老後不安を考える第一の課題は「老後資金」に関する不安解消でした。
次に多くのみなさんの関心事は、「健康管理」についてではないでしょうか?
人生100年時代と言っても、健康に過ごせる(自走できる)のはいくつまでなのか。
要介護の状態になって長生きしても、ちょっとどうかなと思いますよね。
最低でも、自分で身の回りの世話をできる健康状態は維持したいものです。
できれば、いくつになってもアクティブに趣味やライフワークに取り組めるようでありたいと思います。
「寿命」ー「健康寿命」=「X」
それでは、この「X」の値を極小にするにはどうすれば良いのでしょうか?
運動習慣を生活に組み込む
健康な身体を維持するためには、ある程度の活動量を維持する必要があると思います。
足腰が弱って歩行に支障が出始めると、つい外出が億劫になり活動量が落ちてしまうと聞きます。
逆に体調が良ければ、自然にあちらこちらへと足が向いてアクティブになれるものですよね。
となると、やはり必要な筋肉量をつけて、それを維持することは重要です。
もしも現在の筋肉量が少なめだったとしても、何歳からでも筋肉は増やせることが最近ではわかっています。
それなら、筋肉増加・維持できるような運動習慣を日々の生活に組み込んでしまうのはどうでしょう。
定年退職前の有休消化体制で「長めの夏休み」状態の私の日々の生活は↓こんな感じです。
- 朝6時 起床
- 6:15 〜30分程度 家の近所のウォーキング(畑脇の道を草花を眺めながら)
- 7:00 朝食(めざましテレビでざっくりニュースと天気予報を確認しながら)
- 8:00 奥さんを勤務先まで車で送る
- 8:30 〜 12:00 ブログ記事作成及び、クラウドソーシングで案件探し
- 12:00 昼食
- 13:30 〜 15:00 フィットネスクラブ(日替わりの筋トレとエアロバイク1時間)
※このエアロバイクの時間を利用して読書で情報のインプット - 15:00 〜 17:00 フィットネスクラブ前のフードコートでプログラミング学習
※愛用の「MacBook Air」持参でデザリングでつないでます。 - 17:15頃 奥さんを勤務先までお迎え
私の平日の日中のスケジュールは、だいたいこんな感じです。
朝、まだ涼しい時間帯のウォーキングと午後のフィットネスクラブは日常に組み込まれています。
逆にこれをしないと、なんか気持ち悪い感じがします。
週末2日間は、午前中ガッツリ筋トレや、スタジオレッスンで「ヨガ」をやったりしてます。
コアトレーニングで体幹を鍛えることも欠かしていません。
という感じで運動を習慣化しているので、同じ年代の「おじさん」の平均よりは、
筋肉量も多く、体脂肪率も抑えていると自負しています。
また、筋トレを習慣化して筋肉に意識が行くと、自然と食事にも気をつけるようになるみたいです。
この点でも健康習慣には良い影響がありそうですね。
運動習慣が今まであまりないという「あなた」は、軽いウォーキングや短時間のヨガがお勧めです。
私は、ステイホームが強化されていた期間は、家トレでYouTube動画のヨガをよくしてました。
私のお勧めは、Be-Life というチャンネルですが、
トレーナーさんの説明も丁寧で、10分くらいの朝ヨガから、じっくり取り組む本格ヨガまであるので、
気軽に始めることができると思います。↓にリンクを貼っておきますので一度ご覧ください。
https://www.youtube.com/c/BlifeTokyo/featured
予期せぬ病気や怪我はどうしても避けることはできないかもしれませんが、
自分でケアできる点は気をつけていきたいものです。
人生100年時代といっても、自分自身が何歳まで生きられるかはわかりません。
でも、「人生最期の日が来るまで」自分の「入れ物」である体は大切にしてあげたいと思います。
脳と心の健康を考える
肉体的な健康を追求することはもちろん大切ですが、「脳と心」の健康も重要ですよね。
「もう歳だから」と年齢を言い訳にして新しいことに取り組まないでいると、
どんどん老けていくような気がしませんか?
脳細胞をつなぐシナプスは確かに老化で減ってはいきますが、これには「可塑性」があって、
新しい経験や、知識をつけることでシナプスのはたらきを強めることができるそうです。
この「シナプス可塑性」に関するとてもわかりやす記事で、
東洋大学 生命科学部 生命科学科 児島 伸彦 教授へのインタビューがありました。
この下のリンクから参照してみてください。
https://www.toyo.ac.jp/link-toyo/life/synapticplasticity/
このインタビューの中で普段気をつけることとして以下の10項目が挙げられています。
■シナプス可塑性を増強する方法=“ボケ”を予防するための10ケ条
1.偏りのない食生活
https://www.toyo.ac.jp/link-toyo/life/synapticplasticity/
2.適度な運動をする
3.興味・趣味・生きがいを持つ
4.人とのコミュニケーションをとる
5.高血圧・高血糖・肥満にならないよう気をつける
6.アルコール・煙草は極力控える
7.ストレスが溜まらないようにする
8.ルーティンワークだけでなく、新しいことにチャレンジする
9.質の良い睡眠を取る
10.計画を立てるなど積極的に頭を使って考える
という10項目です。いくつかの項目は「体の健康維持」とも共通しますね。
それに、「脳の健康維持」という視点から参考にしましたが、この10項目を守ることは、
「心の健康」にもきっとつながっていくと思います。
ぜひ、これらの点を意識しながら日々を楽しく暮らしていきたいものですね。
ちなみに、10項目の中で私にとって一番ハードルが高いのは・・・。
「アルコールは極力控える」ですかね(汗)(笑)。
以上、この記事があなたの参考になれば嬉しいです。
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