2023年7月に読み放題で読みたい小説5選
さて、7月になりました。
梅雨明けにはもう少しかかりそうですね。
ここ数日不安定な天気が続いていて、蒸し暑さにまいっています;;
と言いながらも、学生さんたちはもう少しで楽しみな夏休みがやってきますね。
私の場合、中学で読書の沼にハマって以来、夏休みといえば読書三昧の日々でした。
高校では、連日バスケの練習でグロッキーでしたが、
夕方からの読書タイムは楽しんでいましたね。
そんな夏の読書を楽しむため、
今月も「Kindle Unlmited 読み放題」対象作品から
私が読みたいと思う小説5作品を選んでみたいと思います。
毎月月初の「読みたい小説5選」。
先月、6月に選んだ5作品はこちらの記事のものになります。🔽
Kindle Unlimited 読み放題の対象作品は、随時入れ替えされます。
上記の6月に選んだ作品も対象外になっている場合があります。
そのため、気になる作品を読み放題で見つけたら、
ライブラリーに追加しておくことをお勧めします。
※ライブラリー内の作品は、読み放題対象から外れても継続して読むことができます。
それでは、「Kindle Unlimited」7月1日現在の読み放題対象作品から、
私が今月読みたい5作品を選んでいきたいと思います。
「Kindle Unlimited」の詳細は下記のリンクからご確認ください。
なお、今月は、Amazonプライム会員の方を対象に3ヶ月無料キャンペーンを実施中です。
対象かも?という方はぜひこの機会に確認してみてください。
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3ヶ月分の「Kindle Unlimited」が無料でついてくるのでお得です。
『能面検事』 中山七里
さて、今回1作品めに選んだのは、
中山七里さんの『能面検事』です。
中山七里さんといえば、この今月読みたい小説5選では準レギュラーと言っても良いです。
毎回楽しませてもらっていますが、今回はどんなお話でしょうか?
大阪地検一級検事の不破俊太郎はどんな圧力にも屈せず、微塵も表情を変えないことから、陰で〈能面〉と呼ばれている。新米事務官の総領美晴と西成ストーカー殺人事件の調べを進めるなかで、容疑者のアリバイを証明し、捜査資料が一部なくなっていることに気付いた。これが大阪府警を揺るがす一大スキャンダルに発展して――。一気読み必至の検察ミステリー!
Amazon紹介文より
どんな場面でも微塵も表情を変えない「能面検事」が
殺人事件を追う中で、捜査資料が一部なくなっていることに気づきます。
警察内部の不祥事なのか、何かの隠蔽工作でしょうか?
それが大阪府警の一大スキャンダルに発展するとは?
どんな展開が待っているのかとても気になります。
中山さんの作品なので、そこは期待しても良いでしょう!
今月読みたい小説1作品目は『能面検事』に決めました。
2023年7月6日 読了ツイート
『球体の蛇』 道尾秀介
さて、次に2作品目に選んだのは、
道尾秀介さんの『球体の蛇』です。
この作品は、以前から気になっていたものです。
幼なじみ・サヨの死の秘密を抱えた17歳の私は、ある女性に夢中だった。白い服に身を包み自転車に乗った彼女は、どこかサヨに似ていた。想いを抑えきれなくなった私は、彼女が過ごす家の床下に夜な夜な潜り込むという悪癖を繰り返すようになったが、ある夜、運命を決定的に変える事件が起こってしまう――。幼い嘘と過ちの連鎖が、それぞれの人生を思いもよらない方向へ駆り立ててゆく。
なんと言っても、この作品はまず書影に惹かれました。
水晶球のように見えるのは、スノードームでしょうか?
その中に浮かび上がる、自転車を引いている人影は、
何を意味しているのでしょうか?
きっと、物語を読み終えた時、
「ああ、そういうことだったのか」とわかるような気がします。
「幼い嘘と過ちの連鎖が、それぞれの人生を思いもよらない方向へ駆り立ててゆく」
とは、どんな展開が待っているのでしょう?
