Kindle Unlimited で3月に読みたい小説5選(2024年3月)

読書

2024年3月の読み放題から読みたい小説5選

はい、もう3月になりました。

3月といえば、学生さんには卒業、社会人の方は年度末と、

何かと多忙な日々が始まるかと思います。

そして、3月は別れの季節・・・。

少し寂しい気持ちと、傷心があるかもしれません。

けれど4月になれば、また新しい出会いもきっとありますよね。

そんな季節に先駆けて、今月も新しい物語と出会うべく、

Kindle Unlimited 読み放題」対象作品の中から、

私が読みたいと思う小説5作品を選んでいきたいと思います。

先月アップした「2月に読みたい小説5選」の記事がこちら⏬です。

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それでは、2024年3月に読みたい小説5選を選んでいきましょう!

『岩窟姫』 近藤史恵

3月に読みたい小説5選1作品目に選んだのは、

近藤史恵さんの『岩窟姫』です。

人気アイドル、謎の自殺──。彼女の親友・蓮美(れみ)は呆然とするが、その死を悼む間もなく激動の渦に巻き込まれる。自殺の原因が、蓮美のいじめだと彼女のブログに残されていたのだ。まったく身に覚えがないのに、マネージャーにもファンにも信じてもらえない。全てを失った蓮美は、己の無実を証明しようと立ち上がる。友人の死の真相に辿りついた少女の目に映るものは……衝撃のミステリー。

Amazon紹介文より

アイドルの謎の自殺と、ブログに残された「いじめ」の告発。

なんだかとてもタイムリーなテーマと感じるのは、不謹慎でしょうね。

でも、SNSの負の力がどうしても悲劇を生んでしまう現在、

小説の世界でも、避けては通れない問題ではないでしょうか?

そこにミステリ要素が絡むなら・・・、

一体何が起きているのか、物語の世界に入り込むのは避けられませんね。

3月に読みたい小説1作品目はこの、

岩窟姫』に決めたいと思います。

2024年3月13日 読了ポスト


『帝都地下迷宮』 中山七里

今回2作品目に選んだのは、

中山七里さんの『帝都地下迷宮』です。

この「今月読みたい小説5選」ではすっかりレギュラーメンバーになった、

中山七里さんの作品を3月も選びました(^.^)

東京の地下鉄廃線跡に、潜む集団の目的とは? 著者が初めて挑む「鉄道」ミステリー。鉄道マニアの公務員、小日向はある日、趣味が高じて、廃駅となっている地下鉄銀座線萬世橋駅へと潜り込む。そこで思いがけず出会ったのは、地下空間で暮らす謎の集団。身柄を拘束された小日向に、彼らは政府の「ある事情」により、地下で生活していると明かす。その地下空間で起こる殺人事件。彼らを互いにマークする捜査一課と公安の対立も絡み、小日向は事件に巻き込まれていく。

Amazon紹介文より

上記の紹介文にあるように、

東京の地下鉄廃線跡に潜む集団」というワードだけで、怪しさ満点ですね。

その集団が地下で生活している理由「政府のある事情」とは?

ん!「別班」みたいな特殊機関とかでしょうか?

なんかゾクゾクしますね。

そこに公安や捜査一課が絡んでくるとか、

気になって仕方ありません!

今月読みたい小説2作品目は、

中山七里さんの『帝都地下迷宮』で決定です。

2024年3月16日 読了ポスト

『浄天限謎とき異聞録』 一色美雨季

次に3作品目に選んだのは、

一色美雨季さんの『浄天限謎とき異聞録』です。

この作家さんは初読みなのですが、

表紙とあらすじに何か惹かれるものがあり、読んでみたいと思いました。

第2回お仕事小説コングランプリ受賞作でもあるようです。

…それは、人の心の奥を映し出す、摩訶不思議な力―。
時は明治。浅草の人気芝居小屋「大北座」の跡取り息子・由之助はある日、馴染みの警官から頼み事をされる。

それは、魚目亭燕石と名乗る“訳有り戯作者”の世話役になってほしいというもの。燕石は「浄天眼」の持ち主で、物に触れるとそれが持つ“記憶”を、人に触ると読心術が出来てしまうが、それが嫌で家に引きこもり、戯作を書きながら女中の千代とともに静かに暮らしているという。だが、由之助や警官によって呪いや殺人事件に巻き込まれていき…?

Amazon紹介文より

上記の紹介文によると、

主人公の「魚目亭燕石」は「浄天眼」という能力を持っているらしいです。

それは、「物に触れるとそれが持つ”記憶”を、人に触ると読心術」ができるとか。

いわゆるサイコメトラーみたいなものでしょうか?

それが嫌で家に引きこもっているということですが、

知りたくもない情報が勝手に流れ込んできたら、それはウンザリもしますよね。

でも、その能力が事件解決につながるなら…、

やはり、ほっといてもらえないでしょうね😅

ということで「浄天眼」で事件の謎を解き明かす、

謎解きレトロ浪漫ミステリシリーズ」です。

今回ありがたいことに、なんとシリーズ2巻3巻読み放題対象になっています!

