2024年8月の読み放題から読みたい小説5選
いやー8月ですね;
連日「災害級の猛暑」と言うワードが朝の天気予報で聞かれる日々。
みなさん、どうお過ごしでしょうか?
パリオリンピックも始まり、連日深夜の熱い戦いで
睡眠不足の方もあるかもしれませんね。
それに加えて、毎日命の危険があるような猛暑日の連続。
本当にぐったりしてしまいますよね。
外の暑さにうんざりしたら冷房の効いたカフェなんかで、
一息つきたくなります。
そんな時のおともは、お気に入りの小説で!なんてどうでしょうか。
ということで、今月も「Kindle Unlimited 読み放題」対象作品から
私が読みたいと思う小説5作品を選んでみたいと思います。
先月アップした「7月に読みたい小説5選」の記事がこちら🔽です。
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それでは、2024年8月に読みたい小説5作品を選んでいきましょう!
『水の柩』 道尾秀介
何故か、夏になると道尾秀介さんの作品が読みたくなるのは何なんでしょうか?
多分私の個人的なイメージだとは思うのですが、
なんかホラーっぽい感じを欲しているのかもしれない、
と自己分析しています。
ということで、今月読みたい小説5選のトップバッターは、
道尾秀介さんの『水の柩』が気になりました。
タイムカプセルに託した未来と、水没した村が封印した過去。時計の針を動かす、彼女の「嘘」。平凡な毎日を憂う逸夫は文化祭をきっかけに同級生の敦子と言葉を交わすようになる。タイムカプセルの手紙を取り替えたいという彼女の頼みには秘めた真意があった。同じ頃、逸夫は祖母が五十年前にダムの底に沈めた「罪」の真実を知ってしまう。それぞれの「嘘」が、祖母と敦子の過去と未来を繋いでいく。
Amazon紹介文より
「タイムカプセルに託した未来と、水没した村が封印した過去」
なんてそそる一文ではありませんか。
同級生の少女がタイムカプセルで未来に託した内容を書き換えたい理由は・・・?
ダムの底に祖母が沈めた「罪」とは・・・??
その二つがどのように絡んでくるのか???
これだけで、読まずにはいられないです。
今月読みたい小説1作品目は、
道尾秀介さんの『水の柩』に決めました。
2024年8月6日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) August 6, 2024
過去の罪の記憶も、
もうこれ以上生きて行けない
と思う程の辛い今も、
昂る感情に負けた失敗も…
「ぜんぶ忘れて、
今日が一日目って気持ちでやり直すの」
という言葉を覚えておこう
ラストの天泣の描写が美しすぎて涙😭#水の柩#道尾秀介 pic.twitter.com/zSPab8T08K
『破門』 黒川博行
さて次に2作品目に選んだのは、
黒川博行さんの『破門』です。
こちら初読みの作家さんなのですが、
「第151回直木賞受賞作にして、エンターテイメント小説最高峰『疫病神』シリーズ」
というキャッチに惹かれました。
「わしのケジメは金や。あの爺には金で始末をつけさせる」
Amazon紹介文より
映画製作への出資金を持ち逃げされた、ヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮。失踪したプロデューサーを追い、桑原は邪魔なゴロツキを病院送りにするが、なんと相手は本家筋の構成員だった。禁忌を犯した桑原は、組同士の込みあいとなった修羅場で、生き残りを賭けた大勝負に出るが――。
第151回直木賞受賞作にして、エンターテインメント小説の最高峰「疫病神」シリーズ!
2016年12月刊行予定の、『破門』の続編『喧嘩』冒頭を収録した電子特別版!!
出資金を横領された落とし前にゴロツキを病院送りにしたが、
それがヤクザの構成員だったため、組同士の抗争に発展するとは・・・。
どんな修羅場が展開され、どう生き残るのか?
「生き残りを賭けた大勝負」とは?