道尾さんの作品なので、最後まで気が抜けませんね。
今回の2作品目は、『球体の蛇』に決めました。
2023年7月8日 読了ツイート
『南の子供が夜いくところ』恒川光太郎
次に3作品目に選んだのは、
恒川光太郎さんの『南の子供が夜いくところ』です。
こちらは、「角川ホラー文庫」からの作品です。
からくも一家心中の運命から逃れた少年・タカシ。辿りついた南の島は、不思議で満ちあふれていた。野原で半分植物のような姿になってまどろみつづける元海賊。果実のような頭部を持つ人間が住む町。十字路にたつピンクの廟に祀られた魔神に、呪われた少年。魔法が当たり前に存在する土地でタカシが目にしたものは――。時間と空間を軽々と飛び越え、変幻自在の文体で語られる色鮮やかな悪夢の世界。
Amazon紹介文より
夏に突入ということで、
2作品目に続いて、ホラー色の強いものを選んでみました。
一家心中から逃れた少年タカシが辿り着いた南の島は、
「不思議で満ちあふれた」、「色鮮やかな悪夢の世界」です。
時空を飛び越えるような、異世界を堪能できそうですね。
タカシ少年と共に、「色鮮やかな悪夢の世界」に迷い込んで、
幻想的な時間を過ごすのも、気怠い夏の午後の楽しみ方ではないでしょうか?
今回の3作品目は、『南の子供が夜いくところ』に決めました。
2023年7月10日 読了ツイート
『ヴンダーカンマー』 星月渉
次に、今回の4作品目に選んだのは、
星月渉さんの『ヴンダーカンマー』です。
この作家さんは、初読みの方です。
タイトルの意味も、今のところ全くわかりませんが、
「第1回最恐小説大賞受賞作」というキャッチに惹かれました。
山に囲まれた閉鎖的な地方都市、椿ヶ丘学園高校の旧校舎本館でその殺人は起きた。
殺されたのは1年生の渋谷唯香。
それは「16年前」に起きた猟奇事件と酷似していた。鈴子という一人の女学生が死んだ事件と……。
現場に集められたのは学園に通う生徒と教師計5人。
誰が「彼女」と「彼女」を殺したのか……?
エブリスタ×竹書房 第1回最恐小説大賞受賞の傑作ホラーミステリ!
山に囲まれた地方都市の高校で、女子高生の殺人事件が起きた。
そしてそれは、16年前の猟奇事件と酷似していた。
となれば、過去の因縁が絡んでくるのでしょう。
16年前に一体何が起きたのか?
そして、16年も経った今、なぜまた女子高生が殺されたのか?
謎解きと「最恐」というワードがどう絡むのか、気になって仕方ありません。
怖いのかな?・・・怖いんだろうなー;;
ということで、今回の4作品目は、『ヴンダーカンマー』に決めました。
2023年7月11日 読了ツイート
『タックスヘイブン』 橘玲
さて、7月に読みたい小説5選、最後に選んだのは、
橘玲さんの『タックスヘイブン』です。
今月はホラーっぽい作品が続いたので、最後は少し硬派に。
「国際金融情報小説」というジャンルに挑戦です。
東南アジアでもっとも成功した金融マネージャー北川が、シンガポールのホテルで転落死した。自殺か他殺か。同時に名門スイス銀行の山之辺が失踪、1000億円が消えた。金融洗浄(マネーロンダリング)、ODA、原発輸出、仕手株集団、暗躍する政治家とヤクザ……。名門銀行が絶対に知られたくない秘密、そしてすべてを操る男の存在とは? 国際金融情報小説の傑作!
敏腕金融マネジャーが不審死を遂げた。
同時に起きたスイス銀行員の失踪と1000億円の消失。
一体何が起きているのか?
国際金融の舞台では、水面化で様々な情報戦が行われているのでしょうか?
「名門銀行が絶対に知られたくない秘密」とは?
そして、「すべてを操る男」とは?
とても気になる謎ばかりですね。
早く読みたくて仕方ありません。
ところで橘玲さんといえば、
『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』
がベストセラーになったことをご存知の方も多いかと思います。
その同年に刊行された、作者の小説デビュー作がこの『タックスヘイブン』の姉妹作、
『マネーロンダリング』だそうです。
(※こちらの作品も現在Kindle Unlimited 読み放題の対象になっています)
お金のプロが描いた、国際金融の世界、どんな景色が見えるのか楽しみです。
ということで、今月読みたい小説5選、ラスト5作品目は、
橘玲さんの『タックスヘイブン』で決定です。
2023年7月14日 読了ツイート
まとめ
いかがでしたか。
毎月月初の恒例になりました、「今月読みたい小説5選」として、
「Kindle Unlimited 読み放題」対象作品から、
本格的夏を目前にした7月に読みたい小説5作品を選んでみました。
夏ということで、ホラー色濃いめにしてみました(汗;)
一歩外に出ると「クラッと」するような真夏日!
身を守るためにも、引きこもってエアコンの効いた部屋でホラーで涼む!
というのも、ある意味正しい日本の夏の過ごし方ではないでしょうか(笑)。
今回の記事が、何かあなたの読書の参考になればうれしいです。
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