2025年7月の読み放題対象から読みたい小説5選
さあ、7月です!
2025年も後半に突入です!!
にしても、梅雨はどこに行ったのでしょう?
6月最終週は、猛暑日に迫る日々でした。
日によっては、日中は命の危険を感じるような暑さでした。
「屋外での活動は控えてください」というコメントをウェザーニュースで目にすることも。
だったら、いっそ空調の効いた屋内で読書に耽ってしまいましょう!
ということで、今月もKindle Unlimited 読み放題対象作品の中から、
私が読みたいと思う小説5作品を選んでみたいと思います。
先月選んだ5作品の記事がこちらです。
5作品どれも、それぞれ楽しめました。
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それでは、2025年7月に読みたい小説5作品を選んでいきましょう!
『魔女は甦る』 中山七里

では、7月に読みたい小説5選の1作品目に選んだのは、
中山七里さんの『魔女は甦る』です。
この毎月の「読みたい小説5選」で、すっかりレギュラーメンバーになった
中山七里さんの作品を今回も選んでしまいました。
元薬物研究員が勤務地の近くで肉と骨の姿で発見された。埼玉県警の槇畑は捜査を開始。だが会社は二ヶ月前に閉鎖され、社員も行方が知れない。同時に嬰児誘拐と、繁華街での日本刀による無差別殺人が起こった。真面目な研究員は何故、無惨な姿に成り果てたのか。それぞれの事件は繫がりを見せながら、恐怖と驚愕のラストへなだれ込んでいく……。
Amazon紹介文より
二ヶ月前に閉鎖された会社の元薬物研究員が遺体で発見されたと!
この「薬物研究員」というところが、いかにも裏に何かありそうな感じがしますね。
しかも嬰児誘拐と日本刀による無差別殺人まで起きるって・・・。
ここだけの情報だと、何か危険薬物の匂いがしますが。
さて、「恐怖と驚愕のラスト」とは何が待ち受けているのでしょうか?
これは読むのが楽しみです。
ということで、今月の読みたい小説1作品目は、
中山七里さんの『魔女は甦る』にしたいと思います。
『がん消滅の罠〜完全寛解の謎』岩木一麻

次に、2作品目に選んだのは、
岩木一麻さんの『がん消滅の罠〜完全寛解の謎』です。
この作家さんは初読みですが、まずこの書影に惹かれました。
そして、「完全寛解の謎」とはいったいどういうことでしょう?
日本がんセンター呼吸器内科の医師・夏目は、生命保険会社に勤務する森川から、不正受給の可能性があると指摘を受けた。夏目から余命半年の宣告を受けた肺腺がん患者が、リビングニーズ特約で生前給付金三千万円を受け取った後も生存しており、それどころか、その後に病巣が綺麗に消え去っているというのだ。同様の保険支払いが四例立て続けに起きている。不審に感じた夏目は、変わり者の友人で、同じくがんセンター勤務の羽島とともに、調査を始める。一方、がんを患った有力者たちから支持を受けていたのは、夏目の恩師・西條が理事長を務める湾岸医療センター病院だった。その病院は、がんの早期発見・治療を得意とし、もし再発した場合もがんを完全寛解に導くという病院。がんが完全に消失完治するのか? いったい、がん治療の世界で何が起こっているのだろうか――。
Amazon紹介文より
余命宣告を受けたがん患者が、
リビングニーズ特約の生前給付金を受け取ったあとにがんが消えた?
いったいどういうことなんでしょうか?
誤診でもなく、本当にそんなことがあり得るのならば、
今後のために是非知りたいものですが・・・。
そこにはどんな謎が潜んでいるのでしょうか。
これは気になりますね。
ということで、今月読みたい小説の2作品目は、
岩木一麻さんの『がん消滅の罠〜完全寛解の謎』に決めました。
『アンダー・ユア・ベッド』大石圭

