は狭間に宿る』 

の2作品です。

どちらも今年の1月の記事で取り上げていますので、

興味があれば下記のリンク記事を参照してください。

新年に読みたい小説5選

1月後半に読みたい5選

その続編にあたる「」と「」がどちらも「読み放題対象」になっていました。

これはもう、この機会に読むしかありません。

今回の2作品の紹介文は、

尚哉の友人・難波の元に不幸の手紙が届いた。
時を同じくして、高槻と尚哉は「図書館のマリエさん」という聞き慣れない都市伝説を知る。
図書館の蔵書に隠された暗号を解かないと呪われるというのだが……。――「不幸の手紙と呪いの暗号」

鬼神伝説が残る村に調査に出向いた一行は、不気味な洞窟で、額に穴のあいた頭蓋骨を見つける。
その直後、高槻に思いがけない受難が……。 尚哉は、佐々倉はどうする!?
「あぁ、この世はなんてたくさんの呪いに満ちているんだろうね。」――「鬼を祀る家」

Amazon『准教授・高槻彰良の推察3』紹介文より

春。無事に進級し大学2年生になった尚哉は、相変わらず高槻のもとで助手のバイトをしている。
ある日、高槻が運営するサイト「隣のハナシ」に、建築事務所で働く女性から怪事件の相談が寄せられた。
事務所で起こった、「4」にまつわる不気味な事件の真相とは……!?――(「四時四十四分の怪」)

6月。「江の島の海に人魚が出た」と週刊誌は大騒ぎに。高槻も講義で人魚のことを熱心に取り上げる。
そんなある日、キャンパスにふらりと現れたのは、ちょび髭にステッキのハンサムな英国紳士。なんと彼は、高槻の叔父・渉だった!
そして尚哉は期せずして、「高槻が一番辛かった頃」に彼を育てた渉から、高槻の悲痛な過去を聞くことに……。
高槻・尚哉・渉・佐々倉は休日を利用して江の島付近に出向き、人魚騒動を調査することに。
そこで「お母さんは人魚になった」と訴える少年に出会い……。――(「人魚のいる海」)

Amazon 『准教授・高槻彰良の推察4』紹介文より

どのお話も、楽しみでゾクゾクしますね(笑)!

ということで、6月に読みたい小説、5作品目は、

准教授・高槻彰良の推察3 呪いと祝いの語りごと
   と
准教授・高槻彰良の推察4 そして異界の扉がひらく

の2冊に決めました!!

2023年6月18日 読了ツイート『准教授・高槻彰良の推察3』

2023年6月20日 読了ツイート『准教授・高槻彰良の推察4』

まとめ

いかがでしたか。

今回は、「Kindle Unlimited 読み放題」作品から、

この梅雨入りした6月に、じっくり読みたい小説5作品を選んでみました。

今回の5選は、初読みの作家さんも多くて、

私自身もなかなか楽しみなセレクトになりました。

梅雨入り早々、台風も迫っているようで、各地のお天気が心配ですね。

ここは、いっそ気分を切り替えて「引きこもり宣言」しちゃう手もあります。

そして、じっくりどっぷり読書の世界に入り込んでみるのも、

この時期の楽しみ方かもしれませんね。

今回の記事が、何かあなたの読書の参考になればうれしいです。










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