2024年4月の読み放題から読みたい小説5選
いよいよ今日から4月です!
新年度の始まりですね!!
新入学、入社と新生活を始める方も多いかと思います。
新しい出会いもあり、桜も咲き始めるこの頃、なんだかウキウキしますね。
そして、読書でも新しい出会いを求めて、
今月も「Kindle Unlimited 読み放題」対象作品の中から、
私が読みたいと思う小説5作品を選んでみたいと思います。
先月アップした「3月に読みたい小説5選」の記事がこちら⏬です。
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それでは、2024年4月に読みたい小説5作品を選んでいきましょう!
『Blue(ブルー)』 葉真中顕
4月に読みたい小説5選の1作品目に選んだのは、
葉真中顕さんの『Blue(ブルー)』です。
3月末に読了した『ロストケア』の作者さんの作品が読み放題対象になっていたので、
引き続き読んでみることにしました。
平成一五年に発生した一家殺人事件。最有力容疑者である次女は薬物の過剰摂取のため浴室で死亡。事件は迷宮入りした。時は流れ、平成三一年四月、桜ヶ丘署の奥貫綾乃は「多摩ニュータウン男女二人殺害事件」の捜査に加わることに。二つの事件にはつながりが……!? 平成という時代を描きながら、さまざまな社会問題にも斬り込んだ、社会派ミステリーの傑作!
Amazon紹介文より
物語は一家四人殺人事件の謎を追うところから始まります。
殺されたのはその家で暮らす夫婦とその長女、
そして夫婦にとっては孫である長女の5歳の息子でした。
そして、殺人の実行犯と思われる次女はおそらく犯行後に、
薬物の過剰摂取による心不全により浴室で死亡した状態で見つかりました。
一見、被疑者死亡で解決するかに思われたのですが、
現場検証の結果不可解な事実が・・・。
事件は未解決のまま、長期化することになったのです。
それが15年以上後の殺人事件とつながりが・・・!?
うーん、どんな真相が隠されているのでしょうか?
先に読んだ『ロストケア』が、とても考えさせられる作品だったので、
今回も自ずと期待が高まります。
Kindle Unlimited 読み放題で、4月に読みたい小説1作品目は、
この『Blue(ブルー)』に決めました。
2024年4月4日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) April 4, 2024
子供は親を選べない
生活も性格も破綻した親の元に産まれたから
ブルーは、「親の愛」を知らずに育った
だからなのか、
彼は「力」を持つものに虐げられる
弱い存在を助けようとした
それは同時に、
「悲しい懺悔」でもあったのだろうか🥺#Blueブルー#葉真中顕 pic.twitter.com/fUk9Hh4Ot7
『そのひと皿にめぐりあうとき』福澤徹三
さて次に2作品目に選んだのは、
福澤徹三さんの『そのひと皿にめぐりあうとき』です。
福澤さんの作品は今までに『群青の魚』、『亡者の家』の2作を読んでいます。
どちらも面白かったので、本作も是非読んでみたいと候補に入れました。
1946年、戦争で両親と住まいを失った里見滋は、焦土と化した東京を放浪し、飢えと貧困に苦しむ。2020年の東京、コロナ禍で自粛生活を続ける洲崎駿は、父の勤務先が倒産し、楽しかった高校生活が破綻する。絶望の淵から這いあがろうともがくふたりを待っていたのは、驚くべき運命の巡りあわせだった。心にしみる感動と勇気がみなぎる傑作長編。
Amazon紹介文より
上記のAmazonの紹介文を見た感じでは、
私が読んだ福澤さんの2作とは少し趣が違うのかな?と思います。
戦中戦後の貧困に苦しむ若者と、コロナ禍で生活が破綻した高校生とに
なんらかの繋がりがあるのでしょうか?
「絶望の淵から這いあがろうともがくふたりを待っていたのは、驚くべき運命の巡り合わせだった」
とは、なんとも気になるフレーズですね。
さらに「心にしみる感動と勇気がみなぎる傑作長編」となると、
これは読むしかありません!
