2024年9月の読み放題から読みたい小説5選
はい、9月になりましたね。
猛暑の8月が終わる、と思っていたら、
巨大かつノロノロ台風10号の影響で、大変なことになっていますね。
夏休みの終わりを楽しむための予定も
キャンセルせざるを得なかった方もあるかと思います。
河川の氾濫などで被害に遭われた方にはお見舞いお申し上げます。
そんな外出が躊躇われるような時、読書は救いですね。
今月もKindle Unlimited 読み放題対象作品から、
私が読みたいと思う小説5作品を選んでみたいと思います。
先月アップした「8月に読みたい小説5選」の記事がこちら⏬です。
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それでは、2024年9月に読みたい小説5作品を選んでいきましょう!
『名探偵のはらわた』白井智之
Kindle Unlimited 読み放題の対象作品から今月読みたい小説5選、
まず1作品目に選んだのは、
白井智之さんの『名探偵のはらわた』です。
この作品の続編にあたる『名探偵のいけにえ』が、
2023年本格ミステリ・ベスト10で第1位に選ばれています。
そのため以前から気になっていたのですが、
今回読み放題対象になっていたので、迷わず選びました。
「亘くん、きみは真実を語るべきだ」農薬コーラ毒殺魔、局部切断女、そして恐怖の三十人殺し! 昭和史に残る極悪犯罪者たちが地獄の淵からよみがえり、現代日本で殺戮の限りを尽くす。空前絶後の惨劇に立ち上がった伝説の名探偵は、推理の力でこの悪夢を止められるのか? 「疑え――そして真実を見抜け」二度読み必至の鮮やかな伏線回収、緻密なロジックによる美しき多重解決。本格ミステリの神髄、ここにあり。
上記は、Amazonの紹介文からの引用ですが、
「昭和史に残る極悪犯罪者たちが地獄の淵からよみがえり」
ってどんな状況なんでしょう?
それらが「現代日本で殺戮の限りを尽くす」とは、
まさに地獄絵図のようではないですか。
そんな状況を「伝説の名探偵」とやらは、どう解決するのでしょう!?
いや、もう色々盛りだくさんで、これは読むしかありませんよね。
ということで、今月読みたい小説5選の1作品目は、
この『名探偵のはらわた』に決めました。
2024年9月4日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) September 4, 2024
昭和史に残る極悪犯罪者たちが
地獄の淵から甦り、
現代日本で殺戮の限りを尽くす
伝説の名探偵と「助手」のはらわたは、
この惨劇を止められるのか?
冴え渡る推理✨
鮮やかな伏線回収で激アツの傑作でした
😆✨✨✨#名探偵のはらわた#白井智之 pic.twitter.com/nF3OqiSj1J
『スペードの3』 浅井リョウ
次に2作品目に選んだのは、
朝井リョウさんの『スペードの3』です。
朝井さんの作品はこれまでに、
『何者』、『世にも奇妙な君物語』、『正欲』の3作品を読みました。
いずれもお気に入りの作品なので、
この『スペードの3』も以前から気になっていました。
ミュージカル女優、つかさのファンクラブを束ねる美知代。小学校の同級生の出現によって美知代の立場は危うくなっていく。美知代を脅かす彼女には、ある目的があった。つかさにあこがれを抱く、地味で冴えないむつ美。かつて人気を誇っていたが、最近ではオファーが減る一方のつかさ。それぞれに不満を抱えた三人の人生が交差し、動き出す。
朝井さんの作品には、人の内面に潜む陰の部分を見せて、
「あなたにもこういうとこあるよね」と突きつけられるような気がします。
上記のAmazonの紹介文をみると、
互いにあこがれと不満のように背反する感情を抱えた、
三人の女性のお話なのでしょうか?
彼女たちはどんな屈折した感情を抱えているのでしょうか?
とても気になるので、今回の2作品目は、
この『スペードの3』にしたいと思います。
2024年9月6日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) September 6, 2024
常に自分が中心で
他者を支配していたい者
容姿にコンプレックスを持ち
他者と上手く関われずに来た者
人を惹きつける物語を背負うライバルへの
嫉妬と羨望を棄てられない者
それぞれ生きづらさの源は
他者との比較にある?
自分の課題を生きれば
「革命」は起きる✨#スペードの3#朝井リョウ pic.twitter.com/Y6rseDAs70
『母性』湊かなえ
続いて3作品目に選んだのは、
湊かなえさんの『母性』です。
この作品、Amazonのカテゴリ「ミステリー・サスペンス・ハードボイルド」で
「ベストセラー1位」になっています。
それほどの作品ですが、私は未読でした。
今回読み放題の中に見つけたので、早速ライブラリーに追加したわけです。
女子高生が自宅の中庭で倒れているのが発見された。母親は言葉を詰まらせる。「愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて」。世間は騒ぐ。これは事故か、自殺か。……遡ること十一年前の台風の日、彼女たちを包んだ幸福は、突如奪い去られていた。母の手記と娘の回想が交錯し、浮かび上がる真相。これは事故か、それとも――。圧倒的に新しい、「母と娘」を巡る物語(ミステリー)。
湊かなえさんの作品はこれまで、
『告白』、『豆の上で眠る』の2作を読んでいますが、
どちらも家族に起きた事件を核にした物語でした。
そして本作の紹介文をみると、
女子高生の死の真相が、
「母の手記」と「娘の回想」が交錯することで浮かび上がると・・・。
一体どんな真相が現れてくるのでしょうか?
