2025年9月の読み放題対象から読みたい小説5選
もう9月か〜。
連日の猛暑日で全然実感ないですね。
私の子供の頃は8月下旬ともなると、ひぐらしの声とか、
夜になると秋の虫の声とか、夏の終わりと秋の訪れを感じたものですが・・・。
昨日なんか、この辺りはこの「夏」一番の暑さだったそうです。
そりゃ、もう季節感バグりますよね;
「読書の秋」っていつ来るのでしょうか(笑;)
でもいいんです!強制的に、個人的に、読書の秋に突入します!!
ということで、今月もKindle Unlimited 読み放題対象作品の中から、
私が読みたいと思う小説5作品を選んでいきたいと思います。
先月選んだ5作品がこちら⏬でした。
5作品どれも、それぞれ楽しめました。
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それでは、2025年9月に読みたい小説5作品を選んでいきましょう!
『アラジン』 小倉銀時

さて、今月読みたい小説5選の1作品目に選んだのは、
小倉銀時さんの『アラジン』です。
この作品はなんだか書影に惹かれてしまいました。
京都が舞台のお話のようですが、
中東っぽい服装の男性が「アラジン」なのでしょうか?
猫に挟まれた紋付袴のおじいさん?の取り合わせも不思議です。
なんか気になってライブラリーに追加していました(笑;)
京都木屋町ー風俗店や闇金などが蝟集する雑居ビルの雇われ管理人である小日向。彼は日頃から悪知恵を働かせてはコツコツと小銭を貯めていた。そんなある日、一人の青年との出会いがきっかけで、小日向の秘められた企みが動きだす。騙し騙され、最後はあなたも騙される。小倉銀時の可笑しくも切ないピカレスクロマン!
Amazon紹介文より
風俗店や闇金などが入っている雑居ビルの「雇われ管理人」という設定が、
何か訳ありな人生を歩んでいるのかな?と勘ぐらせますね。
そんな管理人の「小日向」が「一人の青年との出会い」をきっかけに
「秘められた企み」を実行に移すと・・・。
うん!、これは面白そうです。
ということで、今月の1作品目は、
小倉銀時さんの『アラジン』に決めました。
『蕎麦、食べていけ!』江上剛

次に2作品目に選んだのは、
江上剛さんの『蕎麦、食べていけ!』です。
この作家さんは初読みですが、
今回も書影とタイトルがビビッときて、候補に入れました。
かつての賑わいがすっかり失われた寿老神温泉。この町で育ち、信用金庫に勤める赤城勇太は地元活性化のため、高校生の蕎麦打ちイベントを企画する。同じ頃、竹澤春海たち地元の高校生も全国高校生蕎麦打ち選手権大会に出場するため、特訓に励んでいた。そんな中、メガバンクに勤務する勇太の兄が巨大資本によるリゾート化計画を引っ提げて乗り込んでくる。
Amazon紹介文より
地元活性化のために高校生の蕎麦打ちイベントを企画。
地元高校生が特訓に励む中で、
町の今後を左右するかもしれない、リゾート化計画が持ち上がるとは!
地元を愛する人たち、高校生たちはこの事態とどう向きあうのでしょうか?
こういうタイプのお話好きです。
今月の2作品目は、
江上剛さんの『蕎麦、食べていけ!』にしたいと思います。
『波風』 藤岡陽子

続いて3作品目に選んだのは、
藤岡陽子さんの『波風』です。
藤岡さんの作品は、これまでにも
『晴れたらいいね』『リラの花咲くけものみち』『僕たちは我慢している』
などを読んできて、お気に入りの作家さんです。
その藤岡さんの短編集が読み放題対象になっていたので、
ライブラリーに追加しました。
友人の美樹から「一生に一度きり」と頼まれ、朋子はある旅に付き添うことに。お互い看護師、三十代半ば。美樹が旅先で打ち明けた、この先後悔しないための決断とは?(表題作) 母親の再婚によって居場所を失った姉弟。二人を引き取ったのは動物園の飼育員のマア子おばさんだった。(「月夜のディナー」) 波乱含みの風が問う家族、夫婦、友情の形。爽やかに心揺さぶる7編。
Amazon紹介文より
表題作は、友人に頼まれて旅に付き添うことになった女性が、
友人から打ち明けられた「この先後悔しないための決断」がテーマのようです。
7編の短編が収められていますが、
「家族、夫婦、友情の形。爽やかに心揺さぶる」お話のようです。
藤岡さんなら、その通り「心揺さぶって」くれると思います。
ということで今回の3作品目は、
藤岡陽子さんの『波風』を選びました。
『憧れの作家は人間じゃありませんでした』澤村御影

