2025年5月の読み放題対象から読みたい小説5選
はい、5月になりましたね。
世の中はゴールデンウィーク真っ只中!
かく言う私も、先月27日に「立山の雪の大谷」に、
そして29日に「長野県阿智村の花桃の里」へと行ってきました。
花桃の里の後には、ヘブンス園原で高原トレッキングを楽しんだりと、
GW前半を満喫しています。
たくさん時間がとれる大型連休ですので、
皆さんもいろいろ予定されていることかと思います。
とはいえ観光地はすごい人出(しかも日本人比率が低い;)ですので、
いっそ、ゆっくり読書に没入して、
日頃の疲れをリフレッシュするのも良いかもしれませんね。
ということで、毎月月初のお約束!
Kindle Unlimited 読みで今月私が読みたいと思う小説5作品の紹介です。
先月アップした記事は、こちら⏬です。
「Kindle Unlimited」は、月額980円で対象作品が好きなだけ読める、
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それでは、2025年5月に読みたい小説5作品を選んでいきましょう!
『本心』 平野啓一郎

2025年5月の読み放題から私が読みたい小説、
1作品目に選んだのは、
平野啓一郎さんの『本心』です。
この作品は、行きつけの本屋さんの「映像化作品コーナー」で目にして、
以前から気になっていたものです。
その作品が「読み放題」対象になっていたので、
読んでみたいと思いました。
舞台は、「自由死」が合法化された近未来の日本。最新技術を使い、生前そっくりの母を再生させた息子は、「自由死」を望んだ母の、<本心>を探ろうとする。
Amazon紹介文より
母の友人だった女性、かつて交際関係のあった老作家…。それらの人たちから語られる、まったく知らなかった母のもう一つの顔。
さらには、母が自分に隠していた衝撃の事実を知る── 。
特定の条件を満たせば、自分自身で命の終わりのタイミングを選択できる「自由死」。
それが合法化された近未来の日本。
母親は何故、「自由死」を希望していたのか?
残された息子は、母の「本心」を知ろうと踠きます。
「母が自分に隠していた衝撃の事実」とは一体どんなことなのでしょう?
AI技術を駆使した「ヴァーチャル・フィギュア」で母親を再現して、
真実に迫ることは可能なのでしょうか?
とても興味深いです。
ということで、今月の1作品目は、
平野啓一郎さんの『本心』に決めました。
※映画の公式サイトはこちら⏬です。
『密室黄金時代の殺人』鴨崎暖炉

次に2作品目に選んだのは、
鴨崎暖炉さんの『密室黄金時代の殺人〜雪の館と六つのトリック』です。
この作品は、なんといってもタイトルが大好物なやつです(笑)。
特にサブタイトル「雪の館と六つのトリック」なんてステキすぎます!
「密室の不解証明は、現場の不在証明と同等の価値がある」との判例により、現場が密室である限りは無罪であることが担保された日本では、密室殺人事件が激増していた。
Amazon紹介文より
そんななか著名なミステリー作家が遺したホテル「雪白館」で、密室殺人が起きた。館に通じる唯一の橋が落とされ、孤立した状況で凶行が繰り返される。
現場はいずれも密室、死体の傍らには奇妙なトランプが残されていて――。
上記の紹介文にある、
「現場が密室である限りは無罪であることが担保された日本では、密室殺人事件が激増していた。」
という一文が表すのが、「密室黄金時代」ということでしょうか?
さらに雪の館で「館に通じる唯一の橋が落とされ孤立した」状況なんて、
でたっ!クローズドサークルです!!
その中で、連続して「密室殺人」が起きるなんて、全部乗っけ丼みたいですね(笑)。
さらにこの作品「第20回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作」です!!
それが読み放題対象とあれば、もう読むしかないでしょ!
とういうことで、今回の2作品目は、
鴨崎暖炉さんの『密室黄金時代の殺人〜雪の館と六つのトリック』で決まりです。
『殺し屋、やってます。』石持浅海

続いて3作品目に選んだのは、
石持浅海さんの『殺し屋、やってます。』です。
石持さんの作品は、先月『風神館の殺人』を初めて読んだのですが、
期待通りに楽しめました。

