Kindle Unlimited 読み放題で、
この夏読みたいホラー小説5選
早いもので、7月も半分過ぎました。
そろそろ梅雨明けも近いようですね。
今月1日にアップした記事「Kindle Unlimited で7月に読む小説5選」
の5作品を先日読了しました。
今回の作品もどれも楽しめるもので良かったです。
上記の記事に、それぞれの作品の読了ツイートを貼り付けていますので、
よろしければ参照ください。
月初に選んだ作品を読み終わったので、
7月後半に読みたいものを再度選んでみたいと思います。
梅雨明けしたらいよいよ本格的な夏の到来ですよね。
夏といえば・・・、はい、やっぱりホラー小説ではないでしょうか?
怖いのに、なぜか読みたくなる!
「怖いもの見たさ」というのはこういうことなのかな?
ということで、7月後半の「5選」は、
「Kindle Unlimited でこの夏読みたいホラー5選」にしたいと思います!
それでは、7月現在の「読み放題対象作品」の中から
「ホラー小説」5作品を選んでいきましょう。
「Kindle Unlimited」の詳細は下記のリンクからご確認ください。
Kindle本を読むなら「Kindle 6インチ16GB」モデルからがオススメです!
3ヶ月分の「Kindle Unlimited」が無料でついてくるのでお得に始めることができます。
『侵蝕』 櫛木理宇
さて、「この夏に読みたいホラー小説5選」まず1作品目に選んだのは、
櫛木理宇さんの『侵蝕 壊される家族の記録』です。
角川ホラー文庫からの作品で、
なんと言っても表紙の書影がこわすぎです;;
「ジャケ買い」と言っても過言ではありせん(汗)
皆川美海は平凡な高校生だった。あの女が、現れるまでは……。
幼い弟の事故死以来、沈んだ空気に満ちていた皆川家の玄関に、
弟と同じ名前の少年が訪れた。
行き場のない彼を、美海の母は家に入れてしまう。
後日、白ずくめの衣裳に厚塗りの化粧をした異様な女が現れる。
彼女は少年の母だと言い、皆川家に“寄生”し始め……。洗脳され壊れてゆく家族の姿におののく美海。
Amazon紹介文より
恐怖の果てに彼女を待つ驚きの結末とは……。
幼い弟を事故で亡くした女子高生「美海」の家の玄関に、
突然現れた「弟と同じ名前の謎の少年」。
行き場が無いという彼を家に入れたのが不幸の始りでした。
後日現れた、少年の母親だという女によって、
次第に家族が壊されていくというのです。
どんなふうに家族が壊され、どんな結末が待っているのか?
とにかくこの少年の母親とは何者なのか?
最近現実でも、ごく普通に見える女性によって洗脳された家族の事件が
あったかと思います。
一体どんな展開になるのでしょうか?
「この夏読みたいホラー小説」1作品目は、
この『侵蝕』にしたいと思います。
2023年7月20日 読了ツイート
『紗央里ちゃんの家』 矢部嵩
さて、「この夏読みたいホラー小説」2作品目に選んだのは、
矢部嵩さんの『紗央里ちゃんの家』です。
突然病死したという祖母の家に違和感を感じた小学5年生の「僕」が
こっそりその家の探索を始めたが・・・。
というお話のようです。
祖母が風邪で死んだと知らされた小学5年生の僕。叔母夫婦の家からは従姉の紗央里ちゃんの姿も消え、叔母たちの様子はどこかおかしい。僕はこっそり家中を探し始める。第13回日本ホラー小説大賞長編賞受賞。
Amazon紹介文より
祖母の突然の病死の連絡を受けて、叔母の家に向かった「僕」と父を
「招き入れた叔母の腕は真っ赤に染ま」っていました。
「従兄弟の紗央里ちゃん」も急にいなくなったということです。
紗央里ちゃんのことも祖母のことについても、
叔母夫婦は話をはぐらかしてばかり。
何か違和感を感じる僕でしたが、
さらに「洗面所の床からひからびた指の欠片を見つけ」てしまいます。
この家で何が起きているのでしょうか?
このゾクゾクする感じ、夏に読むホラーにぴったりな気がします。
「この夏読みたいホラー小説」2作品目は、
この『紗央里ちゃんの家』に決めました。
2023年7月22日 読了ツイート
『姉飼』 遠藤徹
「この夏読みたいホラー小説」3作品目に選んだのは、
遠藤徹さんの『姉飼』です。
この作品も、表紙の書影に惹きつけられました。
上の画像をご覧ください!
少女でしょうか?人形でしょうか?
「鎖骨あたりから上」「胴体」「腰から膝」「膝下から足首」
の4つのキューブ状の像がバラバラに配されています。
不気味ですね〜。怖いですね〜。
これもジャケ買いかもしれません;;
さぞ、いい声で鳴くんだろうねぇ、君の姉は――。蚊吸豚による、村の繁栄を祝う脂祭りの夜。小学生の僕は縁日で、からだを串刺しにされ、伸び放題の髪と爪を振り回しながら凶暴にうめき叫ぶ「姉」を見る。どうにかして、「姉」を手に入れたい……。僕は烈しい執着にとりつかれてゆく。「選考委員への挑戦か!?」と、選考会で物議を醸した日本ホラー小説大賞受賞作「姉飼」はじめ四篇を収録した、カルトホラーの怪作短篇集!