そして今月の4作品目に選んだのは、
澤村御影さんの『憧れの作家は人間じゃありませんでした』です。
この作品、以前からKindleのリストで表示されていて気になっていた作品でした。
澤村さんといえば、『准教授・高槻彰良の推察』シリーズが大好きで、
これまでにシリーズ7作を読んでいるほどお気に入りの作家さんです。
その澤村さんの新なシリーズに手をつけてしまいます(笑;)
憧れの作家・御崎禅の担当編集者になった瀬名あさひ。その際に言い渡された注意事項は「昼間は連絡するな」「銀製品は身につけるな」という奇妙なもの。実は彼の正体は吸血鬼で、人外の存在が起こした事件について警察に協力しているというのだ。捜査より新作原稿を書いてもらいたいあさひだが、様々な事件が持ち込まれる中、御崎禅がなぜ作家になったのかを知ることになる。第2回角川文庫キャラクター小説大賞《大賞》受賞作。
Amazon紹介文より
憧れの作家の担当編集者になってみたら、その作家はなんと吸血鬼だった!
とはいきなりすごい設定ですね。
しかも作家業をの傍、「人外の存在」が起こした事件の捜査協力をしているとは。
その「人外の存在」と、どんな展開になるのでしょうか?
そしてそんな吸血鬼が作家になった理由とは?
とても気になります。
これは、このシリーズにハマる予感がします。
ということで、今回の4作品目は、
澤村御影さんの『憧れの作家は人間じゃありませんでした』で決定です!
『発現』 阿部智里

さて、今月読みたい小説5選のラスト5作品目に選んだのは、
阿部智里さんの『発現』です。
阿部智里さんといえば、「八咫烏シリーズ」が代表作で、
私も大好きな作家さんです。
その阿部さんが「八咫烏シリーズ」とは異なる世界観で書き上げた作品ということで、
ぜひ読んでみたいと思いました。
累計100万部突破「八咫烏シリーズ」のベストセラー作家・阿部智里が、構想3年、満を持して書き下ろした最新長編小説。
Amazon紹介文より
平成と昭和、二つの時代で起こった不可解な事件。真相を求めて近づこうとする者たちを嘲笑うかのように謎は深まり、ほの暗い闇がひたひたと迫りくる。運命に導かれるようにしてたどり着いた先に待ち受けるのは、光明か絶望か。
鬼才・阿部智里の圧倒的な筆力と壮大なスケール感で、ジャンルをクロスして描く渾身作!
上記の紹介文からは、どんな物語が展開されるのか謎ですね。
ただ、平成と昭和の二つの時代で起きた不可解な事件に、
なんらかの関連があって、その謎を解こうとするとさらに謎が深まると・・・。
でもまあ、あの阿部さんの「渾身作」といわれたら、
読まずにはいられない訳で・・・、
ということで、9月に読みたい小説5選のラストを飾る5作品目は、
阿部智里さんの『発現』に決めました!!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
毎月月初のお約束、Kindle Unlimited 読み放題対象作品の中から
私が読みたいと思う小説5作品を今月も選んでみました。
この毎月の記事を続けてきてよかったなと思うのは、
新たな初読みの作家さんや、
書店店頭では選ばないだろうなと思う作品との出会いがあって、
読書の幅が広がってきたことです。
読み放題なんだから「ダメもと」で読んでみよう!
というのも気軽にチャレンジできるところなのでしょうね。
この記事が何かあなたの読書の参考になればうれしいです。
お読みいただきありがとうございました。
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