2024年11月の読み放題から読みたい小説5選
はい、今日から11月です!
早いもので、今年も残すところあと二月になりました。
それにしても昨日のメジャーリーグ・ワールドシリーズは感動しましたね。
ドジャーズ大谷選手、移籍一年目で頂点に!!
本当に素晴らしい選手あり、人格も最高な人なので同じ日本人として誇らしいです。
私もあんな風にしっかりした目標と意志を持って、
人生もう一周やり直したいです😅
そんなワールドシリーズのあとは、小説でまた違った感動を求めて行きたいと思います。
ということで、毎月月初のお約束!
Kindle Unlimited 読み放題の対象作品から、
私が今月読みたいと思う小説5作品を選んでいきたいと思います。
先月アップした「10月に読みたい小説5選」の記事がこちら⏬です。
「Kindle Unlimited」は、月額980円で対象作品が好きなだけ読める、
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それでは、2024年11月に読みたい小説5作品を選んでいきましょう。
『もしも徳川家康が総理大臣になったら』眞邊明人
今回11月に読みたい作品の1作目に選んだのは、
眞邊明人さんの『もしも徳川家康が総理大臣になったら』です。
この作品は映画化されたもので、
上の画像の表紙が本屋さんでも一際目立っていました。
それで気になっていたのですが、今回「Kindle Unlimited」の対象作品に加わっていました。
これはこの機会に読むしかありませんね!
2020年。
新型コロナの初期対応を誤った日本の首相官邸でクラスターが発生。
あろうことか総理が感染し、死亡する。
国民は政府を何も信頼しなくなり、日本はかつてないほどの混乱の極みに陥った。
そこで政府はかねてから画策していたAIとホログラムにより偉人たちを復活させ最強内閣をつくる計画を実行する。
AIにより総理大臣に選ばれたのは、江戸幕府の創始者である徳川家康。
経済産業大臣には織田信長、財務大臣に豊臣秀吉、厚生労働大臣に徳川綱吉、法務大臣に北条政子、外務大臣に足利義満など錚々そうそうたるメンバーの中で、
皮肉にも総理大臣の補佐役である官房長官に選ばれたのは、江戸幕府を終わらせた男・坂本龍馬だった。
そんな歴史に名を刻む面々で組閣された最強内閣は、迅速な意思決定で、
東京ロックダウン、50万円給付金、リモート国会、令和版楽市楽座、リモート万博など、大胆な政策を次々と実行していく。
最初は「過去の人間に政治ができるのか」と半信半疑だった国民も、偉人たちのえげつない決断力と実行力に次第に歓喜し、酔いしれていくが……。
Amazon紹介文より
上記のAmazonの紹介文を見ただけで、なんか凄いことになっています。
「AIとホログラムにより偉人たちを復活させ最強内閣をつくる」
とか、ぶっとんでますよね(笑)。
そして選ばれたのが、
総理大臣:徳川家康
経済産業大臣:織田信長
財務大臣:豊臣秀吉
官房長官:坂本龍馬
などの錚々たる面々!
三英傑揃い踏みに対して、幕末の風雲児が官房長官とは!!
この政権まとまるのでしょうか(笑;)
彼らの「えげつない決断力」でこの国がどう変わるのか。
先の選挙で与党が過半数割れして混迷を極めるこの国の現状から、
なんかスカッとさせてくれそうです。
これはもう楽しみで楽しみで読まずにはいられません。
ということで、11月に読みたい小説1作品目は、
眞邊明人さんの『もしも徳川家康が総理大臣になったら』に決めました。
2024年11月12日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) November 12, 2024
新型コロナのパンデミックで
混迷を極めるこの国を救うため
歴史上の英傑達をAIで蘇らせた
「最強内閣」が国を変えていく
爽快なエンタメだけでなく
実に深いメッセージが…
ラスト近くの家康のスピーチに感動🥲
龍馬の最後に号泣😭でした✨✨✨#もしも徳川家康が総理大臣になったら#眞邉明人 pic.twitter.com/qSYrPNHPvz
『青の炎』 貴志祐介
11月に読みたい小説、次に2作品目に選んだのは、
貴志祐介さんの『青の炎』です。
貴志祐介さんの作品はこれまでも、
長編の『新世界より』の他、色々と読んできました。
全体的に不思議な世界観に惹きつけられる作品が多かったように感じます。
既読のどの作品も印象的なので、今回また1作読んでみようと思いました。
櫛森秀一は湘南の高校に通う17歳。女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹との3人暮らし。その平和な家庭に、母が10年前に別れた男、曾根が現れた。曾根は秀一の家に居座って傍若無人に振る舞い、母の体のみならず妹にまで手を出そうとする。警察も法律も家族の幸せを取り返してはくれないことを知った秀一は決意した。自らの手で曾根を葬り去ることを……。完全犯罪に挑む少年の孤独な戦い。その哀切な心象風景を精妙な筆致で描き上げた、日本ミステリー史に残る感動の名作。
Amazon紹介文より
母と兄妹の三人暮らしの平和な家庭を、
突如現れた、母親の昔の男が壊してしまう。
それを阻止するために、自分が手を汚そうと決意する少年。
これだけでもなんかやりきれない切なさですね。
少年の孤独な戦いは、どんな展開になるのか?