とても気になります。
ということで、今回の3作品目は、
湊かなえさんの『母性』で決定です!
2024年9月8日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) September 8, 2024
「母性本能」というが
それは本当に「本能」なのか?
作中の人物は言う
「母性なんて、女なら誰にでも備わっているものじゃないし…
逆に、母性を持ち合わせているにもかかわらず、…内なる母性を排除してしまう女性もいる」と
そして、
終章の愛の歌は信じて良いのだろうか?#母性#湊かなえ pic.twitter.com/GsnKUVO8Cj
『死にゆく者の祈り』中山七里
今月読みたい小説4作品目に選んだのは、
中山七里さんの『死にゆく者の祈り』です。
毎月月初に上げている「今月読みたい小説5選」で、
すっかりレギュラーメンバーになった中山七里さんの作品を
今回も選んでしまいました。
何故、お前が死刑囚に――。教誨師の高輪顕真が拘置所で出会った男、関根要一。それはかつて、雪山で遭難した彼を命懸けで救ってくれた友だった。本当に彼が殺人を犯したのか。若い男女二人を無残に刺殺したのか……。調べれば調べるほど浮かび上がる、不可解な謎。無実の罪で絞首台に向かう友が、護りたいものとは――。無情にも迫る死刑執行の刻、果たして教誨師の執念は友の魂を救えるのか。
かつての命の恩人が、死刑囚として刑の執行を待っている。
その彼と教誨師として対面した主人公。
どうやら彼は無実であり、何かを護るために自ら死刑を受け入れているらしい。
自ら死刑を受け入れてまで、護りたいものとは一体なんなのでしょう?
教誨師は、その真相に辿り着き、刑の執行を止めることができるのでしょうか?
これはもう、読んで真相を確かめるしかありませんよね。
ということで、今回の4作品目は、
中山七里さんの『死にゆく者の祈り』を選びました。
2024年9月10日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) September 10, 2024
教誨師の顕真が拘置所で出会った死刑囚は
かつて雪山で遭難した彼を
命懸けで救ってくれた友、関根だった
彼の罪状に違和感を感じた顕真は、
事件の背景を調べ始めるが…
これで18作目の中山作品✨
相変わらず一気読みでした
どんでん返しと伏線回収も美しい✨✨✨#死にゆく者の祈り#中山七里 pic.twitter.com/BU5scxmNri
『君が夏を走らせる』瀬尾まいこ
さて、今月の「Kindle Unlimited 読み放題で読みたい小説5選」のラスト・5作品目は、
最後はあったかい気持ちになれるものを、と思い、
瀬尾まいこさんの『君が夏を走らせる』を選びました。
ろくに高校に行かず、かといって夢中になれるものもなく日々をやり過ごしていた大田のもとに、ある日先輩から一本の電話が入った。聞けば一ヵ月ほど、一歳の娘鈴香の子守をしてくれないかという。断り切れず引き受けたが、泣き止まない、ごはんを食べない、小さな鈴香に振り回される金髪少年はやがて――。きっと忘れないよ、ありがとう。二度と戻らぬ記憶に温かい涙あふれるひと夏の奮闘記。
瀬尾まいこさんの作品は、
『天国はまだ遠く』、『そして、バトンは渡された』
『幸福な食卓』、『掬えば手には』
の4作をこれまでに読んできました。
どの作品も読後温かな涙が溢れる、素敵なものばかりです。
今回の『君が夏を走らせる』では、
金髪の男子高校生が一歳の女の子を1ヶ月間面倒を見る中で、
彼の中に何かしらの変化が起きていくというお話のようです。
「二度と戻らぬ記憶に温かい涙あふれるひと夏の奮闘記」
ぜひ、彼と一緒に体験してみたいものです。
ということで、
「Kindle Unlimited 読み放題で今月読みたい小説5選」ラスト5作品目は、
瀬尾まいこさんの『君が夏を走らせる』を選びたいと思います。
2024年9月12日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) September 12, 2024
先輩の依頼を断りきれず
男子高校生の大田が
やむ無く引き受けたバイトは、
2歳未満の娘の約1ヶ月間のお守りだった
初めての子守りに悪戦苦闘する大田
金髪にピアスのFラン高校生でも
彼はホントに良い奴です✨
娘の鈴香と次第に心通わせる姿に
最後は号泣😭😭😭#君が夏を走らせる#瀬尾まいこ pic.twitter.com/wkOK9ufhgk
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今月も「Kindle Unlimited 読み放題」の対象作品から、
私が読みたいと思う小説5作品を選んでみました。
今回の作品はどれも以前から気になっていたものばかりで、
今から読むのが楽しみです。
迫り来る自然災害の脅威を感じて、
飲料水や非常食の備えが気になるこの頃ですが、
自宅待機が増えそうな時には、読書の備えもしておきたいと思います。
この記事が、何かあなたの読書の参考になればうれしいです。
お読みいただきありがとうございました。
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