4月に読みたい小説5選の2作品目は、
福澤徹三さんの『そのひと皿にめぐりあうとき』で決定です。
2024年4月7日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) April 7, 2024
戦後の混乱期
戦禍で家族も家も無くし
地下道で雨風を凌ぎ
飢えに苦しむ日々を送る少年
新型コロナのパンデミックが世界を覆う中
生き辛さに苦しむ高校生
両者の物語が交互に紡がれ…
ラストにタイトルの意味を知って
涙しました😭
明けない夜はない✨#そのひと皿にめぐりあうとき#福澤徹三 pic.twitter.com/4cnUt1dDjO
『帝都ハイカラ探偵帖』霜月りつ
4月に読みたい小説、3作品目に選んだのは、
霜月りつさんの『帝都ハイカラ探偵帖』です。
この作品は、2月にシリーズ4作を読んだ『神様の用心棒』の外伝だそうです。
『神様の用心棒』シリーズがとても気に入ったので、
この外伝も選んでみました。
『神様の用心棒』シリーズ4作については下記の2月の記事で紹介しています。
よかったら参考にしてください。
明治四十四年――時代の終わり。
母親を殺害した犯人を見つけるために探偵事務所を開業したダイアモンド・パーシバル。
しかし、日曜日にしか営業していない事務所は今日も閑古鳥が鳴いている。
所長であるダイアが依頼を選り好みしているのも要因だ。
ある日、千里眼実験の催しの看板を見つけたダイアは使用人の十和を伴い会場に向かうことに――。千里眼の少女、幽霊屋敷、過去に閉じ込められた人々……次々と帝都で起こる不可解な事件を少年探偵とその使用人が解決していく明治怪奇譚。
Amazon紹介文より
この作品のサブタイトルは『〜少年探偵ダイアモンドは怪異を謎解く〜』です。
この少年探偵の名前が、「ダイアモンド・パーシバル』です。
本編を読んだ方はピンときたと思うのですが、
私も主要登場人物の「貿易商パーシバル」と身内なの?と思いました。
どうやら本編でパーシバルの姪っ子として登場した「エリザベス」の甥っ子らしいです。
ということで本編よりは少し時代が後の物語のようです。
その少年探偵が「次々に帝都で起こる不可解な事件を」解決していく!
というのですから、面白そうではないですか?
4月に読みたい小説3作品目は、
この『帝都ハイカラ探偵帖〜少年探偵ダイアモンドは怪異の謎を解く』に決めました。
2024年4月8日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) April 8, 2024
『神様の用心棒』シリーズ外伝✨
本編からほぼ三十年後の東京のお話
貿易商パーシバルの姪っ子リズの甥っ子
ダイアモンドが探偵事務所を立ち上げる
事件解決で名をあげれば
未解決の母親の事件に近ずけるかと…
探偵の助手役「十和」が良いな
シリーズ化の予感😊#帝都ハイカラ探偵帖#霜月りつ pic.twitter.com/xhF0OM1y0B
『拝み屋つづら怪奇録』猫屋ちゃき
次に4月に読みたい小説4作品目に選んだのは、
猫屋ちゃきさんの『拝み屋つづら怪記録』です。
こちらは初読みの作家さんです。
この「拝み屋」というタイトルと表紙絵に惹かれたいわゆる「ジャケ買い」ですね(笑)
時に人は鬼となる――
紗雪の身の周りで不審な事故が相次いでいた。
Amazon紹介文より
奇妙に感じた家族からお寺でお祓いをするようにすすめられお寺に向かうことに。
しかし話を聞いた住職は津々良という拝み屋を紹介し――?
本作の紹介キャッチに「ほんのりダークな現代怪異譚」とあります。
身の回りで起きる怪異を、イケメン拝み屋さんが祓っていく感じでしょうか?
5章からなる連作短編集のようなので、どんな怪異が現れるか楽しみです。
なお、この作品の続編でしょうか、
『拝み屋つづら怪奇録〜異聞拾集編』も読み放題の対象になっています。
一作目が面白かったら、この機会に引き続き読みたいと思います。
4月に読みたい小説4作品目は、
この『拝み屋つづら怪奇録』を選びました!
2024年4月9日 読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) April 9, 2024
紗雪の周囲に不審な事故が相次ぐ
母親にお寺でのお祓をすすめられるが
話を聞いた住職は津々良という拝み屋を紹介する
教えられた住所に向かうと
拝み屋は着物に身を包んだ美形の男性だった
彼との出会いで
少しずつ自分の課題を見つけ
成長していく
紗雪の物語です✨#拝み屋つづら怪奇録 pic.twitter.com/yBqF5EAq01
2024年4月17日『異聞拾集篇』読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) April 17, 2024
シリーズ2作目✨
周りの人々に不審な事故が相次ぎ
何かの障りを恐れた紗雪は、
拝み屋の津々良に救われた
正しい生活を取り戻すためにもと、
勧められ津々良の助手になった紗雪
二人で過ごし、
いくつかの怪異にふれながらも
成長していく姿が微笑ましいです☺️#拝み屋つづら怪奇録#異聞拾集篇 pic.twitter.com/FPURCrEyOk
『質屋からすのワケアリ帳簿』 南潔
さて、4月に読みたい小説5選、ラスト5作品目に選んだのは、
南潔さんの『質屋からすのワケアリ帳簿』です。
こちらも初読みの作家さんです。
今回「Kindle Unlimited 読み放題」対象作品を見ていたら、
やたらにこのタイトルが目に止まりました。
というのもこの作品は現在6巻まで出ているようなのですが、
そのうち5冊が「読み放題対象」になっているんです!