どんな展開になるのか楽しみです。
今月読みたい小説2作品目は、
黒川博行さんの『破門』にしたいと思います。
2024年8月9日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) August 9, 2024
映画製作への出資金を持ち逃げされた
ヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮
失踪したプロデューサーを追い
桑原は邪魔なゴロツキを病院送りにするが
なんと相手は本家筋の構成員だった🫢
ハードボイルドなのに軽快な会話で
物語に惹き込まれました
高評価も納得の傑作✨✨✨#破門#黒川博行 pic.twitter.com/w45PWZdX9X
『勁草』 黒川博行
さて続いて3作品目に選んだのは、
2作目と同じ作者、黒川博行さんの『勁草』です。
こちらは昨年9月に公開された映画『BAD LANDS』の原作とのこと。
私は映画は観ていないのですが、公式サイトを見て興味を持ちました。
橋岡は「名簿屋」の高城に雇われていた。名簿屋とはオレ詐欺の標的リストを作る裏稼業だ。橋岡は被害者から金を受け取る「受け子」の手配も任されていた。騙し取った金の大半は高城に入る仕組みで、銀行口座には金がうなっているのだ。賭場で借金をつくった橋岡と矢代は高城に金の融通を迫るが…。一方で府警特殊詐欺班の刑事たちも捜査に動き出していた。最新犯罪の手口を描き尽くす問題作!
Amazon紹介文より
振り込め詐欺等の特殊犯罪に関わる者たちの手口を描き出す作品のようです。
詐欺に手を染める犯罪者と、
それを追う警察特殊詐欺犯との攻防はどう展開されるのでしょう?
映画の公式サイトの迫力も相まって、とても興味が惹かれます。
「Kindle Unlimited」 で今月読みたい小説3作品目は、
黒川博行さんの『勁草』に決めました。
2024年8月14日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) August 14, 2024
特殊詐欺グループの受け子を采配する
役割に過ぎなかった男が
ギャンブル依存の仲間が起こした
殺人事件に巻き込まれる
殺されたのがグループの金主だったため
ヤクザから追われる羽目に…
悪党なのに憎みきれない主人公の
スリリングな逃亡劇を堪能しました😆
✨✨✨#勁草#黒川博行 pic.twitter.com/wFG4HzteSo
『紅蓮館の殺人』阿津川辰海
さて、続いて4作品目に選んだのは、
阿津川辰海さんの『紅蓮館の殺人』です。
実はこの作品、先月も読み放題の対象になっていて、
先月の5選に入れようかと迷ったものでした。
なんと言っても「紅蓮館」という設定!
「館」のクローズドサークルものです!!
これは、大好物な予感しかありません(笑)
山中に隠棲した文豪に会うため、高校の合宿を抜け出した僕と友人の葛城は、落雷による山火事に遭遇。救助を待つうち、館に住むつばさと仲良くなる。だが翌朝、吊り天井で圧死した彼女が発見された。これは事故か、殺人か。葛城は真相を推理しようとするが、住人や他の避難者は脱出を優先するべきだと語り――。タイムリミットは35時間。生存と真実、選ぶべきはどっちだ。
Amazon紹介文より
高校生の僕と友人は、山火事から逃れた館で救助を待つうち、
殺人事件?に巻き込まれるという展開のようです。
「タイムリミットは35時間」とは、どういう状況なんでしょうか?
とても気になりますね。
また、表紙もいいです!
山火事の炎を背景に赤く染まり聳え立つ「紅蓮館」。
ジャケ買いとしても間違いないです。
この作品は〈館四重奏〉シリーズの1作目にあたるようなのですが、
その2作目の『蒼海館の殺人』も、今回読み放題の対象になっています。
学校に来なくなった「名探偵」の葛城に会うため、僕はY村の青海館を訪れた。
政治家の父と学者の母、弁護士にモデル。
名士ばかりの葛城の家族に明るく歓待され夜を迎えるが、
激しい雨が降り続くなか、連続殺人の幕が上がる。刻々とせまる洪水、増える死体、過去に囚われたままの名探偵、それでも――夜は明ける。
Amazon紹介文より
新鋭の最高到達地点はここに、精美にして極上の本格ミステリ。
この機会にこちらも併せて読んでみたいと思います。
〈館四重奏>シリーズ2作が読み放題で読める!
