2023年9月に読み放題で読みたい小説5選
早いもので、今年も9月になりました。
学生の頃、長かった夏休みと夏の終わりに、
なんとも言えない寂しさを感じたものでした。
しかーし、今年の夏は暑すぎる!
暦の上ではもう秋なのに、猛暑日連発って!!
四季の中でも夏が好きな私でも、流石にうんざりです。
「秋」といえば、「読書の秋」って言ってましたよね。
本来なら、涼しくなってきて、夜の時間が長くなるこの季節は読書に最適だったはず。
そうです、この異常な暑さにもめげず、読書の秋を楽しみましょう。
ということで、今回も「Kindle Unlimited 読み放題」対象作品から、
この9月に読みたい小説を5作品を選んでみたいと思います。
9月月初時点の「読み放題対象」作品の中から
私が読みたいなーと思う小説5選です。
先月、8月に選んだ5作品はこちらの記事のものになります。
Kindle Unlimited 読み放題の対象作品は、随時入れ替えされます。
上記の8月に選んだ作品も対象外になっている場合があります。
そのため、気になる作品を読み放題で見つけたら、
ライブラリーに登録しておくことをお勧めします。
※ライブラリー内の作品は、読み放題対象から外れても継続して読むことができます。
「Kindle Unlimited」の詳細は下記のリンクからご確認ください。
初回登録の方は、30日間の無料体験も可能です。
30日間、読み放題で読みまくって、あわなければやめることも可能です。
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『硝子の塔の殺人』 知念実希人
「Kindle Unlimited 読み放題で」9月に読みたい小説の一作品目に選んだのは、
知念実希人さんの『硝子の塔の殺人』です。
こちらは、「作家デビュー10年記念作品」ということで、
出版時の宣伝もかなり力が入っていてよく目にしました。
以前から気になっていた作品が読み放題で読めるなんて、
これはもう、即、読みたい小説5選に決定です!
雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。
Amazon紹介文より
地上11階、地下1階、唯一無二の美しく巨大な尖塔だ。
ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、
刑事、霊能力者、小説家、料理人など、
一癖も二癖もあるゲストたちが招かれた。
この館で次々と惨劇が起こる。
館の主人が毒殺され、
ダイニングでは火事が起き血塗れの遺体が。
さらに、血文字で記された十三年前の事件……。
謎を追うのは名探偵・碧月夜と医師・一条遊馬。
散りばめられた伏線、読者への挑戦状、
圧倒的リーダビリティ、そして、驚愕のラスト。
上記がアマゾンの紹介文からの引用ですが、
情報量が多過ぎて、どこに着目すれば良いのか混乱しますね;
島田荘司さんや、綾辻行人さんのコメントも寄せられていて、
もう、読むのが楽しみで仕方ありません。
圧倒的トップで、今月の1作品目は、
この『硝子の塔の殺人』に決定しました。
2023年9月4日 読了ポスト
『崩れる脳を抱きしめて』 知念実希人
さて、今月の2作品目に選んだのは、
知念実希人さんの『崩れる脳を抱きしめて』です。
1作品目に続いて、知念実希人さんの作品です。
今まで、読み放題では知念さんの作品はあまり目にしなかったように思うのですが、
今月は、知念さんサービス月間でしょうか?(笑)
もともと私は、「天久鷹央の推理カルテ」シリーズからのファンなので、
せっかくの読み放題をしっかり楽しませていただきます。
広島から神奈川の病院に実習に来た研修医の碓氷は、脳腫瘍を患う女性ユカリと出会う。
Amazon紹介文より
外の世界に怯えるユカリと、過去に苛まれる碓氷。心に傷をもつふたりは次第に心を通わせていく――。
実習を終え広島に帰った碓氷に、ユカリの死の知らせが届く。彼女は死んだのか? ユカリの足跡を追い、碓氷は横浜を彷徨う。驚愕し、感動する、恋愛ミステリー。
上記の紹介文「驚愕し、感動する、恋愛ミステリー」というキャッチでもう読みたいです。
さらに「本屋大賞ノミネート作品」だと!
さらに、さらに、知念さん自ら「僕にしか書けない恋愛小説です」とコメントを!!
これが、読み放題で読めるのなら、読まない理由がありません。
今回の2作品目は、
知念実希人さんの『崩れる脳を抱きしめて』以外考えられません。
2023年9月6日 読了ポスト
『滅びの園』 恒川光太郎
さて、今回の3作品目に選んだのは、
恒川光太郎さんの『滅びの園』です。
この作品も以前から気になっていたものです。
なんと言っても、この書影に惹かれます。
ジャケ買いではないですが、
私は、この惹かれる感じがした本は結構あたりの確率が高いんです。
ある日、上空に現れた異次元の存在、<未知なるもの>。
Amazon紹介文より
それに呼応して、白く有害な不定形生物<プーニー>が出現、無尽蔵に増殖して地球を呑み込もうとする。
少女、相川聖子は、着実に滅亡へと近づく世界を見つめながら、特異体質を活かして人命救助を続けていた。
だが、最大規模の危機に直面し、人々を救うため、最後の賭けに出ることを決意する。
世界の終わりを巡り、いくつもの思いが交錯する。壮大で美しい幻想群像劇。
上のアマゾンの紹介文!
ねっ、当たりっぽくないですか?
特異体質を持つ少女が、世界を滅亡から救うために「最後の賭けにでる」って
すごくイイ!!(笑)
その上「壮大で美しい幻想群像劇」って、はい、参りましたm(_ _)m
これも早く読みたいです。
今月読みたい小説、3作品目は、
恒川光太郎さんの『滅びの園』で決定です!
