2025年6月の読み放題対象から読みたい小説5選
さあ6月に突入です。
2025年も折り返しに入りますね。
なんて早いというか、最近季節感があまり感じられないので実感が薄いです。
春になったと思ったら、いきなり夏日が続いたり、
そうこうしていると、このあたりも梅雨入りしそうな勢いだし・・・。
梅雨入り!そう梅雨の季節ですよ!!
晴耕雨読とは昔から言われますが、ある意味読書の季節の到来です(笑)。
ということで、今月もKindle Unlimited 読み放題の対象作品から、
私が読みたいと思う小説5作品を選んでいきたいと思います。
先月アップした記事は、こちら⏬です。
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それでは、2025年6月に読みたい小説5作品を選んでいきましょう!
『科警研のホームズ』喜多喜久

2025年6月の読み放題対象作品の中から、
私が読みたいと思う小説5選の1作品目に選んだのは、
喜多喜久さんの『科警研のホームズ』です。
この作品は、科学捜査ミステリーというジャンルになるようです。
「科警研」と「ホームズ」というワードの抱き合わせがなんだかそそりますね。
帯の「名探偵は研究室で推理する!」というキャッチもいい感じです。
科学警察研究所・本郷分室にやってきた三人の研修生たちは、科警研の仕事に興味を示さない室長・土屋の態度に困惑する。
Amazon紹介文より
かつての彼は科警研の研究室長を務め、鋭い洞察力と推理の切れ味で、警察関係者から「科警研のホームズ」と称されていたらしいが……。
自分たちの成長のため、三人だけで事件の調査に邁進する研修生たち。
しかし、彼らが行き詰まったとき、土屋のホームズばりの頭脳が目まぐるしく動きだす!
科警研に新に配属された三人の研修生と、
科警研の仕事に興味を示さない室長。
けれどその室長、実はかつて「科警研のホームズ」と呼ばれていた切れ者らしいです。
その真の実力が発揮されるシーンを見てみたいですね。
ということで、今月の1作品目は、
喜多喜久さんの『科警研のホームズ』に決めました。
『塀の中の美容室』桜井美奈

次に6月に読みたい小説2作品目に選んだのは、
桜井美奈さんの『塀の中の美容室』です。
この作品は、正直「ジャケ買い」ですね(笑;)。
美しいロングヘアに自分でハサミを入れようとしている美容師さんの表紙画!
彼女は一体どんな人なんだろう?と気になりました。
そして「塀の中」と「美容室」という言葉の取り合わせ。
とても気になります。
『ご』と入力すると『ゴメン』と出てきて……『ゴメン。今日も仕事でダメになった』の一文ができあがる――。激務が続く番組制作会社で働く芦原志穂。彼女は今日も恋人にデートのキャンセルを告げるメールを打っていた。最近では「次はいつ会えそう」というメールすら届かない。そんな中、志穂は上司からの命令で、刑務所の中の美容室を取材することになるのだが――。彼女たちは、なぜそこに髪を切りにいくのか。刑務所の中で営業を行う美容室を舞台にした、感動の連作短編集。
Amazon紹介文より
上記の紹介文を見て、気になっていた言葉の取り合わせは、
刑務所の中で営業する美容室が舞台だということのようです。
ということは美容師さんは受刑者なのでしょうか?
紹介文の最後に「感動の連作短編集」とあります。
どうも最近私は「感動作」に惹かれる傾向が強くて・・・、
疲れてるのでしょうか(・・;)。
ということで、今月読みたい2作品目は、
桜井美奈さんの『塀の中の美容室』にしたいと思います。
『マルチの子』西尾潤

続いて3作品目に選んだのは、
西尾潤さんの『マルチの子』です。
この作品は「著者の壮絶な実体験をもとにした『超リアル』サスペンス!」だそうです。
宗教学者の島田裕巳さんの
「まぜマルチにはまり、堕ちていくのか。その秘密がわかった」
というコメントがとても気になります。
バイト先の掲示板で見つけた奇妙な貼り紙。
「磁力と健康セミナー・無料開催」
それは地獄への扉だった――。
認めてほしい。ただその一心で始めただけなのに、どうしてこんなことになってしまったのか。マルチ商法にはまった女性の“乱高下人生”をリアルに描いたノンストップサスペンス!
Amazon紹介文より
学生時代そんなに親しくなかったクラスメイトから突然連絡があって、
いい話があるからと言われて会ってみれば、マルチの勧誘だった!
なんて経験がある方もいるのではないでしょうか?
そういう人って片っ端から知り合いに連絡とって、
結果誰にも相手されなくなるという結末が待っているのでは・・・。
と、冷静に考えられそうに思うのですが、
人はなぜそんなマルチ商法にハマるのでしょうか?
この作品は心理を著者自身の経験を踏まえて書かれたものとのこと。
先に挙げた島田裕巳さんのコメントのように「その秘密がわかる」なら、
ぜひ読んでみたいと思います。
今月の3作品目は、
西尾潤さんの『マルチの子』に決めました。
『僕たちは我慢している』藤岡陽子