「日本ミステリー史に残る感動の名作」というキャッチにも惹かれます。
ということで、読み放題対象から今月読みたい2作品目は、
貴志祐介さんの『青の炎』にしたいと思います。
2024年11月16日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) November 16, 2024
完全犯罪の定義を仮に
犯した罪を問われずに
成し遂げることとするなら
犯罪者自身に罪の意識が在る以上は
「完全犯罪」は成立しないのかもしれない
他者から責められることはなくても
罪の記憶からは逃れられず
自分が自分を罰するのだろうか
17歳の主人公の苦悩が哀しい🥲#青の炎#貴志祐介 pic.twitter.com/xizYrDMjnS
『キッチン常夜灯』 長月天音
さて、次に3作品目に選んだのは、
長月天音さんの『キッチン常夜灯』です。
長月天音さんは初読みの作家さんです。
私は「料理で疲れた人を癒してくれる」という作品が好きで今までも色々読んできました。
『ビストロ三軒亭』シリーズ、『神様の定食屋』シリーズなどです。
この『キッチン常夜灯』も「同じ匂い」がするので読んでみようと思いました(笑)。
街の路地裏で夜から朝にかけてオープンする“キッチン常夜灯”。チェーン系レストラン店長のみもざにとって、昼間の戦闘モードをオフにし、素の自分に戻れる大切な場所だ。店の常連になってから不眠症も怖くない。農夫風ポタージュ、赤ワインと楽しむシャルキトリー、ご褒美の仔羊料理、アップルパイなど心から食べたい物だけ味わう至福の時間。寡黙なシェフが作る一皿は、疲れた心をほぐして、明日への元気をくれる――共感と美味しさ溢れる温かな物語。
Amazon紹介文より
「街の路地裏で夜から朝にかけてオープンする」という設定がいいですね。
そこで味わう料理は、
「寡黙なシェフが作る一皿は、疲れた心をほぐして、明日への元気をくれる」
そうです。
そんな温かな物語を読むことで、私も明日への元気をチャージできればと思いました。
読み放題で今月読みたい小説3作品目は、
長月天音さんの『キッチン常夜灯』に決めました。
2024年11月18日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) November 18, 2024
女性活躍推進で
店長にされたみもざが
店長の「鎧」を脱ぎ捨て素の自分に戻れる
大切な場所は
都会の路地裏で夜から朝にかけて営業する“キッチン常夜灯”
シェフのスペシャリテが
身も心も癒してくれます
私は特にコンソメスープと
クレームカラメルが好きです☺️✨✨✨#キッチン常夜灯#長月天音 pic.twitter.com/8EAAifllBr
『夏の終わりに君が死ねば完璧だったから』斜線堂有紀
次に4作品目に選んだのは、
斜線堂有紀さんの『夏の終わりに君が死ねば完璧だったから』です。
斜線堂有紀さんの作品は、以前『恋に至る病』を読みました。
※こちらも現在読み放題の対象です
日本中を震撼させる「殺人教唆ゲーム」の主催者が女子高生だったという、
なかなかの衝撃作だったので、
今回読み放題で見つけたこの『夏の終わりに君が死ねば完璧だったから』という、
衝撃的なタイトルの作品も読んでみようと思いました。
片田舎に暮らす少年・江都日向(えとひなた)は劣悪な家庭環境のせいで将来に希望を抱けずにいた。
そんな彼の前に現れたのは身体が金塊に変わる致死の病「金塊病」を患う女子大生・都村弥子(つむらやこ)だった。彼女は死後三億で売れる『自分』の相続を突如彼に持ち掛ける。
相続の条件として提示されたチェッカーという古い盤上ゲームを通じ、二人の距離は徐々に縮まっていく。しかし、彼女の死に紐づく大金が二人の運命を狂わせる──。
壁に描かれた52Hzの鯨、チェッカーに込めた祈り、互いに抱えていた秘密が解かれるそのとき、二人が選ぶ『正解』とは?