2023年9月8日 読了ポスト
『真犯人』 翔田寛
9月に読みたい小説、4作品目に選んだのは、
翔田寛さんの『真犯人』です。
初読みの作家さんなのですが、
この作品は、上川隆也さん主演でWOWOW連続ドラマ化されたものだそうです。
私はドラマは見ていなかったのですが、
WOWOWオンデマンドで現在も見ることができます。
東名高速道路の裾野バス停付近で、高齢男性の遺体が発見された。事件を捜査する静岡県警裾野警察署の日下悟警部補は、被害者・須藤勲の長男・尾畑守が、昭和49年に誘拐死体遺棄事件に巻き込まれていたことを知る。誘拐事件は、時効直前の昭和63年に再捜査が行われていた。日下は、再捜査の陣頭指揮を取った当時の管理官・重藤成一郎元警視に捜査への協力を願い出る。 平成と昭和、時代を越えた刑事たちの熱い思いは「真犯人」に届くのか。二度敗北を喫した静岡県警の意地と矜持を賭けた三度目の捜査が始まる!
Amazon紹介文より
時効を目前にして、「三度目の正直」で警察は真犯人を追い詰めることができるのか?
「BOOKデータベース」のコメントには
「時効ミステリーの歴史を塗り替える新たな金字塔!」とあります。
恥ずかしながら、「時効ミステリー」というジャンルがあるのを知りませんでしたが、
「歴史を塗り替える」と言われると、どんな物語が展開されるのかとても気になります。
今回の4作品目は、
この『真犯人』に決めたいと思います。
2023年9月11日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) September 11, 2023
愛憎は時に、人に狂気をもたらし
過ちを犯させるのかもしれません
物語を読み終えたのに「真犯人」は
誰だったのか?
この人達は
どこから間違いを犯していたのか?
そう考えてしまいます😔
真実が哀しいこともありますね🥺#真犯人#翔田寛 pic.twitter.com/nDLdPkOJvU
『マリアビートル』 伊坂幸太郎
さて、「Kindle Unlimited 読み放題」で9月に読みたい小説5選のラスト、
5作品目に選んだのは、
伊坂幸太郎さんの『マリアビートル』です。
こちらの作品は、私が改めて紹介するまでもなく、
ご存知の方も多いかと思います。
あのブラッド・ピット主演で2022年にハリウッド映画化されたものですね。
『グラスホッパー』から始まる「殺し屋」シリーズの2作目です。
私は以前、その『グラスホッパー』を「Kindle Unlimited」で読んでいて、
今回その続きの『マリアビートル』が読み放題になったので、
迷いなく、Kindleの「ライブラリー」に追加しました。
到達点幼い息子の仇討ちを企てる、酒びたりの殺し屋「木村」。優等生面の裏に悪魔のような心を隠し持つ中学生「王子」。闇社会の大物から密命を受けた、腕利きの二人組「蜜柑」と「檸檬」。とにかく運が悪く、気弱な殺し屋「天道虫」。疾走する東北新幹線の車内で、狙う者と狙われる者が交錯する――。
Amazon紹介文
1作目が大いに楽しめたので、今回の作品も期待度大です。
しかも、ハリウッドが映画原作として採用したという「お墨付き」です。
それが「読み放題」で読めるのだから、読まない選択はあり得ません!
ちなみに、3作目の『AXアックス』も同時に読み放題対象になっていました。
「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。
Amazon紹介文より
一人息子の克巳もあきれるほどだ。
兜がこの仕事を辞めたい、と考えはじめたのは、克巳が生まれた頃だった。
引退に必要な金を稼ぐため、仕方なく仕事を続けていたある日、爆弾職人を軽々と始末した兜は、意外な人物から襲撃を受ける。
こんな物騒な仕事をしていることは、家族はもちろん、知らない。
こちらも、この機会に一緒に読みたいと思います。
さらに、1作目の『グラスホッパー』も読み放題対象になっています。
未読の方は、この機会に読んでみてはいかがでしょうか?
ということで、9月に読みたい小説5作品目は、
伊坂幸太郎さんの『マリアビートル』+『AXアックス』に決定です。
2023年9月14日 読了ポスト『マリアビートル』
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) September 14, 2023
1本の新幹線にこれだけの「業者」が
勢揃いするとは!
しかもそれぞれクセが強い!!
機関車トーマスがバイブルの檸檬
ドストエフスキーが好きな蜜柑
世の中の不運を引き受けたような天道虫
さらに事態がこれ程拗れたのは
何者の意図なのか?
いや~面白かった🤣😆#マリアビートル#伊坂幸太郎 pic.twitter.com/4XBADt2KWw
2023年9月16日 読了ポスト『AX アックス』
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) September 16, 2023
その男は、並外れた恐妻家だった⁰妻の地雷を踏まないためのマニュアルは⁰ノート3冊になり
息子にも呆れられるほどに⁰でも家族を愛する普通の良い父親だ⁰⁰ただ彼が最強の殺し屋であること以外は⁰⁰タイトルのAXに込められた意味が⁰読了後にじんわりくる良作でした😊✨#AX#伊坂幸太郎 pic.twitter.com/eA1Sxfyi2n
まとめ
いかがでしたでしょうか?
毎月月初の「Kindle Unlimited 読み放題」で今月読みたい小説5作品
の9月版を選んでみました。
もう一年以上、毎月5作品を選んでいますが、
今回の5選は、今までの中でもトップクラスの充実度ではないかと、
こっそり自負しています。
まだまだ暑い日々が続いていますし、
なんだか台風がゾロゾロやって来るかも?
そんな時でも、お家や、お気に入りのカフェなんかで
のんびり読書できるのは幸せなことですよね。
今回の記事が、何かあなたの読書の参考になればうれしいです。
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