おじさんが、「60歳で定年退職」を選択するまでに考えたこと

paradise 定年前

2021年8月31日で私は60歳になり、定年を迎えます。

ほんの2年くらい前までは、定年後もなんとなく今の会社に再雇用されて嘱託社員として後輩のサポートに回るんだろうと思っていました。

その後いろいろあり、会社を離れて「自走シニア」として生きる選択肢はどうなんだろう?
と考えはじめた頃、世界中がコロナ禍に巻き込まれました。

生活スタイルはいっきに激変し、ステイホーム在宅ワークで会社に出社するのも週1回とかになり、
対面で人と会話する機会も大幅に減りました。

今にして思えば、コロナがなくても社会が変わることは必然だったのかもしれませんが、コロナがそれを加速させたことは間違いないと思います。

皮肉なことにこの生活スタイルの変化が、私の「定年退職」選択の決断に向けて大きく背中を押したのです。

不可逆的に変わってしまった生活の中で

わたしは元々「引きこもり体質」なのか、ステイホームの新しい生活スタイルはむしろ快適に感じていました。
逆に、こんなに世界が激変している「今」に立ち会えることは、人一人の人生でとても貴重なチャンスだとさえ思えてきたのです。
一方、会社での今後を思うと、嘱託社員として継続雇用されることは、今までの延長線上で消化試合をこなすような感じが拭えない思いがふつふつと湧いてきました。

2021年8月31日は、「第2の人生の誕生日」

大学新卒で今の会社に勤めて、定年までのやく36年間「会社員」としてやってきました。

紆余曲折いろいろありましたが、自分なりによくやっと自分を褒めてやりたいです。
(少なくても最近巷で言われる「働かないおじさん」の仲間ではないつもりです)

この先いくつまで生きられるのかは分かりませんが、36年といえば人生の半分近くといってもいい時間です。

会社員としては、もう充分やりきりました。

だからこそ、ここは、今までのキャリアをリセットして、激変する波の中を自走する新たな「第2の人生」にトライしてみたい!

今までの「会社員」とは違う生き方を始めよう!

それならば、今年の8月の誕生日に迎える「定年退職の日」を「第2の人生の誕生日」にしようと決断したのです。

退職後の生活の「核」になるものを決める

さて、いざ退職したら日々どのように過ごすのか?
毎日の生活の「」になるような何かが必要だと思いました。
時間を持て余して、ぼーっと生きていたのではすぐに老け込みそうですよね。

その「核」になるのが、

  • このブログ:脳の健康のためのアウトプットに
  • 読書   :脳の健康と趣味のためのインプットに
  • ウォーキング筋トレヨガ:心身の健康維持のために
  • プログラミング学習:いつかやってみたかったこと!

これらにしようと考えました。

今まで、「やってみたくて、できずにいた新たなこと」にチャレンジしよう!

そして、「今までの経験で得たものを、若い人たちの何かの参考になるような(例え反面教師としてでも;)アウトプットを続けていこう!」そう考えました。

私も、これまでの人生で、会社の上司、先輩、同僚、社外の取引先のみなさんや多くの人々から、たくさんのものを学ばせてもらいました。

今までの会社に残って、後輩のサポートはできなくなる代わりに、広い世の中で私に少しでも関わりを持ってくれた方達の応援をしてみたいと考えています。

以上が私が定年退職の選択を決断するまでにたどった思考の軌跡です。

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