定年退職前にやっておきたいことの進捗状況経過報告
いよいよ、7月も終わりですね。
8月末に定年退職を控える私は、現在年休消化中で「長い夏休み」を過ごしていますが、
同時に9月から始まる「第二の人生」への助走期間中でもあります。
7月も終わるので、今回は助走期間前半の振り返りをしてみたいと思います。
話がそれますが、夏休みというと以前「ぼくのなつやすみ」というゲームが好きでした。
井上陽水の「少年時代」をBGMにして、昆虫採集をしたり、海で泳いだり。
その世界観が、子供の頃熊本の親戚の家で一夏過ごした想い出とシンクロして、懐かしい思いでプレイしていたことを覚えています。
さて、話を戻して、7月の振り返りです。
定年退職前後の手続き進捗状況
定年退職前後の諸手続きについて、自身の確認のためにも下記の記事でまとめていました。
まずは、この各内容について状況を確認していきましょう。
会社への提出書類について (提出完了)
会社への提出書類は早めの対応が必要でした。
- 退職願
- 競業避止および守秘義務に関する誓約書
この2点について早期提出が求められていましたので、初期段階で提出済みです。
退職金受け取り方法の決定 (方針決定)
退職金の受け取り方法を検討しました。
一時金で受け取るのか、年金か、それとも一時金と年金の併用を選択するのか?
それぞれメリット、デメリットはありますが、私は一時金での受け取りを選択しようと思います。(もっとも会社からの申請書類待ちなので手続きはまだですが)
「確定給付年金」と「確定拠出年金」のそれぞれについて手続きが必要なので、8月末からが勝負です。
住民税(市・県民税)の支払について(完了)
退職後に今年度の残りの住民税を支払う方法が2通りありました。
- 一括徴収
- 普通徴収
のどちらかを選択することになります。
私は、後で役所に振り込む手間を避けて「一括徴収」を選択しました。
その結果、起きた顛末については以下の記事で以前お伝えした通りです。
7月分の給与でマイナスになった分も振り込み完了したので、この件については完了です。
健康保険について (方針決定)
健康保険については、在職中の保険を2年間延長できる「任意継続被保険者」となるか、
「国民健康保険」に加入するかの選択がありました。
こちらは、市役所の窓口で「国民健康保険」の保険料を試算してもらって、そのあまりに高額なのに驚き、「任意継続」を選択することで方針決定です。
市役所での詳細は↑を参照してください。
国民年金 任意加入と付加年金(方針決定)
国民健康保険料の見積もりで市役所に行ったついでに、「任意加入の国民年金」と「付加年金」についても確認してきました。
私の場合、60歳到達時点での保険料払い込み月数が480月に達していないので、年金受取額が満額になりません。
そこで、「任意加入」と「付加年金」を検討していましたが、実際に市役所の窓口で相談してみて、どちらも加入することに決定しました。
9月になったら、そっこーで市役所に手続きに行きます。
雇用保険について (未着手)
雇用保険の基本手当を受給するためには、ハローワークでの手続きが必要ですが、
こちらは退職後でないと進めることができないため現時点では未着手です。
財形貯蓄・給与天引き個人年金 (完了)
こちらは、早期に人事部に申請書類を提出したので早い段階で完了しました。
解約金は既に、口座に入金済みです。
生命保険(団体払い) (解約手続き完了)
生命保険については、団体保険から個人支払いに変更する必要がありましたが、
この機会に保険自体の必要性を見直した結果、解約することにしました。
保険会社に解約の旨を連絡し、既に解約手続きも完了しました。
後は、解約返戻金が振り込まれるのを待つだけです。
長年続けてきた保険でしたが、結構あっけなく手続き完了しました。
持株会の脱会手続き (完了)
会社が東証一部に上場して以来、社内持株会で自社株の購入を続けてきました。
退職に伴い、持株会からも脱会することになるのでその手続きが必要でした。
所定の申請書も提出して、この件については完了です。
持株会用の証券口座で株式を受け取ったら、使い勝手の良いオンライン証券会社の口座に移管するつもりです。
老後不安と向き合う
世間で話題になる老後不安について、自分なりに考えてみました。
現時点で想定される問題についてあらかじめ解決方法を検討しておくというスタンスです。
今後実際にその渦中に入れば、想定外のこともあるかもしれませんが、ある程度覚悟はできたと思うので不安要因と向き合うことはできたかなと思います。
Part1.「老後資金の不安」について
第一に、老後資金についての「不安」について確認しました。
まず大切なのは、現状を把握してその中から無駄をなくすことで、「本来の必要な生活費」を明確にするということでした。
その次に、将来を見通したライフイベントを洗い出し、現状の資産と今後の収支を試算したキャッシュフローを作ってみること。
それによって、問題点を明らかにしてその対策を準備することで、漠然とした不安からは抜け出せそうですね。
Part2.「健康面の不安」について
第二に、健康面の不安について確認しました。
いくら長生きできるようになるとは言っても、健康でなければ楽しめませんよね。
できれば家族に介護の手間とかをかけたくないですし。
健康面の不安に対処するには、やはり身体的な健康と精神的な健康の両面から考える必要があります。
身体の健康については、適度な運動習慣をつけましょうということを確認しました。
精神面の健康については、脳のシナプスには可塑性があるということと、「脳の健康維持に必要な10項目」について見ていきました。
健康維持にも日々の積み重ねが大切だということでしたね。
Part3.「孤独」への不安について
第三に、孤独について確認しました。
この件については、若干私の考え方が偏っている可能性もありますが、
それほど、孤独を恐れる必要はないのでは?という考えです。
この時の記事では「かもめのジョナサン」を象徴的に使用しました。
「孤高」と「孤独」との違いが大切だと私は思っています。
「孤独」を嘆くのか、「孤高」に生きるのか、
それはその人の哲学の問題ではないでしょうか。
人は生まれる時はひとりで生まれ、いつかひとりで死んでいきます。
元来、人は孤独な存在と言えると思います。
だから、実際にひとりになる前から、ひとりになることを恐れるのはやめませんか。
というのが私の提案です。
ケンおじさんの本棚
おじさんの本棚から紹介した本は、8冊になりました。
第1回 伊藤左千夫 『野菊の墓』
第2回 太宰治 『人間失格』
第3回 村上春樹 『風の歌を聴け』
第4回 ツルゲーネフ 『初恋』
第5回 夏目漱石 『こころ』
第7回 梶尾真治 『美亜へ贈る真珠』
第8回 森鴎外 『雁』
以上の8冊でした。
まだまだ、取り上げたい本は沢山あるのですが、これからも時間はたっぷりあるので徐々に紹介したいと思います。
おじさんの本棚を始めてみて思うのですが、こうしてあらすじをまとめ直して、過去に自分が感じた感想を書き出していくと、さらにその作品に愛着が湧くような気がします。
かなり昔に読んだ本で、記憶が薄れていたりしてもその時の感動だけはなんとなく覚えている作品とかありますよね。
そういうものをこうしてまとめていると、当時の感動が蘇るような感覚がする時があります。
読書好きのあなたも一度試してみてはいかがでしょうか?
まとめ
セカンドライフへの助走期間「前半」は、このような活動をしてきました。
こうして振り返ってみると自分なりに充実しているのではと思います。
明日からの後半戦、さらに助走を進めて、8月末に高くジャンプできるようにしたいと思います。
コメント