続いて4作品目に選んだのは、
藤岡陽子さんの『僕たちは我慢している』です。
日本屈指の進学校で大学受験に臨む高校生たちのお話のようです。
中学から野球部で一緒だった三人。
Amazon紹介文より
千原道人は高校では受験に専念するつもりが、中小企業を営む父の病気が再発した……。
高校でも野球を続けている穂高英信は、総合病院の四代目として期待されているが、医学部受験には及ばない成績に迷う……。
唯一夏の大会を最後に引退した中森揮一は、周回遅れの受験勉強にまったく身が入らず、大学受験を辞めようかとさえ思う……。
もう一人、中一から学年トップを維持する香坂淳平。彼にも思い悩みが……。
それぞれに容易ならざる事情を抱えながらも、彼ら高校男子はどのようにして心を決めたのか–その軌跡と到達点を描く。
父親の病気が再発し、受験に専念することが難しくなった者。
高校でも野球を続け、期待される医学部受験レベルの学力に及ばない者。
出遅れた受験勉強に身が入らず断念しそうな者。
中一から学年トップを維持するも悩みを抱える者。
それぞれの困難さを抱えながら高校生たちはどんな道を選ぶのでしょうか?
著者からのメッセージに、
「周期の期待というプレッシャーを背負いながら挑み続ける彼らの青春を、
見届けていただきたい」
とありました。
私もぜひ見届けたいと思います。
ということで、今月の4作品目は、
藤岡陽子さんの『僕たちは我慢している』にしたいと思います。
『賢者の贈り物』石持浅海

さて、Kindle Unlimited 読み放題対象作品の中から、
2025年6月に私が読みたいと思う小説5選のラストを飾るのは、
石持浅海さんの『賢者の贈り物』です。
『賢者の贈り物』というタイトルを聞くと、
あのオー・ヘンリーの傑作を思い出す方も多いのではないでしょうか。
貧しい夫婦がクリスマスプレゼントに選んだのは・・・。
夫は妻の美しい髪に似合う髪飾りを買うために、
大切にしていたあるものを売って換金します。
妻は、夫が身につけているものを飾るための小物を
やはりあるものを売って購入しますが・・・。
という、お互いを想い合うが故のとても美しいすれ違いの物語でした。
さて、石持版の『賢者の贈り物』はどんな物語でしょうか?
Why? Why? Why?「思考の迷路」を脱出せよ!『月の扉』『扉は閉ざされたまま』の著者による新たな試みとたくらみ。女の子たちと家でパーティー。翌朝、僕のサンダルが消え、女性物の靴が一足。誰かが、酔っ払って間違えたようだ。でも誰も申し出てこない。なぜ?(「ガラスの靴」) 素性をなかなか明かしてくれない僕の彼女。なぜ?(「泡となって消える前に」) フイルムカメラからデジタルカメラに替えた私。しかし妻からカメラのフイルムが贈られて……。なぜ?(「賢者の贈り物」)など。あなたを思考の迷路へといざなう10の物語。
Amazon紹介文より
上記の紹介文によると、10の物語からなる短編集のようですね。
それぞれ、「なぜ?」と思わせる物語なのでしょうか。
表題作の『賢者の贈り物』は、
デジタルカメラに変えた私の元に、
妻からカメラのフィルムが贈られるというお話らしいです。
本家の『賢者の贈り物』のような「愛あるすれ違い」なのかな?
そうはいかないような気もしますが・・・。
とても気になる作品なので、
Kindle Unlimited 読み放題で、2025年6月に読みたい小説5選の
5作品目は、石持浅海さんの『賢者の贈り物』に決定です!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今月もKindle Unlimited 読み放題対象作品の中から、
私が読みたいと思う小説を5作品選んでみました。
これから迎える梅雨の時期、外の雨音を聞きながら、
カフェや自宅でじっくり小説の世界に浸るのもまた良いものかと思います。
この記事が何かあなたの読書の参考になればうれしいです。
お読みいただきありがとうございました。
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