このチャンスは逃せないでしょう。
今月読みたい小説5選、4作品目は、
阿津川辰海さんの『紅蓮館の殺人』と
おまけで『蒼海館の殺人』に決めました。
2024年8月17日『紅蓮館の殺人』読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) August 17, 2024
「名探偵」という生き方
推理の力を信じ、真実を求めて
「正義」のために謎を解く…
たとえそれが何かを壊すことになっても
他者の嘘を見抜いてしまい
天才的な洞察力と推理力を持ってしまった
未成熟な「名探偵」
その心の痛みが切ないです😢
作品最後まで堪能✨✨#紅蓮館の殺人#阿津川辰海 pic.twitter.com/SeWtucjqE2
2024年8月22日『蒼海館の殺人』読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) August 22, 2024
あの紅蓮館の殺人以来
自責の念から抜け殻のようになった
「名探偵」
彼を救いたくて実家に赴く「助手」
待ち受けるのは
蜘蛛の糸のように巡らされた奸計と
未曾有の自然災害
「名探偵」は苦渋の推理で…、
迫り来る災害の恐怖と
重層的な謎解きにドキドキでした😮#蒼海館の殺人#阿津川辰海 pic.twitter.com/raPWDh9QaI
『神様ゲーム』摩耶雄嵩
「Kindle Unlimited 読み放題で7月に読みたい小説5選」ラスト、
5作品目に選んだのは、
摩耶雄嵩さんの『神様ゲーム』です。
今月はちょっとハード目な選書が多かったようなので、
少しマイルドにと思って、この作品の表紙画が目につきました。
可愛らしい猫が、なんだか人形と戯れているような姿に
癒し系の物語をイメージしたのですが・・・。
自分を「神様」と名乗り、猫殺し事件の犯人を告げる謎の転校生の正体とは? 神降市に勃発した連続猫殺し事件。芳雄憧れの同級生ミチルの愛猫も殺された。町が騒然とするなか謎の転校生・鈴木太郎が事件の犯人を瞬時に言い当てる。鈴木は自称「神様」で、世の中のことは全てお見通しだというのだ。そして、鈴木の予言通り起こる殺人事件。芳雄は転校生を信じるべきか、疑うべきか?
Amazon紹介文より
連続猫殺し犯を瞬じに言い当て、自称「神様」という転校生・鈴木。
「鈴木の予言通りに起こる殺人事件」とは・・・。
猫殺しに始まり、転校生の予言通りに起こる殺人事件、
って、全然癒し系じゃないです ^^;
でもこの転校生の鈴木が何者なのか、とても気になりますよね。
そして何故予言通りに殺人事件が起きるのか?
どんな展開になるのか楽しみです。
今月読みたい小説5作品目は、
摩耶雄嵩さんの『神様ゲーム』で決定です!
2024年8月23日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) August 23, 2024
神様を自称する小学生鈴木くん
掃除当番が一緒で彼と話すようになった僕
「神様」は、周りで起きる事件の犯人を
瞬時に言い当て、
僕はその答え合わせをするが…
ラストで「えっ😧???」ってなりました
このモヤモヤ感がくせになるのかな😅💭#神様ゲーム#麻耶雄嵩 pic.twitter.com/Z7rh677Olo
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今月も「Kindle Unlimited 読み放題」対象作品から、
私が読みたいと思う小説5作品を選んでみました。
今回は、1作品目の「道尾秀介」さん以外は、初読みの作家さんで選んでみました。
まだまだ未読の作家さんが多いので、
初読みの作家さんにもどんどんチャレンジしていきたいと思います。
8月は学生さんは夏休み、社会人の皆さんはお盆休み、と長期休暇もありますね。
今月も読書の旅を楽しみましょう!
この記事が、何かあなたの読書の参考になればうれしいです。
お読みいただきありがとうございました。
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