第2巻:『浄天眼謎とき異聞録 下 〜明治つれづれ推理

第3巻:『浄天眼謎とき異聞録 〜双子真珠と麗人の髪飾り

の1巻から3巻までが、現在「Kindle Unlimited」で読むことができます。

この機会のイッキ読みするのもいいかもしれませんね。

2024年3月19日『浄天眼謎謎とき異聞録 上』読了ポスト

2024年3月20日『浄天限謎とき異聞録 下』読了ポスト

2024年3月21日『双子真珠と麗人の髪飾り』読了ポスト

『ピアノマン 「BLUE GIANT」雪祈の物語』南波永人

さて、3月に読みたい小説、4作品目に選んだのは、

南波永人さんの『ピアノマン』です。

サブタイトルに「『BLUE GIANT』雪祈の物語」とあるように、

漫画と映画で注目を集めた「『BLUE GIANT』のもうひとつの物語」です。

沢辺雪祈は、言葉を覚えるより先に音を覚えた――。
幼い頃、音が「色」に見えた少年は、やがてジャズの魅力に取り憑かれ、運命の仲間たちと出逢う。目指すは日本一のジャズクラブ「ソーブルー」での10代トリオ単独公演!
ただ真っ直ぐに、ただただ真摯にピアノと向き合い続ける青年は、夢の舞台で磨き上げたソロを響かせ、喝采を博すことができるのか!?
大人気コミックのストーリーディレクターが魂を込めて書き下ろすフルボリューム音楽小説!!
漫画でも映画でも描かれなかった『BLUE GIANT』もうひとつの物語。

Amazon紹介文より

本家の『BLUE GIANT』は、私は残念ながら見ていないのですが、

映画の予告編を見て、なんかジャズの渋い魅力を感じる作品だなと思いました。

その外伝みたいなものでしょうか、

今回この『ピアノマン』が「Kindle Unlimited 読み放題」の対象になっていました。

まず、この表紙画像に惹かれました。

まるでピアノトリオが演奏するジャズが聞こえてくるようで・・・。

読む前から物語世界に引き込まれます。

この作品を読んで気に入ったら、

本家の『BLUE GIANT』にもトライしたいと思います。

今月読みたい小説4作品目は、

ピアノマン『BLUE GIANT』雪祈の物語」で決定です。

2024年3月18日 読了ポスト

『烏に単は似合わない』 阿部智里

3月に読みたい小説5選、ラストの5作品目に選んだのは、

阿部智里さんの『烏に単は似合わない』です。

こちらも初読みの作家さんなのですが、

最近書店店頭で、この「八咫烏シリーズ」の最新刊、

望月の烏』が平積みされていて、「アニメ化決定」という帯が目につき

気になっていたものです。

Amazonのキャッチにも「累計200万部突破&アニメ全国放送決定!」とあります。

そのシリーズの1巻から3巻が、なんと読み放題対象になっているではありませんか!

これは読んでみるしかありませんよね!!

人間の代わりに「八咫烏」の一族が支配する世界「山内」では、世継ぎである若宮の后選びが今まさに始まろうとしていた。朝廷での権力争いに激しくしのぎを削る四家の大貴族から差し遣わされた四人の姫君。春夏秋冬を司るかのようにそれぞれの魅力を誇る四人は、世継ぎの座を巡る陰謀から若君への恋心まで様々な思惑を胸に后の座を競い合うが、肝心の若宮が一向に現れないまま、次々と事件が起こる。侍女の失踪、謎の手紙、後宮への侵入者……。峻嶮な岩山に贅を尽くして建てられた館、馬ならぬ大烏に曳かれて車は空を飛び、四季折々の花鳥風月よりなお美しい衣裳をまとう。そんな美しく華やかな宮廷生活の水面下で若宮の来訪を妨害し、后選びの行方を不穏なものにしようと企んでいるのは果たして四人の姫君のうち誰なのか? 若宮に選ばれるのはいったい誰なのか?

Amazon紹介文より

上記のAmazonの紹介文を見ただけでも壮大なストーリーが想像されます。

現在、文庫で6冊のシリーズらしいので、なかなかの読み応えですよね。

今回読み放題の対象になっているのは1巻から3巻までです。

続く第2巻は、
烏は主人を選ばない

そして第3巻が、
黄金の烏

ということで、シリーズ3巻が読み放題で読めちゃいます。

4月にNHKでアニメ放送スタートとのことなので、

この機会に3巻の内容まで先取りしておくのもいいかもしれませんね(笑)

NHKの公式サイトはこちら⏬

ということで、「Kindle Unlimited」読み放題で、3月に読みたい小説5選

締めの5作品目は、

阿部智里さんの『烏に単は似合わない』と、シリーズ3巻までを選びました!

2024年3月24日『烏に単は似合わない』読了ポスト

2024年3月27日『烏は主人を選ばない』読了ポスト

2024年3月29日『黄金の烏』読了ポスト

まとめ

いかがでしたでしょうか。

毎月月初に、その月の「Kindle Unlimited 読み放題」対象作品から、

私が読みたいと思う小説5作品を選ぶ企画は、

私の毎月の楽しみでもあります。

なんといっても、今回選んだように初読みの作家さんに出会える機会が増えたこと、

こうしてブログに残していることで、私自身の読書記録にもなっていること。

それが楽しみで続けています。

あとは、この記事を読んでくれた方にとって、

何か読書の参考にしてもらえたらうれしいです。

それでは、お読みいただきありがとうございました。



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