2024年12月の読み放題から読みたい小説5選
とうとう12月!
今年も残りあと1ヶ月ですねー。
少し前まで、夏日だったような気がするのですが、
秋を飛び越して、いきなり年末って言われても、
全然、年末感がないですよね(笑;)。
ちなみに今回のアイキャッチ画像は先月訪れた、
今年の大河ドラマ「光る君」で注目の石山寺の一枚です。
例年ならばもう少し紅葉が進んでいたのでしょうか?
今年は現時点でも、この辺りの紅葉スポットはまだ色づき始めです。
ということで、今年最後の月初のお約束、
Kindle Unlimited 読み放題対象作の中から、
私が読みたいと思う小説5作品を選んでみたいと思います。
先月アップした「11月に読みたい小説5選」の記事がこちら⏬です。
「Kindle Unlimited」は、月額980円で対象作品が好きなだけ読める、
本のサブスクサービスです。
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それでは、2024年12月に読みたい小説5作品を選んでいきましょう。
『六人の嘘つきな大学生』浅倉秋成
12月に読みたい小説5選、1作品目に選んだのは、
浅倉秋成さんの『六人の嘘つきな大学生』です。
これは、ご存じのように最近映画化もされて話題の作品です。
映画化以前から気になっていて、何度か読もうとしたのですが、
タイミングが合わず未読でした。
それが「読み放題」対象に加わっているので、
この機会を逃さず読みたいと思います。
成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。
Amazon紹介文より
就活中の六人の大学生が、最終選考で一人の内定枠を巡って、
「椅子取りゲーム」を展開するという内容のようです。
その過程で、彼らの抱える「嘘と罪」が暴かれて・・・。
みたいな感じでしょうか?
なんといっても2022年の各種ミステリランキングで話題になった作品です。
どんな展開が待っているのか楽しみですね。
今回の1作品目は、
この『六人の嘘つきな大学生』に決定です。
2024年12月7日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) December 7, 2024
就活生を振るいにかける採用試験
企業側は、数枚の紙と短時間の面接で
採用する者を選ぶが…
その評価は本当に正しいと言えるか?
この作品は作者からの挑戦状のよう📍
読者のあなたはこの六人を
どう評価しましたか?と
問いかけられる気がしました🫢
✨✨✨#六人の嘘つきな大学生 #浅倉秋成 pic.twitter.com/KnYFJG92zL
『八月の御所グラウンド』万城目学
次に2作品目に選んだのは、
万城目学さんの『八月の御所グラウンド』です。
この作品は発売当初、書店の平積みで大量陳列されていて、
かなり気になっていました。
それが今回読み放題対象になっていたので、
迷わず5選入りです。
京都が生んだ、やさしい奇跡。
ホルモー・シリーズ以来16年ぶり
京都×青春感動作女子全国高校駅伝――都大路にピンチランナーとして挑む、絶望的に方向音痴な女子高校生。
謎の草野球大会――借金のカタに、早朝の御所G(グラウンド)でたまひで杯に参加する羽目になった大学生。京都で起きる、幻のような出会いが生んだドラマとは――。
今度のマキメは、じんわり優しく、少し切ない
Amazon紹介文より
人生の、愛しく、ほろ苦い味わいを綴る傑作2篇。
上記の紹介文によると、
「女子全国高校駅伝」と「謎の草野球大会」という2篇のお話のようです。
「京都で起きる、幻のような出会いが生んだドラマ」っていうワードが、
そそられますね。
そして、なんと言っても「第170回直木賞受賞作」です!
そんな作品が、読み放題で読めるのなら、
これはもう読まない選択はないですよね。
ということで今回の2作品目は、
万城目学さんの『八月の御所グラウンド』に決定です。
2024年12月8日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) December 8, 2024
京都なら不思議なことが起きても
不思議じゃないかも?
高校女子駅伝に並走するかのような
「コスプレ」集団
真夏の御所グラウンドの野球に
偶然現れた助っ人
それぞれどんな想いで現れたのでしょうか?
今をちゃんと生きよう…
そんなふうに思いました😌✨✨#八月の御所グラウンド#万城目学 pic.twitter.com/jW5axUlfLu
『木曜組曲』恩田陸
さて、12月の3作品目に選んだのは、
恩田陸さんの『木曜組曲』です。
恩田陸さんの作品は、これまでも
『蜜蜂と遠雷』、『祝祭と予感』、『蒲公英草子』、『夜のピクニック』
などを読んできて、どれも印象に残っている傑作ばかりです。
今回、そんな恩田さんの未読作『木曜組曲』を読み放題の中に見つけました。
耽美派小説の巨匠、重松時子が薬物死を遂げて四年。時子に縁の深い女たちが今年もうぐいす館に集まり、彼女を偲ぶ宴が催された。ライター絵里子、流行作家尚美、純文学作家つかさ、編集者えい子、出版プロダクション経営の静子。なごやかな会話は、謎のメッセージをきっかけに、告発と告白の嵐に飲み込まれてしまう。重松時子の死は、はたして自殺か、他殺か──? 傑作心理ミステリー。
Amazon紹介文より
作品紹介で、アマゾンのカテゴリ「徳間文庫」のベストセラー1位と表示されていました。
これは、きっと間違いなく読む価値ありだと思います。
4年前の耽美派小説の巨匠の死をめぐり、
偲ぶ宴に集まった関係者の間で起きる「告発」と「告白」!