※ちなみに『風神館の殺人』は5月1日現在、読み放題対象です。
今月の読み放題で石持さんの作品を見つけたので、早速候補に入れました。
コンサルティング会社を営む男、富澤允。
彼には裏の仕事があった。
650万円の料金で人殺しを請け負う「殺し屋」だ。依頼を受けたら引き受けられるかどうかを3日で判断。
引き受けた場合、原則2週間以内に実行する。
ビジネスライクに「仕事」をこなす富澤だが、標的の奇妙な行動が、どうにも気になる。なぜこの女性は、深夜に公園で水筒の中身を捨てるのか?
独身のはずの男性は、なぜ紙おむつを買って帰るのか?
任務遂行に支障はないが、その謎を放ってはおけない。殺し屋が解く日常の謎シリーズ、開幕です。
Amazon紹介文より
上記の紹介文、惹かれますねー!
特に「殺し屋が解く日常の謎シリーズ」というキャッチがたまりません。
裏家業で殺し屋をしていながら、日常の些細な謎が気になって仕方がない!
そんな殺し屋って、なんかイイです。
シリーズ開幕ということは、この先も続いているようですから、
本作が気に入れば、さらに楽しみが増える予感がしますね。
ということで、今月の3作品目は、
石持浅海さんの『殺し屋、やってます。』に決めました。
『ブルーネス』伊与原新

さて、今月読みたい小説4作品目に選んだのは、
伊与原新さんの『ブルーネス』です。
伊与原さんの作品は、これまでに5作品ほど読んできましたが、
どれも科学的な知識に裏付けされた傑作でした。
今回、読み放題の中に伊与原さんの作品を見つけたので、即候補に入れました。
〈津波監視システム〉は実現できるのか?
はぐれ研究者たちの情熱溢れる理系エンタメ!「津波監視システムの実現に手を貸して欲しい」。
Amazon紹介文より
東日本大震災後、地震研究所を辞めた準平は、学会で異端視されている武智に誘われる。
海洋工学や観測機器などのエキスパートだが個性が強すぎて組織に馴染めない“はみ出し者”たちと、準平は前人未到のプロジェクトに挑むか……。
研究者の情熱ほとばしる科学エンタメ!
「はぐれ研究者たちが〈津波監視システム〉開発に挑む」って、
いかにも伊与原さんの作品ぽいです。
「研究者の情熱ほとばしる科学エンタメ」とか、
「これ絶対面白いやつ!」という予感がします。
はい、読みます!!
ということで、今月の4作品目は、
伊与原新さんの『ブルーネス』に決めました。
『准教授・高槻彰良の推察6』澤村御影

さて、今月読みたい小説5選のラスト、5作品目に選んだのは、
澤村御影さんの『准教授・高槻彰良の推察6〜鏡がうつす影』です。
この作品は、以前伊野尾慧さんの主演でドラマ化もされました。
原作の方は、その先も続いていて、私は5巻まで読んでいます。
その続きの6巻が今回読み放題対象になっていたので、
早速続きを読みたいと思いました。
怪異大好き准教授・高槻の元に「遊園地のお化け屋敷の鏡に幽霊が映る」という調査依頼が。長野での記憶を失って以来元気がない高槻を心配した尚哉は、彼を外に連れ出そうと依頼を受けることを勧めるが――。
Amazon紹介文より
今回の怪異は「遊園地のお化け屋敷の鏡に映る幽霊」のようです。
どうやら、高槻先生は前巻でのトラブルから立ち直っていないようですね。
尚哉くんは先生のフォローができるのでしょうか?
お気に入りのシリーズなので、これはもう無条件で読みます。
さらに今回、第7巻にあたる『准教授・高槻彰良の推察EX』も読み放題対象になっていました。

高槻の研究室に、市松人形を抱いた日本史の三谷教授が訪ねてきた。
蚤の市で手に入れたその人形の写真をブログにアップしたところ、元の持ち主の孫を名乗る人物から連絡があった。
曰く、その人形は勝手に髪がのびたり動き回ったりするので、母親が気味悪がって捨ててしまったという。
怪異の匂いを嗅ぎつけた高槻は、気乗りしない尚哉を引っ張って嬉々として調査に乗り出し……。(――「お人形あそびしましょ」)高槻の研究室に足しげく通うようになり、ついに自分専用のマグカップを置くようになった尚哉。
そのマグカップにプリントされている犬の絵を見た研究室の院生・瑠衣子や唯から、尚哉は「わんこくん」と呼ばれるように。
これは、そんな「わんこくん」が昔飼っていたゴールデンレトリーバーと、彼の家族のちょっぴり切ないお話。(――「わんこくんのわんこの話」)全4編収録! キャラクターの魅力満載でお届けする番外編!
Amazon紹介文より
というように全4編の番外編です。
こちらも併せて読みたいと思います。
ということで、「Kindle Unlimited で2025年5月に読みたい小説5選」
5作品目は、澤村御影さんの『准教授・高槻彰良の推察6』と、
『准教授・高槻彰良の推察EX』にしたいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ゴールデンウイークから始まるような5月。
連休の時間を利用して、いつもよりも充実した読書生活もできそうですね。
天気の良い日には公園の木陰でチェアリング読書も気持ちいいですよ。
そんな5月に「Kindle Unlimited 読み放題」対象作品から、
私が読んでみたいと思う小説5作品を選んでみました。
この記事が、あなたの読書の参考になれたらうれしいです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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