まずは上記の『〜大切なもの、引き取ります。〜上』
そしてその下巻の『〜大切なもの、引き取ります。〜下』
そして3巻の『〜シンデレラと死を呼ぶ靴〜』
さらに4巻の『〜パンドーラの人形師〜』
さらに、さらに5巻の『〜双生の祝い皿〜』
なんと、これら5冊が読み放題で読めるんです。
この機会にイッキ読みするのもいいのではないでしょうか。
妖しい質屋に持ち込まれる物はいわく付き?金目の物よりも欲しいのは…。不穏な事件が幕を開ける――。
Amazon紹介文より
妖しい質屋に持ち込まれる物はいわく付!? ダーク系ライトミステリー!
新卒で入った会社を理不尽な理由でクビになった千里は、家賃を払うため両親の形見の結婚指輪を換金しようと「質屋からす」を訪れる。しかし店主・烏島に全く相手にされず意気消沈して店を出ようとすると、ある取引を持ちかけられた。それは千里の『ある能力』を金で買いたいというもので――。烏島が引き取るのは金・銀・宝石ではなく、金の差し歯が入った小瓶、客の歴代の恋人の合鍵の束、そして焼け焦げたペンダント。金目の物より客の大切なものが欲しいという妖しい店主の秘密とは……。
「金目の物より客の大切なものが欲しいという妖しい店主の秘密とは・・・」なんて、
表紙絵の妖しい雰囲気も相俟って、とても興味が惹かれます。
ということで、4月に読みたい小説5作品目は、
この『質屋からすのワケアリ帳簿』シリーズに決めました!!
2024年4月10日『質屋からすのワケアリ帳簿 上』読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) April 10, 2024
上司の不正に気づいた千里は
逆に濡れ衣を着せられ退職に追い込まれた
金に困って両親の形見の結婚指輪を
質屋からすに持ち込むが、
店主・烏島に「それは君の大切な物じゃない」と買取りを断られる
その代わり
千里の持つ「力」を買いたいと持ちかけられ…#質屋からすのワケアリ帳簿上巻#南潔 pic.twitter.com/xikeSKw2mQ
2024年4月11日『質屋からすのワケアリ帳簿 下』読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) April 11, 2024
他人の不幸や欲にまみれた品を好む
質屋からすの店主・烏島
彼に特殊能力ごと買い取られた千里は
地元の名士・七杜家の長男・宗介の依頼で
失踪した使用人の捜索をするが…
そこで千里が見たものは、
古くから伝わる因習と人の欲望
意外な結末に新たな展開の予感😳#質屋からすのワケアリ帳簿 pic.twitter.com/hsR0gJvPDU
2024年4月13日『〜シンデレラと死を呼ぶ靴〜』読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) April 13, 2024
シリーズ3冊目です✨
今回の質草は、
リサイクル業者が持ち込んだ
片方だけの赤いダンスシューズ
千里の能力でそれを「視る」と
階段の下で頭から血を流し
倒れている女性の姿が…
このシューズはどんな経緯で
烏島のもとにきたのか?#質屋からすのワケアリ帳簿#シンデレラと死を呼ぶ靴 pic.twitter.com/rezEW9zWcm
2024年4月14日『〜パンドーラの人形師〜』読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) April 14, 2024
ある日、質屋からすで働く千里のもとに
元同級生の舞が訪れ
壺の焼印の入ったビスクドールを
買い取ってほしいと依頼するが
店主の烏島が買取を拒否したわけは…
シリーズ4冊目✨
今回は、千里と烏島コンビに亀裂が😥?
パンドーラの人形師はある意味怖いです🫥#パンドーラの人形師#南潔 pic.twitter.com/pQ82YyB2j5
2024年4月15日『〜双生の祝い皿〜』読了ポスト
#読了
— ken-ojisan|プチFIRE (@kenojisanblog) April 15, 2024
シリーズ5冊目
「質屋からす」に
美しい紅い皿が持ち込まれた
それは著名な陶芸家が
双子の娘の誕生を祝って焼いた
紅白二枚の皿の片割れだった
その二つの皿を巡る謎を軸に
人々の闇が浮かび上がって…
シリーズを読み続けるほどに
店長の怖さが…😰#質屋からすのワケアリ帳簿#双生の祝い皿 pic.twitter.com/84NmNXE72I
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今月も『Kindle Unlimited 読み放題」対象作品から、
私が読みたいと思う小説5作品を選んでみました。
先月に続いてシリーズ作品を選んだので、
全て読むと10冊になります。
新刊本でも気になるものがあるので、
今月も多忙な読書生活になりそうです(⌒-⌒; )
この記事が皆さんの読書の参考になればうれしいです。
お読みくださり、ありがとうございました。
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