Amazon紹介文より
「小学生の僕は縁日で、からだを串刺しにされ、伸び放題の髪と爪を振り回しながら凶暴にうめき叫ぶ『姉』を見る」
って、一体、どんな状況なんでしょうか?
もうこの一文だけで、ゾワゾワするものを感じます。
さらに、そんな「姉」を見て、
「どうにかして『姉』を手に入れたい」と考える
小学生の「僕」の執着はどこから生まれるのでしょう??
不穏な謎に導かれるように、
この作品の世界に引き込まれる誘惑を感じます。
「この夏読みたいホラー小説」3作品目は、
この『姉飼』に決めました。
2023年7月23日 読了ツイート
『祭火小夜の後悔』 秋竹サラダ
次に「この夏読みたいホラー小説」4作品目に選んだのは、
秋竹サラダさんの『祭火小夜の後悔』です。
日常に潜む「怪異」を、
「祭火小夜」という登場人物が解決していくお話のようです。
毎晩夢に現れ、少しずつ近づいてくる巨大な虫。この虫に憑かれ眠れなくなっていた男子高校生の浅井は、見知らぬ女子生徒の祭火から解決法を教えられる。幼い頃に「しげとら」と取引し、その取り立てに怯える糸川葵もまた、同級生の祭火に、ある言葉をかけられて――怪異に直面した人の前に現れ、そっと助言をくれる少女・祭火小夜。彼女の抱える誰にも言えない秘密とは? 新しい「怖さ」が鮮烈な、第25回日本ホラー小説大賞&読者賞ダブル受賞作。
Amazon紹介文
夢に現れる巨大な虫に憑かれ眠れなくなった男子高校生。
幼い頃に「怪異」と取引してしまった女子生徒。
そんな「怪異」によるトラブルに巻き込まれた人たちに
祭火小夜は「そっと」助言を与えてくれるようです。
彼女がそんな能力を持つようになった経緯に関わるのでしょうか?
「彼女が抱える誰にも言えない秘密」があるようです。
日常の怪異を解決するというストーリーは、
これまでも読んだことがありますが、
この、「祭火小夜」というキャラクターがとても気になります。
「この夏読みたいホラー小説」4作品目は、
この『祭火小夜の後悔』に決めたいと思います。
2023年7月24日 読了ツイート
『子狐たちの災園』 三津田信三
さて「この夏読みたいホラー小説5選」ラストに選んだのは、
三津田信三さんの『子狐たちの災園』です。
どうもホラー小説は、表紙に惹かれるケースが多いみたいです。
作品の「怖さ」や「おどろおどろ」さを一目で読者に伝えようということなのでしょうか?
ホラー作品の表紙を見ると、
「あ〜、これ怖い物語なんだろうな〜」と思いながら、読みたい衝動に駆られます(汗;)
だから正直に言います!
これも第一印象は「ジャケ買い」です。
もちろん、その後内容についてもちゃんと確認してますよ(笑)
6歳の奈津江には、不思議な能力があった。誰かが失くしたものを探し出すことができるのだ。優しい両親とともに穏やかな日々を送る奈津江だったが、突然、立て続けに両親を失うという不幸が彼女を襲う。さらに、両親は自分の実の親ではないと知らされたのだ。呆然とする奈津江は、実姉を名乗る深咲に連れられ、父が経営する子どもたちの施設“祭園”に引き取られることになる。そこに暮らすのはわけありの少年少女たちだった。周囲を取り囲む黒い鬱蒼とした森、施設内をさまよう狐面の女、廃屋と化した“廻り家”と呼ばれる奇怪な祈祷所。やがて、奈津江の秘密が明かされるとき、惨劇が幕を開ける――。
Amazon紹介文より
6歳にして不思議な能力を持っていた「奈津江」。
不幸にも両親を失ってから、大きな転換点を迎える。
引き取られた先は、なんだか不穏な空気の漂う施設のようです。
そこで、「奈津江の秘密が明かされるとき、惨劇が幕を開ける」とは!
一体「奈津江」のみに何が起きるのでしょうか?
不思議な能力を持つ少女と、不幸な境遇。
何か尋常ではないことが起きそうで、気になって仕方ありません。
「この夏読みたいホラー小説」5選のラストは、
この『子狐たちの災園』に決定です。
2023年7月25日 読了ツイート
まとめ
いかがでしたか?
2023年7月、月初にアップした「今月読みたい小説5選」を読了したので、
7月後半に向けて「この夏読みたいホラー小説」5作品を選んでみました。
「Kindle Unlimited 読み放題」の対象作品から選んだ、
怖そうなホラー小説です。
このところ毎日じめじめして、不快指数の高い日々が続いていますが、
もう少しで梅雨も明けて、本格的な夏がやって来ます。
夏になると、テレビ番組でも「怪奇映像スペシャル」とか増えますよね。
読書好きの皆さんにも、ホラー小説の季節ではないでしょうか(笑)
熱中症対策としても、猛暑の中の外出は避け、
エアコンの効いた部屋でホラー小説で涼むのも、
日本の夏ですよね・・・きっと。
今回の記事が、何かあなたの読書の参考になればうれしいです。
コメント