Amazon紹介文より
生きづらい日々を過ごす少年の前に現れたのは、
「身体が金塊に変わる致死の病『金塊病』を患う女子大生」だった。
「金塊病」ってなんか凄い病気で、死後の遺体が3億円になるなんて!
悪い奴に知られたら、ほっといてくれなさそうです😱
そんな「ボーイ・ミーツ・ガール」のお話はどんな展開になるのでしょうか?
「彼女の死に紐づく大金が二人の運命を狂わせる」って、
もう、嫌な予感しかしませんよね。
ということで結末を見極めるため、今月の4作品目は、
斜線堂有紀さんの『夏の終わりに君が死ねば完璧だったから』に決めました。
2024年11月19日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) November 19, 2024
最愛の人の死が巨額の金に替わるなら
ただ好きだから側に居たい
という証明はどうすればいいのか
自分の死の対価は大切な貴方のために
という想いと
金よりも貴女に生きていて欲しい
という願いと
正解に迷う哀しく美しい物語でした✨✨✨#夏の終わりに君が死ねば完璧だったから#斜線堂有紀 pic.twitter.com/Y1eH3wwgAX
『昨日の海は』 近藤史恵
さて、「Kindle Unlimited 読み放題」で今月読みたい小説5選のラスト、
5作品目に選んだのは、
近藤史恵さんの『昨日の海は』です。
近藤さんの作品は、
人気アイドルの自殺の謎を追う『岩窟姫』
心あたたまるジビエ料理のお話『みかんとひよどり』
などを読みました。
どちらも好きな作品なので、
今回の読み放題で見つけた『昨日の海は』も読んでみたいと思いました。
いつも通りの夏のはずだった。その事件のことを知るまでは……。海辺の小さな町で暮らす高校生・光介。夏休みに入ったある日、母の姉・芹とその娘の双葉がしばらく一緒に暮らすことになった。光介は芹から、心中と聞かされていた祖父母の死が、実は「どちらかがどちらかを殺した」無理心中事件であり、ここで生きていくために事実をはっきりさせたい、という決意を聞かされる。カメラマンであった祖父とそのモデルも務めていた祖母。二人の間にいったい何が起こったのか。残された写真が語るもの、関係者たちの歪んだ記憶、小さな嘘……。そして真相を追う光介が辿り着いた、衝撃的な事実とは……。『サクリファイス』『タルト・タタンの夢』などで話題の著者が、海辺の町を舞台に、青年のひと夏の冒険と成長を描く、切なくてさわやかな青春ミステリー。
Amazon紹介文より
心中と聞かされていた祖父母の死が、実は無理心中だったらしいと・・・。
叔母の芹はその事実を確かめたいという。
そのため、主人公の高校生・光介は夏休み中その真相を追うことになるが・・・。
さて、光介は一体どんな真相に辿り着くのでしょうか?
それは衝撃的な事実らしいのですが・・・。
どうです、気になりますよね。
ということで、11月の読み放題対象作品から私が読みたいと思う小説5選、
ラスト5作品目は、近藤史恵さんの『昨日の海は』を選びたいと思います。
2024年11月21日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) November 21, 2024
高校生の光介は
かつて心中したという祖父母が
実は無理心中だったと叔母から聞かされる
真相を確かめたい叔母と一緒に
写真家だった祖父の過去を探るが…
知らない方が良いかも?と思いながら
真相に迫る過程に引き込まれる物語でした✨✨✨#昨日の海は#近藤史恵 pic.twitter.com/tYqjS3idow
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今月も「Kindle Unlimited 読み放題」対象の中から、
私が読みたいと思う小説を5作品選んでみました。
徳川家康が総理大臣になったり、
17歳の高校生が家族のために完全犯罪を計画しようとしたり、
美味しい一皿に癒されたり、
死ぬと金塊になる病気の女子大生を案じたり、
祖父母の死の真相を追う高校生もいたりで、
なかなかバラエティに富んだラインナップで読むのが楽しみです。
この記事が何かあなたの読書の参考になればうれしいです。
お読みくださりありがとうございました。
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