続いて、3作品目に選んだのは、
大石圭さんの『アンダー・ユア・ベッド』です。
大石さんの作品は、5月の読み放題で『魚影島の惨劇』を読みました。

ハラハラドキドキで楽しめたので、今回もまた読んでみようと思いました.。
※なお『魚影島の惨劇』は7月1日現在も読み放題の対象でした。
ある晩、突然、僕は佐々木千尋を思い出した。19歳だった彼女と僕がテーブルに向き合ってコーヒーを飲んだこと。彼女の亜麻色の髪、腋の下の柔らかそうな肉、八重歯、透けて見えたブラジャーの色や形…9年も前の、僕の人生のもっとも幸福だった瞬間──。そして僕は、佐々木千尋を捜すことにした。もう一度、幸せの感触を思い出したいと願った──。それは盲目的な純愛なのか? それとも異常執着なのか? 気鋭が書き下ろす問題作!
Amazon紹介文より
ネット検索で見つけたのですが、
この作品は高良健吾主演で映画化もされていたのですね。
あっ、この映画「R18+」らしいです。
この予告編を見ただけだと、結構やばいヤツ?それとも歪んだ純愛??
どんな展開が待っているのかめっちゃ気になりました。
映画と原作は若干異なる点もあるかもですが、
とにかく読んでみたいと思いました。
今月の読みたい小説3作品目は、
大石圭さんの『アンダー・ユア・ベッド』に決めました。
『イクサガミ 天』今村翔吾

続いて、4作品目に選んだのは、
今村翔吾さんの『イクサガミ 天』です。
この作品は、Xのポストでよく見かけて以前から気になっていたのですが、
今回、読み放題の対象になっていたので迷わずライブラリーに追加しました。
金か、命か、誇りか。
刀を握る理由は、何だ。明治11年。深夜の京都、天龍寺。
「武技ニ優レタル者」に「金十万円ヲ得ル機会」を与えるとの怪文書によって、
腕に覚えがある292人が集められた。告げられたのは、〈こどく〉という名の「遊び」の開始と、七つの奇妙な掟。
点数を集めながら、東海道を辿って東京を目指せという。
各自に配られた木札は、1枚につき1点を意味する。点数を稼ぐ手段は、ただ一つ――。「奪い合うのです! その手段は問いません!」
剣客・嵯峨愁二郎は、命懸けの戦いに巻き込まれた12歳の少女・双葉を守りながら道を進むも、
Amazon紹介文より
強敵たちが立ちはだかる――。さと絶賛された、謎と仕掛けに満ちた物語。
明治11年といえば、新政府による廃刀令で帯刀が禁じられた時代ですね。
かつての士族や剣客の活躍場所は無くなっていく世の中で、
戦う事で「武技に優れたことを」証明し、大金を得る機会が有れば、
命を懸ける者たちもいたのでしょう。
京都から東京へと向かいながら命懸けの戦いを潜り抜ける。
なんか滾りますね。
皆さんの評価も高そうなので、これは楽しみです。
ということで、今月読みたい小説4作品目は、
今村翔吾さんの『イクサガミ 天』に決めました。
『一億円のさようなら』白石一文

さて、Kindle unlimited 7月の読み放題対象作の中から、
私が読みたいと思う小説5選の最後を飾るのは、
白石一文さんの『一億円のさようなら』です。
この作品は、Amazonの紹介ページで、
徳間文庫カテゴリの「ベストセラー1位」と表示されています。
加能鉄平は妻・夏代の驚きの秘密を知る。いまから30年前、夏代は伯母の巨額の遺産を相続、そしてそれは今日まで手つかずのまま無利息の銀行口座に預けてあるというのだ。その額、48億円――。結婚して20年。なぜ妻はひた隠にしていたのか。日常が静かに狂いだす。もう誰も信じられない。鉄平はひとつの決断をする。人生を取り戻すための大きな決断を。夫婦とは、家族とは、お金とは。困難な今を生きる大人たちに贈る、極上の物語。
Amazon紹介文より
妻は叔母から相続した48億円もの遺産を、
何故、結婚して20年間隠していたのか?
そこにはどんな思惑があったのでしょうか!?
そしてそれを知った夫が下した人生を取り戻すための大きな決断とは何でしょう。
そもそも、妻が相続した遺産に対して夫が「大きな決断」をするなんて、
筋違いのような気もするのですが・・・。
きっとその辺りの謎と顛末が、
「困難な今を生きる大人たちに贈る、極上の物語」に仕上がっているのでしょう。
さらに著者自身に「もうこれ以上おもしろい物語は書けないかもしれない」
とまで言わしめた作品です。
もう、読むのが楽しみでしかたありません!!
「2025年7月のKindle Unlimited 読み放題から私が読みたい小説5選」
ラストを飾るのは、
白石一文さんの『一億円のさようなら』で決定です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
Kindle Unlimited 読み放題2025年7月の対象作品の中から、
私が読みたいと思う小説を5作品選んでみました。
今回の作品もなかなかの粒揃いではないでしょうか。
この記事を書いている7月1日も、最高気温36度との予報が出ています。
冒頭でも書きましたが、屋外ので活動が憚られる日々です。
空調の効いた屋内で、じっくり読書を楽しむのは健康のためでもありますね。
今回の記事が、何かあなたの読書の参考になればうれしいです。
お読みくださり、ありがとうございました。
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