はたして4年前の巨匠の死にはどんな真相が隠されているのでしょうか?
とても気になります。
ということで、今回の3作品目は、
恩田陸さんの『木曜組曲』で決定です!
2024年12月10日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) December 10, 2024
耽美派小説の巨匠、重松時子の
薬物死から四年
今年も時子に縁の深い女性5人が集まり
彼女を偲ぶ宴が催された…
四年目にして明らかになる真実
時子の死は本当に自殺だったのか?
5人それぞれの思惑が交錯する中
真の「指揮者」に、えっ😳って
なりました✨✨✨#木曜組曲#恩田陸 pic.twitter.com/Z7J8tJowQX
『キネマの神様』原田マハ
続いて、今回の4作品目に選んだのは、
原田マハさんの『キネマの神様』です。
原田マハさんの作品も大好きで、これまでに
『さいはての彼女』、『翼をください』、『異邦人』、『楽園のカンヴァス』
『常設展示室』、『暗幕のゲルニカ』、『リボルバー』などを読んできました。
※上記の作品で『翼をください』はこのタイミングで読み放題対象でした。
今回、そんなマハさんの作品を読み放題の中に見つけたので選んでみました。
無職の娘とダメな父。ふたりに奇跡が舞い降りた! 39歳独身の歩(あゆみ)は突然会社を辞めるが、折しも趣味は映画とギャンブルという父が倒れ、多額の借金が発覚した。ある日、父が雑誌「映友」に歩の文章を投稿したのをきっかけに、歩は編集部に採用され、ひょんなことから父の映画ブログをスタートさせることに。“映画の神様”が壊れかけた家族を救う、切なくも心温まる奇跡の物語。第8回酒飲み書店員大賞受賞作!
Amazon紹介文より
上記の紹介文でまず目を惹かれたのが、
「第8回酒飲み書店員大賞受賞作」というところです(笑)。
この賞に関しては今回初めて知ったのですが、
酒飲み書店員が評価した作品というのは、とても親近感があります。
突然会社を辞めて無職の娘とギャンブルで多額の借金を抱えたダメな父親が、
父の趣味の映画に関するブログで奇跡を起こす!
原田マハさんとしては異色のお話のような・・・?
それにしても、なんという素敵で、酒飲みに合いそうなお話でしょう!!
これは、お酒のお供に読むしかありませんね。
ということで、今回の4作品目は、
原田マハさんの『キネマの神様』にしたいと思います。
2024年12月11日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) December 11, 2024
いやー泣けた😭まさに号泣😭
この作品には、
下手なコメント出来ないです📍
ゴウさんの言葉を借ります
"小生、今回ばかりは本気で信じました。
奇跡はときに、起こる。
キネマの神様は、きっといる。"
大好きな作品がひとつ増えました✨✨✨#キネマの神様#原田マハ pic.twitter.com/CH13GNgui8
『汚れた手をそこで拭かない』芦沢央
さて、Kindle Unlimited で2024年12月に読みたい小説5選の
ラストを飾る5作品目は、ちょっと傾向を変えて「最恐ミステリ」を選びました。
こちら、芦沢央さんの『汚れた手をそこで拭かない』です。
この作品はXの読書垢の皆さんのポストでよく見かけて、
気になっていたものです。
平穏に夏休みを終えたい小学校教諭、元不倫相手を見返したい料理研究家……。
きっかけはほんの些細な秘密だった。保身や油断、猜疑心や傲慢。
内部から毒に蝕まれ、
気がつけば取返しのつかない場所に立ち尽くしている自分に気づく。凶器のように研ぎ澄まされた“取扱い注意”の傑作短編集。
Amazon紹介文より
Amazonの紹介ページのキャッチに
「もうやめて……ミステリはここまで進化した!」
「閉鎖空間に監禁されたデスゲームの参加者のような切迫感」
とあります。
なんか追い込まれる恐怖のような感じでしょうか?
いったいどんな展開が待っているのか気になって仕方ありません。
Xでも高評価のポストが目立っていたので、
これはこの機会に読むしかありません!
ということで、今年ラストの「読み放題で今月読みたい小説5選」
の最後の作品に選んだのは、
芦沢央さんの『汚れた手をそこで拭かない』でした!!
2024年12月13日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) December 13, 2024
誰もの心に棲む天使と悪魔
それぞれの囁きが選択を迫るが
人はともすると悪魔の誘惑に負けがち
間違いを取り返そうと
さらに間違いを重ねるのは
汚れた手をシャツの裾で拭くように
汚れを広げるだけ…
主人公の葛藤を追体験するような
五つの物語でした😱✨#汚れた手をそこで拭かない#芦沢央 pic.twitter.com/hS3sfojkEz
まとめ
いかがでしたでしょうか。
2024年の最後になる
「Kindle Unlimited 読み放題で今月読みたい小説5選」
を紹介しました。
いつもと比べて今月の読み放題は、
有名作品だったり注目作が多く対象になっていたように感じます。
Amazonがブラックフライデーからの流れでサービスだったのかな?
今回の私の5選も結構有名作が多いので、既読の方も多いかもしれません。
それでも年末の多忙な中、何か皆さんの読書の参考になればうれしいです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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